錆鉄人のホームグランド? 白山
(登山回数が飛びぬけて多いという事で毎月登っている訳ではありません)

09年10月24日

白山(2,702m)


白山は錆鉄人にとって一番登山回数が多い山です。
(20回以上30回未満という所でしょうか)

福井には百名山の荒島岳がありますが、
低山なので夏場には登る気がしません。
(冬、ブナの新緑、紅葉の時期がお薦めの時期です)

白山は普通の登山者でも日帰り可能な山であり、
例年ゴールデンウィークには登山可能となり
11月上旬までは別当出合まで車で行く事が出来るので
12月〜3月を除いた8カ月が登山可能なのです。
(10月後半にはマイカー規制がなくなるのが◎)

錆鉄人的には
「神々の山」という感じを抱かせてくれる4月末が一番好きな季節ですが
もちろん、夏の高山植物はとても見応えがありますし、
紅葉も観光新道は物足りませんが、他のコースは見応え十分
特にお花松原は山頂から見ても足を延ばしたくなる素晴らしさ。

最後には新雪を踏みしめて登る初冬の白山
(勿論、お天気が条件ですが)
夏の雑踏が嘘のような山頂に立つと
身が引き締まるような済んだ空気の向こうに
槍穂が!
(この時期が可能性は一番の筈)





新パソコンへのデーター移設のドサクサで
写真のファイルを紛失して諦めていたのですが
偶然見つかったので2ヶ月遅れのアップとなりました

どうやって行くの?
我が家から新清水谷トンネルを抜け、池田町、美山町(現在は福井市)、大野市、勝山市と走り、谷峠から白峰村に入り、白山公園線を別当出合まで約80km、1時間半の道のりです。金無し錆鉄人なので、車中泊しない場合は天女のムーブで行きますが、谷峠の上りや市ノ瀬からの林道はパワー不足を感じます。
特に登山の計画はしていなかったのですが、天気予報で24日が快晴です。天女が頑張ってくれているので畑も特にする事はなく、勿体ないので山にでも行こうか、今時、近場で紅葉も盛りかも・・・と思っているうちに、今年まだ登っていない白山もいいかも・・・
かねてから行ってみたいと思っていた勝山の岩屋観音に寄って帰れば、タイムパフォーマンスも良好だ。(天女のムーブで行けば往復150kmで10リッターも消費しないので、もともとコストパフォーマンスは抜群なのです)

という事で、一応4時頃に自宅を出発し、5時半過ぎには別当出合から登山開始。天女の百名山全山日帰りも達成したので、これまでのようにヒーヒーハーハー登る必要はありません。(って、ここ数年、そんな登りをした事がありませんが・・・)
それでも頂上には4時間位で着いて、ガスが上がる前に槍穂を眺めたいと思っています。寒ければ室堂まで下ってカップラーメンを食べようかという計画です。
それにしても、70年ぶりに見つかったという白山の雷鳥さん、どこに棲息しているのでしょうか?発見されたのはメスが1羽だけ・・・、雷鳥って夫婦揃って見る事が多いのですが・・・夫婦仲良く暮らしているならいいけれど、一羽っきりなら可哀そうだな・・・と愛妻家の錆鉄人は思ってしまうでありました。

計画
別当出合:5:30
室堂   :9:00
頂上   :9:30
別当出合:12:30

永井旅館(秘湯を守る会)に日帰り入浴
岩屋観音の大杉見物

【実際】天気予報はハズレ!ずっと曇り(残念!)
別当出合出発:5:45
甚ノ助ヒュッテ:6:55(小休憩)
室堂:7:59
頂上:8:38
室堂出発:9:45(室堂でラーメン等食事)
別当出合:11:40(観光新道)
駐車場


今回は天女のムーブで行きました。
勝山市街から北谷峠までの上り坂ではパワー不足でアクセル一杯でもスピードが落ちる区間がありますが、白峰から先の白山公園線の狭い道路では便利だと考えての選択です。車中泊する訳ではありませんし、燃費も良いので地球にも優しい選択です。

