登山2山であとは温泉三昧 北海道大遠征

09年7月18日〜7月26日

北海道遠征


昨年は車上荒らしに遭い
スライドドアのガラスを割られカーナビを盗まれる
というアクシデントがありましたが
天女は百名山7山に登り、
愛妻家の錆鉄人は残す2山を制覇せんと
半年以上も前から計画を練っていたのでありました。





どうやって行くの?
さんざん研究し尽くした結果は、新潟まで高速を走り、新日本海フェリーで苫小牧東港に上陸し、帰りは秋田港に上陸して河原毛大湯滝と稲庭うどんを食べて帰るというスーパー素敵な計画になりました。




7月17日
計画通り、1時間早退し4時半過ぎに会社を出発。
準備は万端の筈でしたが、最終チェックや何やらで案外手間取って出発。
鯖江ICから高速に乗り、この日は金曜日で高速は1,000円乗り放題ではない(午後8時以降の平日3割引適用)ので、一つ手前の新潟西ICで下りるという金無し錆鉄人らしいケチケチ走行。
という事で、10時過ぎにはフェリーターミナルに到着。
天女に並んでもらって、窓際の場所を確保してもらいましたが、部屋の定員16人に対して8人という快適な船旅になりました。
北海道の旬は7月です。フェリー料金も安い(という事は旅客が少ないという事!)この時期の北海道を推奨します!

さて、フェリーの中では、翌日からの激務に耐えられるように休養に勤める必要のある錆鉄人、一刻でも早く眠れるようにと持ってきたビールを4本飲んで無事就寝出来たのでありました。(って、単に飲兵衛って事かも?)

【走行距離】419km
7月18日
フェリーは朝方秋田港に寄港し、再び苫小牧東港に向けて出港します。 
苫小牧東港到着は17時20分。

まだまだ長い航海の間、やはり静養に努める錆鉄人は、凍らせてきたのでまだ飲み頃の3本のビール(って、発泡酒ですが・・・)を昼までに飲んで大満足でありました。この間、向かいの人や隣の人と北海道の情報交換を行い、細心の気配りをする錆鉄人は余り眠れませんでした。



このように2等船室はゆったり!
1等や特等は確か満杯だったはずでです。
昼食バイキング
「昔程食べられなくなったわ」と嘆く天女ですが・・・錆鉄人よりも遅くまで食べ続けていました。

長いながい航海の間の楽しみと言うと、飲むことと食べる事しかありません。
錆鉄人は飲むだけでも満足ですが、愛妻家の錆鉄人は天女の為に昼食バイキングに行きました。(って、料金はたったの1,200円でしたが・・・)
昨年とは違ってまだ旅客が少な為か、そんなに並ばなくて済み、中もスカスカでした。


という事で
フェリーは予定通り17:20頃に苫小牧東港に到着。
上陸後は300km以上走行して「道の駅摩周温泉」まで行って車中泊の予定だったので、高速の無料区間を走って少しでも時間短縮を計る計画でしたが、同室で以前は北海道に住んでいたという国家公務員の人が、夜は営業していないスタンドが多いという忠告に従って、鵡川で給油する用心深い錆鉄人でありました。

という事で、弟子屈市内に到着すると、愛妻家の錆鉄人は天女の為にコンビニに寄って翌朝の食糧を買ってから道の駅に行きました。(って、冷たいビールを買うためでありましたが、恩に着せるのが錆鉄人流・・・)

という事で、この日の走行距離は332kmでした。
7月19日
当初は、北海道上陸と同時にトムラウシ短縮登山口まで走り、19日はトムラウシ登山の計画でしたが、出発前の天気図で19日の悪天候と20日以降の回復を読んだ錆鉄人は、この日は羅臼方面の温泉巡りに変更していたのでありました。


おもな行程は以下の通りです。
道の駅摩周湖温泉−屈斜路湖温泉群−羅臼温泉群−十勝川温泉−帯広豚丼−トムラウシ温泉東大雪荘
コタンの湯

観光客にも有名なコタンの湯は、早朝攻略に限ると思って4時には道の駅摩周湖を出発した錆鉄人。
駐車場に着いた時(4時15分頃)、先客が戻ってきて貸切に!
天女も安心して入浴しました。


