至仏の後は温泉三昧のはずが・・・ 巻機山日帰り

09年5月9日

巻機山(m)


愛妻家の錆鉄人は
田圃で疲れた天女の為に
至仏山に登った後は温泉3つに入りながらのんびりと新潟県に入り、
翌朝巻機山に登って温泉に入って帰ってくる計画でした。

ところが、温泉よりも
畑のじゃがいもがかわいい天女は
1日で2つ登ってしまって家に帰り
10日はじゃがいもの土寄せをしたいと言い出したのでありました。





どうやって行くの
愛妻家の錆鉄人は、天女の切なる願いを聞き届けんと、鳩待峠から沼田ICまでを絶妙のドライブテクニックで燃費運転かつ出来るだけ早く走り、高速道路も覆面パトカーを気にしながら走り、石打ICで高速を下りました。
高速走行中に、ルート沿いのコンビニを検索しましたが該当なしだったので、ICを下りた所で最寄りのコンビニを検索しました。
逆方向ではありますが、国道17号線に出て1km程行った所が一番近かったので行きました。すると、コンビニとは名ばかり、食堂の横で手作りのおにぎりとパンを売っているだけ!
おにぎりはラップで包んだだけという手作り感一杯で、1個105円と155円の2種類がありました。155円のおにぎりは、普通の倍以上の大きさでコストパフォーマンスは良さそうでした。


という事でおにぎりとパンを買って来た道を戻り、高速入口から桜坂駐車場に行くのですが、ルート案内をしてくれません。
おかしいなと思って地図を見ると何と、最後の清水集落の前に通行止め表示が出ています。VICS情報を取得したので、通行止めの先への案内が出来ないという事のようですが、人が住んでいる集落へ行けないはずがないと車を進めました。
すると、何の事はない途中にコンビニもあるではありませんか!往復10分以上のロスをカーナビに文句を言っても始まりませんが・・・

桜坂駐車場
VICSが通行止めを知らせている位なので、集落までは行けても、その先は雪が除雪されていないのかと思いましたが、雪のカケラもなく、林道をスイスイ。
集落から桜坂駐車場の林道沿いでは数名のおじさん、おばさんが山菜採りをしていましたが、駐車場にもそれらしきおじさん、おばさんがいました。
車は約20台、料金徴収のおじさんはいません。錆鉄人は「ひょっとすると、まだ無料かも?」と淡い期待を抱きながら登山の準備をしました。

錆鉄人も天女も安物の登山靴、しかも防水スプレーもしていない上にスパッツもしていなかったので、至仏登山で靴下が濡れるどころか、中に水が溜まっていた位でしたが、一応靴下だけ履き替えて登山靴に足を入れました。
新しい靴下の効果で、ぐしょ濡れの厭な感じがありませんでした。



桜坂駐車場(登山口から)
登山口

手にはめているのは日焼け防止のカバーです
11:25 出発
林郷の先に山菜採りのおばさん


3合5勺 11:40
工事中

4合目 11:47
2山目なので天女の疲れが心配でしたが、
スタスタ歩いて行きます。


4合5勺 11:55
5合目 12:03

38分で5合目到着(12:03)

ここからの眺めは結構いいのですが、纏わりつく虫を嫌って天女はすぐに進みました。
やがて雪原に

しばらくは雪がありません。
3年前の6月より雪が少ないような感じでした。


天女は足跡を辿って進みます
天狗岩

下山者の足跡を辿ったので、6合目の天狗岩展望台には寄らずに来てしまいました


という事で、横からパチリ
7合目

12:57 暑さに慣れていないので堪えます



という事で天女も裾を下りあげました。
ふくらはぎが白いけれども
これは天女の素足です
ヤッター!巻機山だ?

13:31 2時間6分で到着。
えー!早い


実はニセ巻機山でしたが
暑さに参っていたので
巻機山頂上を「偽装」したのでありました。
本当の巻機山

ミセ巻機山から一旦、標高で60m程下ってから、本当の巻機山を目指します。鞍部の手前に避難小屋があり、学生と思われる男女が甲羅干しをしていました。


ということで、これが本当の巻機山
13:57 2時間32分で到着
頂上にいた調布の人としばし歓談。
雷の調査で福井にも来たことがあるとか・・・
本当の頂上

天女はもうイヤと言いましたが、本当の頂上目指して再出発。


本当、本当って・・・
いったい本当はどれなの?
本当の頂上から

かなりモヤって来ていました


本当の頂上から
本当の巻機山山頂へ戻ります
地塘

本当の頂上に戻る途中の地塘

14:25 山頂の標識の所に戻り、すぐに出発
この後の数枚は何故か白トビしていました


店巻機山から本当の巻機山を望む

カメラが壊れる前兆かも・・・
(新しいカメラを買う事を天女に納得させるための
作戦ではありません!)
下り

結構急な所を登って来ていたことが分かります


木の周囲だけ雪が解けています

天女は天狗岩には興味がないので
寄り道してくれません。
5合目

5合目到着 15:34

虫の一斉攻撃に遭っている天女は
立ち止まることなく下って行きました。


上る時と変わっていませんが・・・
駐車場に戻る

16:03 4時間38分で駐車場に戻りました。
山頂標識に到着して、そこから下山するまで28分だったので、単なる往復だけなら4時間10分しかかかりませんでした。予想以上に天女が快調だったという事です。

駐車場はさすがに車が少なくなっていました。
が、右側の車の陰にスーパーカブがあって、料金徴収のおじさんがしっかりといました。暑かったでしょう!とねぎらいの言葉を掛けてくれました。
有難うございましたと言って、素直に料金を払う錆鉄人でありました。


有磯海SAのレストランで食事

天女はかつ丼セット
錆鉄人は刺身定食でしたが
天女が食べ終わっても出てこないなんて・・・
作るのを忘れていたみたいで・・・
料金を返してもらって帰りました
(半分は食べていたので・・・)

帰宅
帰宅は22時少し前でした。
土曜日なので休日1,000円乗り放題、いつものように深夜になって高速を下りるように時間調整をする必要がないので早く帰れました。

車から下りたら、布団や装備を片付ける前に畑へ直行。たった1日でしたが土が土がまっ白に干からびています。さっそくホースを引っ張って水をかけてやりました。1日で済ませて帰って来たのは正解でした。


という事で、天女が気掛かりだったじゃがいもの土寄せは、10日に錆鉄人が代わってやりました。
錆鉄人は馬鹿力とスタミナが自慢なので、スコップで除雪したり鍬で畑を耕したりするのが得意です。普通の人なら1日でも済まないかもしれない作業ですが、ターミネーター錆鉄人は2時間で済ませました。(天女なら3日はかけて作業しますが・・・)
メデタシメデタシ!

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