という事で、市ノ瀬に到着、まさかゲートが閉まっているということはないだろうと走っていくと、無事通過可能でした。そこからは急な登りと急カーブ続き、慎重に走って駐車場入り口の分岐に到着。
手前の路側に登山者の車が駐車していて、スペースもあったのでここに駐車しました。
別当出合

トイレはまだ使えました。


という事で5:44出発です。
階段の要塞「白山」

確かこの辺りは急斜面で
トラバースしながら登っていた筈だけれど・・・


白山は完全に「階段の山」になってしまった!

日本一たくさんの税金を使って作った登山道!
ギネスブックに載るかもしれません。
中飯場

この辺りで紅葉は終わっている感じ

確認しませんでしたが
中飯場のトイレは使えた筈です


ここも税金で作った階段です
(以前からありましたが・・・)
地獄覗

何と!いつのまにか
ロープを張って立ち入り禁止に


自己責任で立ち入りましたが
怖いので1mほど下がった所から撮影
甚之助ヒュッテ

別に急いではいませんでしたが、
この辺りでパワフルにガッツガッツと登る
元気な女性に追い越されました


その人とここで話しをして
それからは一緒に歩きました。
南竜分岐

ほとんど平坦な所を除いて
豪華な階段が続きます。
この辺りは一番広い所で休憩ポイントにもなっています

こんなに税金を使うなら
トムラウシのぬかるみ対策をして欲しい
と願う錆鉄人でありました。


天女は不調です
延命水

健康で長生きして
天女と仲良く暮らせますように!


一緒に登ったサルビアのママさん
何と天女よりも年上だそうです

この辺りは昔はズルズルの険しい道だったのですが・・・
黒ボコ岩

岩の間から別山を望む


頂上にも雪はなさそううです
室堂




青石

青石の仏像


貧血で動けない天女
頂上

それからもゆっくりゆっくり登って
室堂から36分かかって頂上に到着


ママさんと記念撮影
大汝峰

向こうが霞んでいるのも
大汝の存在感が増していい感じでした


翠ヶ池
全面に薄氷が張っているようです
別山




大汝峰と剣ヶ峰
万年亀

サルビアのママさんが、「頂上の付近にカメさんが彫ってあると聞いたので探そうと思っている」と言ったので、錆鉄人も見たことがないので探しました。(聞いたのも初めてでしたが・・・)

ありました!


頂上の標柱の裏側の所です
下山



室堂で風を避けてラーメンを作りました。
これで天女もやっと元気回復です。
登山者が続々




来た時は閉まっていると思っていましたが
開いていました。
黒ボコ岩へ

弥陀ヶ原の気味地から離れたところに
気象観測計でしょうか?


何やら作業をしていました
観光新道を下る



蛇塚(じゃづか)付近
殿ヶ池ヒュッテ

別山


あまり登山っぽくない格好の2人連れが休憩していました

この辺り、ちょっと岩場のような所があります


ここでも岩の上に何やら計器のようなものが・・・
聞くとGPSを使って測量しているとか
胎内潜り




胎内潜り岩の反対側
紅葉


結構きれいに見えたのですが・・・
カメラは霞んでいます。

錆鉄人の目はハイビジョンだと分かりました


12倍?ズームで遠くの木を撮影
紅葉


紅葉の中を下る

この辺りが一番きれいでした


いい写真が撮れました
別当出合に戻る

という事で、11:40 別当出合に到着


確か数日後に板が外された筈です

錆鉄人は昔の吊橋ですが
板を外された所を渡りました。
すっごく怖かったです!
別当出合

ここには観光客もいました



観光へ
という事で、市ノ瀬へ戻って永井旅館の温泉に入り、勝山の岩間観音の大杉を見に行きました。どちらも、すっごく良かったです!


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