コタンの湯は言われているように、脱衣所も温泉もきれいでした。
しかしながら、夜の間入る人がいなかったので温度調整する人がいなかったので、熱くて錆鉄人は真っ赤っかになりました。
という事で天女は早々に上がりました。ホースで水を入れましたがが、適温になるには数十分は必要な感じ、熱い湯に我慢して入っていた錆鉄人でした。

池の湯

コタンの湯から砂の湯に行く途中
標識に誘われて行きました。

入る気満々の天女でしたが・・・


温度はやや温めですが、長時間入っているには良いかもしれません。
でも、管理不十分というか、歩くと下から黒いコケのようなものが浮きあがってきて、結局天女は入りませんでした。
砂の湯


何処か掘った所があって、すぐに入れると思っていたのですが・・・そんな所もなく、立ち並ぶお土産屋さんが開店しないと、スコップも借りられません。さすがに、錆鉄人も福井からスコップを持ってこようとは思っていなかったものですから・・・

8時を過ぎたら観光客で温泉どころではないと思われるシチュエーションでしたが、人っ子一人いない砂の湯を記念撮影しただけで出発しました。
帰ろうとした時に、土産物屋さんが店を開け始めました。天女を見てお客さんだと思ったのでしょうが、ちょっと言葉を交わして車に戻りました。

和琴半島


和琴半島にはキャンプ場併設の露天風呂があり、一般人も入浴可能との事だったのですが、少し前から激しい雨が・・・

この先にあるとおぼしき露天風呂、さらには半島の奥の湖岸にあるという秘湯に入りたかったのですが、意気地無しの錆鉄人は諦めたのでありました。(天よが行かないというものですから・・・)

熊の湯(羅臼)

という事で、屈斜路湖から長躯、羅臼まで走りました。フェリーで同室だった国家公務員さんから途中にある川北温泉がいいよとのお勧めで、探しまわりましたが見当たらず、諦めて羅臼の熊の湯へ行きました。
男風呂には7〜8人の浴客がいましたが、皆さんマナーが良い印象でした。


天女が写した女湯

なんと、貸切だったのです!
ひかりごけ

愛妻家の錆鉄人は
いろいろと興味を持っている天女の為に
ひかりごけにも寄りました。

激しい雨の中でしたが
若い人達のバイクの集団も立ち寄りました。
反対側から来たので聞きましたが
相泊温泉には入らなかったとか。


これを読まないと
ひかりごけは見つけられません


まだカメラは人間の目に追い付いていないようです

目では光っているように見えたのですが・・・
標識は反射塗料で書かれていました。
日本最東端の温泉!相泊温泉

言った時は家族連れが入っていましたが
誰もいなくなったというので1枚

湯加減はちょうど良かったです




晴れていなくて残念でしたが・・・
セセキ温泉

錆鉄人が行った時、本当のセセキ温泉は海中に没していましたが、この浜の上のお土産屋さんが作ったと思われる写真の浴槽があったので、入浴しました。
折からの激しい雨、脱衣所もありませんが、天女に傘をさしてもらって服を脱ぎ、温泉に入りました。ここは写真のホースで温泉が入れられています。



道の駅羅臼

さて、山より温泉よりだんごの天女の為に、おいしい食事処を調査していた愛妻家の錆鉄人は、ガイドブックにあった店に行こうと思っていたのですが、来た時に寄った道の駅がお土産屋さんで買物をしたい天女は(ちゃっかり味見をする天女でした)道の駅の食堂で食べようというので、変更。
錆鉄人達が入ろうとすると、客は誰もいないので大丈夫かな?と心配になりましたが、写真のように大正解でした。
錆鉄人達が入っているのを見て安心したのか、続々とお客さんが詰めかけてすぐに満席になりました。


浜定食 1,500円だったかな?
すごい品数に感激、味も良かったです!

