貸切の頂上 御在所岳

09年12月12日

御在所岳(1,212m)


御在所岳は百名山ではない。
ロープウェーで頂上に行ける。
滋賀県と三重県の県境なのに三重県側からしか登られない
(福井からみれば裏側!)

という事で
錆鉄人は登山の対象とはみていませんでした。
運動不足の天女の為に何処かに登ろうと考え
12月1日頃の天気予報では5日は晴れの予報だったので
暖冬で雪も少ない白山に登ろうかと思っていました。
HPを見ると別当出合までの白山公園線は通行可能
という事で、12月の白山に期待していたのですが
翌日辺りから天気予報は悪化
諦めるしかありません。

という事で、登山+温泉の楽しめる山として
物色して見つけたのが御在所岳でした。







どうやって行くの?
最初は12月5日に計画していました。折角なので土曜日に温泉に入って車中泊し、翌日登山し下山後も温泉という豪華な計画を考えた錆鉄人です。
ゼンリンのいつもNAVIで検索すると名古屋都市高速経由を指示しましたが、折角の高速1,000円を生かす為に草津JC回りで計算してみました。しかしながら、どちらもどう考えても大きく迂回していて走行距離が長くなり地球の為に良くないと思った錆鉄人は、関ヶ原ICから国道365号線を南下するコースを検討。
何と、70kmも短くなるではありませんか。しかもこれだけ差があると、到着時間も早くなりそうです。ここは山越えの道路ですが、20年ほど前に流星雨を見に行った頃と比べれば道路も良くなっているに違いないから問題はないだろうと思いました。(あの時もそれほど問題ない道であったと思いますが・・・)

という事で、地球の為に往復140km、ガソリンで10リットル分の二酸化炭素排出をセーブする心掛けの良い錆鉄人は、セーブしたガソリン代は気前良くおいしいものを食べようと思っていました。


という事でしたが・・・
3日に天女が何に躓いたのか、何かに引っかかったのか、玄関先でこけたのでした。音に驚いて飛んで行った愛妻家の錆鉄人でしたが、天女は何ともないと言うので良かったねと言っていましたが、翌朝顔をみるとまるでパンダのように目の周りが内出血で真っ青。登山は頭に衝撃を伝えるから良くないと思って5日は中止したのでありました。

という事で、1週間後にリベンジです。
天女の目の周りはかなり良くなり、内出血の影響で肌も黄色く見えていたのですが、それもかなり収まってきました。本当に何ともなくて良かったと毎日言っていました。
12日は夕方から天女は忘年会で、8時過ぎに帰って来てから出発、夜は道の駅菰野で車中泊しました。
登山計画
金無し錆鉄人なので当然、片道1,200円(往復2,200円)のロープウェーは使いません。というか、天女の運動不足解消が目的なんですから!
ロープウェー駐車場に駐車して(一度やられているので車上荒らしが怖いのです。ここなら安全性が高いと思われるので・・・)裏登山道を登り、中道から下山という御在所岳登山の黄金コースを選択(勝手に名付けましたが・・・)
もうこれからは、急がない登山の訓練のつもりで登山しようと思っている錆鉄人でありますが、下山後の温泉だけではなく、観光も・・・と欲張る所は変わっていません。


【実際】
5時半頃にロープウェー駐車場に着くと、駐車場は無料ではなく600円の表示があったので、駐車場の先の1車線となった急な下り坂の道路を温泉街に戻れるのではないかと思って進んで行くと・・・暗くてよく分かりませんでしたが、行き止まりのような・・・
これ以上進んで行き止まりになったら戻れそうにないと考え、苦労してバックで駐車場に戻り、元来た道路を引き返して温泉街に戻り、そこから温泉街の上のほうに走り(やはり1車線になりましたが)そのまま進むと鈴鹿スカイラインの手前の10台ほどの駐車場に到着しました。5〜6台が駐車していたので錆鉄人も駐車したのですが、すぐ向こうのスカイラインのゲート前の道路には20台位が駐車していました。がそちらにはガードレールがあって行けません。
そのうちに登山者の車がこちらの駐車場に入ってきました。駐車場が一杯となって車を出せなくなったらどうしようと考えた錆鉄人は、スカイライン側の駐車場に行く事にして、10km近く戻ってスカイラインに入り、さらに10kmほど走って通行止めゲートの前の駐車場まで走ったのでありました。
駐車場

通行止めゲートの前から撮影


ここが温泉街から上がった所の駐車場
出入り口が狭くその先は1車線で駐車スペースがなく
不届き者が駐車したら身動き不能となります
登山口

ここがゲート
戻ってくると工事車両?を出し入れするのか
ガードマンが赤色灯を持って立っていました。


登山口はゲートのすぐ先だと覚えていましたが、すぐ先には見当たらず不安にかられましたが、すぐに数人のグループがゲートから入ってきたので安心して進むとゲートから200m位の所に登山口の表示(ガードレールの板、結構小さかったです)がありました。
登山道

まあ、普通の登山道です


木の間越しのご来光

今回は急ぐ必要のない登山です。
汗をかかないように歩いていましたが、
後続の登山者はすぐに見えなくなりました。
おばれ石

パンダ顔なのでアップは無しです



おばれ石とは「負われ石」がなまったものらしい

おばれ石 その2

ちょっとした岩場を登ると


おばれ石
登山道

この日は強烈な風で、天女は吹き飛ばされそうな時がありました。
当然、ロープウェーは運航出来ません。(ただし、この時間はまだ運行時間ではないと思いますが・・・)


もろい岩の登山道
伊勢湾

伊勢湾に太陽が反射してきれいでした


頂上へいくには鞍部へ下りそうな雰囲気でした
地蔵岩

またまた不思議な岩が現れました!



地蔵岩

ちょっと離れた所から撮影するとこんな感じです。
節理の関係で岩が割れる事は理解出来ますが・・・


変化があって飽きない山ね!
頂上




記念撮影



残念ながら・・・
鳥居2つ




御嶽神社



何か向こうの方が高いような・・・
という事で、その辺りの案内図を見ると
三角点広場はスキー場の向こう

どうやら向こうが本当の頂上のようです。
レストラン アゼリア




御在所岳




工事中




工事中



工事中



工事中




工事中




工事中




工事中



林道出合




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