時鮭定食 1,100円だったかな?
天女は鮭好きなのです
純の番屋
道の駅から少し南下した所に、純の番屋がありました。来る時にも見つけて帰りに寄ろうと思っていたのでした。北の国からファンの錆鉄人にとっては、ひとつ勲章が増えた感じです。

建物はレストランになっていて昼食時でもあり、お客さんが続々、前の駐車場もほぼ満杯でした。
邪魔にならないように道路脇に車を停めて、写真を撮っただけで出発。この日はまだまだこなさなければならないスケジュールがあるからです。

帰りも川北温泉を探しながら走りましたが、やはり見当たらず。潔く諦めて帯広に向かいました。



十勝川温泉

ネットで北海道のお薦め温泉として紹介されたモール温泉の十勝川温泉に寄りました。天女は例によって、「温泉はもういいわ」と行っていましたが、珍しい植物性の温泉というのに興味を持ったのでしょう。
出て来た天女は大感激。泊るならここに泊まりたいとまで言うのでありました。



残念ながら黒い温泉の色を写せませんでした
コーラのような色と言えるでしょう
味処新橋の豚丼(帯広)

店に入ったら、豚丼ですかと声をかけられ、ハイと答えると、お勧めは○○で・・・と説明してくれました。
店を出る時までいろいろと声を掛けてくれて、愛想の良いお店でした。


黒い色の秘伝のタレがここのウリです
錆鉄人は大盛りを注文しましたが
ご飯が多いだけのような感じでした。
(ご飯はあまりうまくなかったです)
トムラウシ温泉東大雪荘

フラッシュを焚くのは憚れたので・・・

19:30 東大雪荘に入浴
この日の走行距離は636kmでした。


天女は十勝川温泉のモール泉に感動していたので、洗い流すのは厭だと駄々をこねていたのですが、ここもすごくいい泉質で有名なんだからと何とか説得して入浴しました。
日帰り入浴は20時までという事で、温泉から上がりましたが、休憩室に行くと岩手県と四国という不思議な組合せの男女コンビが休憩中で、いろいろと話をしました。
東大雪荘を出た後は、短縮登山口に誰もいなかったら怖〜いなぁと思って、東大雪荘の駐車場で車中泊しました。

7月20日
天気予報では、この日は後ほど天気が良くなるという予報だったので、当初は3時に出発してもう一度温泉に入って稚内に向かう計画でしたが、東大雪荘は19日に入ったので下山後はパスして、稚内の最北の温泉「童夢」に入浴すれば良いという事で、4時にアラームをセットして寝たのでありました。

という事で、天候はどうかと起きて外を見ると、何と!周囲に駐車していた車が歯抜け状態。「しまった!もう登山口の駐車場は満杯かもしれない」と焦ってすぐに車を走らせました。
駐車場には車が約15台程、マイクロバスもいて、登山者が続々と出発していました。我々はこれから朝食・・・、出発する頃にはほとんど登山者はいなくなっていました。
出発しようと登山口で記念撮影をしようとすると(遅く来てインタビュー相手に困っていたと思われる)テレビ局の記者がインタビューをしてもいいですかというので、話しをしましたが、錆鉄人はいつもの短パン姿、損難があったばかりなのにこの姿はまずいかなと、弁明に努める錆鉄人でありました。
(それが何と、テレビ朝日の全国放送で流れたとの事です)

トムラウシ登山

という事で、その記者さんが写して下さった写真です。

少し歩いた所で上着は脱いで、Tシャツ姿で登りました。登山者を全部追い越した前トムから先は濃いガスと強風で、遭難した人達が呼び込んでいるような嫌な雰囲気でしたが、無事登頂。(って、当り前ですが・・・)


下山しようとした時に
ひさご沼から来たという人が登って来たので
撮影してもらいました。
登頂後の食事の時に上着を来ましたが
Tシャツのまま登ってしまう変人でありました。
最北の温泉「童夢」
下山後は東大雪荘で翌日に備えて登山靴を洗おうとしましたが、よく分からずに手前の温泉が流れ込んでいるせせらぎで洗いました。

ここからは、アヒル副隊長さんに教えてもらったように、留萌から北上するルートで稚内へ走りました。(カーナビで稚内を目的地にすると、このルートを案内しました。)海岸沿いのルートは快適というか、高速並みの走行速度にびっくりしました。

童夢に到着したのは午後8時半頃だったでしょうか。
まだたくさんの浴客がいたので撮影は諦めていました。

最北の温泉の入浴証明書を100円で買いました。

トムラウシ温泉のせせらぎで泥だらけの登山靴を洗って出発したのは、13時30分頃かと思います。それから稚内まで440km程走って童夢に入浴、その後はANAホテル前の無料駐車場まで走って車中泊。この日の総走行距離は459kmでした。
7月21日
さて、予定では利尻岳に登った後は幕営して、翌日礼文島観光でしたが、夜から翌日にかけて天気が悪いと思われたので、礼文島はあっさり中止。いずれ花の最盛期(6月末〜7月初め)に訪れたいと思います。

朝4時過ぎに目が覚めて、まずは朝食と行動食を買おうとコンビニに行きましたが、湊周辺のコンビニは何れも閉まっています。結局5kmほど南下した所のコンビニでやっと購入し、戻りました。
去年の車上荒らしの事を思い出し、1日だけなのでフェリー乗場の駐車場(1,000円)に駐車する事にしました。夕方になって戻る頃には雨になっているかもしれないというのも理由でした。

利尻岳登山

利尻島に向かうフェリーで那須のご夫婦と知り合いになり、その人たちはキャンピングカーで利尻島に上陸し利尻岳に登るという事だったので、登山口まで乗せてもらいました。御主人が定年退職されたのでキャンピングカーを買って最初の旅行だという事でした。高かったでしょう?と聞くと、中古を70万円で買ったとの事、ベッドとキッチン、冷蔵庫が付いていて、トイレはないけど、ないほうが臭くなくて良いという説明だったとの事でした。


登山開始は 8:35
頂上到着が 11:54(3時間19分)
(30分休憩)
下山は 14:58(2時間34分)
利尻富士温泉

最終のフェリーは17:30なので余裕十分
利尻富士温泉に入りました。


中はこんな感じ
奥に温泉があって、
露天風呂から利尻岳が眺められました。
丸善のウニ丼

錆鉄人が一番おいしいと思ったウニ丼を食べようと、フェリー乗り場の二階の丸善さんへ行きました。天女は私はウニはそんなに好きじゃないのと言ってタコのカレー(1,200円?)を注文しましたが、ウニ丼を一口食べてこの顔!ほっぺたが落っこちそうでした。
ウニ丼は3,000円でした。3年前食べた時はもっと高かったような気がするのですが・・・


記念撮影をしようとすると、配膳をしていたお兄ちゃんが親切にも声を掛けてくれました。頂上はガスっていますが、後は利尻岳という絶好のシチュエーションでありました。
ウニ丼もタコのカレーもおいしくて、写真を写してくれたお兄ちゃんも好印象で、大満足の利尻島でした。
宗谷岬

稚内港到着は19:10、丸善の食事で満足したので、
最北の回る寿司は勝愛
稚内市内で給油して宗谷岬に急ぎました。
宗谷岬到着 20:03




風が強く寒さに震える天女でした
道の駅猿払

   (翌朝の撮影ですが・・・)
と言う事で、この日の最終目的地、「最北の道の駅」さるふつへ。ここには温泉が併設されているというので目的地に選んだのでありましたが、写真のホテルの後ろ側にある温泉に行くと、「ポンプの故障で水道水を沸かしています」との張り紙が!
ガックリきた錆鉄人はすごすごと車に戻って、ビールを2本飲んで寝るのでありました。この頃から雨がだんだんと激しさを増してきました。


デズニーランドのような広いひろい駐車場
道の駅での車中泊は3台のみでした。
(左の建物がトイレです)

この日の走行距離は75kmでした。
7月22日
5:00 未知の駅さるふつを出発。
サロマ湖に到着するまで雨が降り続いていたので、礼文島を断念したのは正解だったと自己満足に浸っていました。



サロマ湖キムアネップ岬

サロマ湖は、94年に夫婦で100kmウルトラマラソンを走った思い出の地。その思い出巡りでした。宿泊したのがここにあったキムアネップ観光旅館でした。


ここではもう相当足が痛んでいて
足を屈伸しながら走っていた事や
毎晩、北キツネが玄関先に現れた事など
脈絡もなく思い出しました。
この先の湖岸の森林の中の道路も
昔のままだと記憶が蘇ってきました。
温根湯カラクリ時計

世界一というからくり時計


かわいい妖精のバンド


妖精たちが中に入ると
大きな鳩が出てきました。
鳩はお世辞にもかわいくなかったです

天女と妖精
塩別ツルツル温泉

すこし先の塩別つるつる温泉に入りました。
錆鉄人が天人峡温泉からトムラウシの日帰りをして、斜里岳登山口に走る途中に偶然に入っています。


小さな川を越えた向こう側に露天風呂があります。
到着は10:30頃だったので空いていました。
旭川ラーメン村

愛妻家の錆鉄人は
ラーメン好きの天女の為に
旭川ラーメン村に行きました。


食後に記念撮影
一番列が長いので気分が良かったです。

塩別つるつる温泉に入ったのは
そのままラーメン村に来ると
ちょうどお昼で大混雑が予想されたからです。
頭脳的な錆鉄人でありましたが、
予想を上回る混雑でした。
(入店は13:15頃でした。)
天人峡羽衣の滝

天女が帰って来ました!
でも天女は思い出しません。


天女も感動の優美な姿
敷島の滝

さらに900m先の敷島の滝へ

こんな所も通るので右に写真にあるように
一般観光客には無理かもしれません。

当然「熊出没注意」の標識もありました。


滝のすぐ傍まで寄って迫力の写真

天人閣

錆鉄人の積年の希望がかなって、遂に天人狭温泉天人閣に入浴。
入浴料金は1,000円とちょっと高めですが、タオルとバスタオルを貸してくれます。


日帰り客用の入口。
この坂を右に上がった所に天人閣の駐車場があります。この日は平日でもあり、入浴客も少なく、この駐車場に駐車させてもらって(事前に了解を得ました)、羽衣の滝と入浴を楽しみました。
ゼルブの丘・ケンとメリーの木

近くの観光地を検索してぜるぶの丘へ行きました。
様々な花がきれいに咲いていました。


かの一世を風靡したケンとメリーの木
再び旭川ラーメン村

ケンとメリーの木から、この日の目的地の歌志内チロルの湯をセットして走ったのですが、富良野を通って行くと思っていたのですが、途中で旭川に向かって走っていることがわかり、それならもう一度ラーメン村に行きたいという天女の希望に応える愛妻家の錆鉄人でありました。
天女は冷やし中華を注文。「通」ではありませんね。とろけるようなチャーシューが絶品でした。


今度は山頭火さんへ
(食後に記念撮影)

入店は18:30頃でしたが
観光客はホテル等で食事の時間の為か
案外空いていました。
狙い目の時間帯かもしれません。
歌志内チロルの湯
美人の湯として有名とかいううたい文句にひかれて行きましたが、もの凄い塩素消毒の匂いに閉口しました。これからは、公共の温泉には入らないぞ!っと思わせる匂いでした。それでも、つるつる感は残っていたのが救いでした。

左の坂を上がった所が温泉(翌朝の写真)


道の駅の駐車場

ここも車中泊の車は少なかったです。
22日の走行距離は574kmでした。

7月23日
23日は4:40に出発しましたが、小樽、積丹半島からニセコを通り、昨年断念した函館の夜景を見に行こうというこの日も意欲的な計画でありました。
礼文島観光を断念した分は、再度道南を選択したのでありました。



啄木歌碑

啄木ファンの錆鉄人は、当初の計画の根室、釧路で啄木の歌碑巡りを計画していたので、その代替案でありました。

  かなしきは小樽の町よ
  歌うことなき人々の声の荒さよ

得意の本歌取りは・・・浮かびませんでした。


水天宮の境内から小樽港を見下ろしました
小樽

早朝(7時頃)なので路駐も思いのままだとは思いましたが、駐車場に車を停めて運河沿いを散策しました。


方々に歴史ある建物がありました
(ほぼ同じ所はらの撮影ですが・・・)
ローソク岩

いつ倒れてもおかしくない岩です


ローソク岩というより
観音様か聖母像のようですが・・・
島武意海岸

照明のない狭いトンネルを潜って行きます


天女「それほど大した事ないわ。」
スケール感がないのが難点だと思います。

鱗光で食事

本当はガイドブックに出ていた「みさき」で食べるつもりで店に行ったのですが、店を見て、錆鉄人は3年前に来てたまたま入った店だと気が付きました。その時、ウニ丼を食べたけれど、利尻島の丸善と比べて、かなり味が落ちると思ったのでした。
天女も、島武意海岸の駐車場にあった食堂のほうが、「写真付きのメニューがあって選ぶ楽しみがあるわ。」というのでもう一度戻って、「鱗晃」で食事をしました。


左は海鮮丼 1,500円
これは三食丼 2,500円

ウニもおいしかったです
カムイ岬

かつては女人禁制だったというカムイ岬



天女も感動の海の色

「北海道で一番感動したわ!」
カメラにはうまく写っていないのが残念です
神仙沼

ニセコ一のきれいな沼という事で
期待して行ったのですが・・・
(それが結構遠いのですが・・・)
大した事はありませんでした。


天女曰く
「私達は素晴らしいものを
一杯見過ぎているからかしら?」

雪秩父

露天風呂がいくつもあって、
泉質、効能もいろいろ違っていて、
これで500円とは!



コストパフォーマンス1番の温泉かも?
グルメ寿司

去年は30分以上の待ち時間だったので、違う店に行きました。
そこはとても良かったので満足でしたが、今回、もう一度函館に行くならリベンジしたいと再訪。ほとんど待ち時間なく入れました。(不景気もあるのかも?)


満足顔の天女
五稜郭

五稜郭はデカすぎて、とても短時間では散策出来ませんでした。しかも、中心部ではなにかの建造物を復元中でした。


中からひし形を感じるのは難しそうでした
函館山からの夜景

さあ、今からロープウェーで函館山へ!


少し動いた所からこの写真を撮ったあとは
まっ白い雲の中に突入

心眼で函館の夜景を見る錆鉄人でありました
天女はガスも何のその
千里眼で見たに違いありません
7月24日
函館山から失意で下りた錆鉄人は、日帰り入浴しようと湯の川温泉に行ったのですが、調査不足で「日帰り入浴」の登りも見当たらず、早々に諦めて、道の駅しりうちまで走って車中泊。
この日の走行距離は、540kmでした。

例によって、発泡酒を飲んで寝ましたが、夜中に激しい金属音が・・・さらには人の声が・・・時間は午前3時!
それでも寝ようと努めていましたが、我慢出来ずに見ると、何やら工事の準備のようです。「もうすぐ新幹線の30mレールが運ばれてくるので、向こうに移動して欲しい」との事。
移動しても、荷降ろしなどの音がうるさいだろうからと、もう一つ先の道の駅まで走りました。


道の駅「横綱の里」

移動はしましたが、もう寝られるわけもなく・・・
しかたがないので出発しました。

この日は南北海道を左周りに北上です。
白神岬

羽衣をまとっていないのに飛んで行きそうな天女
錆鉄人は不用意にドアを開けてら、風で一気に開いてしまい、ドアが壊れたかと思いましたが、無事でした。案外丈夫なのに感心しました。



誰かがいたずらで「k」を消してしまったようです
松前城

松前城

5:40の観光客って?
通報されないで良かったです。


歴史を誇る松前
(アイヌの歴史はもっと前からありますが)
熊の湯(平田内)
今回、もう一度函館方面に来たのはこの温泉も大きな要素です。錆鉄人の持っているまっぷるのドライブ北海道(2005-06年版)の表紙に出ていて、行ってみたいと思っていたのでありました。

早朝を狙ったのですが、先客が2人いました。一番左が錆鉄人です。



タオルを巻いて天女も入りました!
見市温泉

(こちらは男風呂)

誰もいなかったので
またまた貸切露天風呂を楽しみました


天女が撮影した女風呂

熊の湯かた今度は大沼に行こうとしたのですが
国道沿いに見市温泉を見て尋ねたのですが
とても良い温泉でした。
定山渓温泉ホテル山水

大沼は山越えの国道の峠を超えると雨とガスだったので、あっさり諦めて定山渓温泉に向かいました。
定山渓温泉はネットで検索してお勧めだったホテル山水に決めていました。でも、住所等記録してこなかったので、道路の横に車を停めて、検索しようとしたら、少し先にあるのが見えました。

中に入っていた人と話をすると、ここは温泉博士の推奨する温泉だとか自慢していました。帰りにカウンターの所に、そういう本が何種類もおいてありました。


錆鉄人はこの蒸し風呂に感激

一番奥に高温の湯だまりがあり
入口付近からは高温の温泉が落ちていて
自然の蒸し風呂になっていました。
普通のサウナよりすぐに汗が出てくる感じでした。

Aさん宅でジンギスカン
という事で、この日の最後は札幌のAさん宅にお伺いしました。御主人も仕事を休まれて2人で待っていて下さいました。この日の走行距離は359kmでした。

いろいろと積もる話をしたりして、ベランダでジンギスカンのフルコースを御馳走になりました。
写真はジンギスカン肉の有名店4店の肉で、それぞれを味比べ!


本格七輪で焼くジンギスカン
(十勝だったでしょうか?)ワインも頂いて・・・
豊平川の花火

やがて豊平川の花火大会は始まり、特等席から花火を眺めながらジンギスカンを食べ続け、ビールを飲み続けました。


花火の写真は100枚以上撮りましたが
手持ちでうまく写すのは難しかったです。
7月25日

朝は北海道各地の名産品のオンパレード
白老のマザーズの卵で卵かけご飯
とてもおいしかったので・・・(後述)


ついつい食べ過ぎた天女は
丸駒温泉でも調子が上がりませんでした。
時計台


札幌と言えば時計台!
という事で、人間の作ったものよりは大自然に惹かれる錆鉄人ですが、札幌が初めての天女の為に時計台は外せません。
カーナビで設定して行きましたが、右折禁止で曲がれないので、通り越して周回して来ましたが、やはり時計台の前曲がれません。しかたがないので、少し離れた所に停車して天女だけ走って見に行きました。(錆鉄人は2、3回見ていますので・・・)


という事で天女が撮った写真です
カメラケースを落として戻って来たので
もう一度探しに戻り拾ってきました。
丸駒温泉旅館

支笏湖と温泉が繋がっているので有名な丸駒温泉旅館に行きました。


左の部分から温泉が湧き出しているのですが、湧き出してきた時は透明ですが、空気に触れると右のように変色しています。その様子がよく分かるのでちょっと感動しました。
マザーズ

次は白老観光ホテルの温泉に向かいましたが、白老の入口でマザーズを発見。広い駐車場にたくさんの車が駐車していました。Aさん宅で御馳走になったマザーズの卵という事で寄って見ました。


お土産物やお菓子などを見た途端、天女は元気回復!
白老温泉ホテル




ウトナイ湖サンクチュアリ

白老で食事をしてもまだ3時。時間が余っていますが、前回のようにギリギリにならないように、苫小牧近辺の観光地という事で、ウトナイ湖サンクチュアリへ行きました。


無料の望遠鏡で覗いてみましたが
1羽もみつけられませんでした。
苫小牧東港

という事で、今回は17時過ぎにはフェリーターミナルへ。


秋田行きは結構混雑していました。
7月26日

部屋はちょうど家族ごとに、1人分のスペースが開けられました。


下船前に記念撮影
稲庭うどん





河原毛地獄




河原毛大湯滝

流れ落ちているのは温泉です!

錆鉄人と天女は
河原毛地獄の駐車場から
はるばると下ってきました。
(って、また戻らなければなりません)


天女も上の滝つぼに入りました。

温泉は酸性が強いので
目に入ると痛かったです。
泥湯

まずは元祖山の湯小椋旅館へ


こちらは女風呂(天女撮影)
右奥は素朴なうたせ湯です。

男女対称な造りのようです。
天狗の湯

次は天狗の湯へ

土産物屋さんで入浴券を買って入ります。
天女は温泉はもういいと言ってその辺りを散策


道路の反対側の露天風呂
道の駅おがち

天女小町

やっと自宅に戻る設定で出発
国道に合流する地点に道の駅があったので
500m程逆方向ですが行きました。


遂に念願の稲庭うどん!

もう少し走ると山形県なので
ここなら稲庭うどんがあるかも
と思って行ったのでありました。

これでも一応稲庭うどんを食べた!
と自己満足の錆鉄人でありました。
総括
帰宅は22時10分。
総走行距離は4,382km。
トムラウシと利尻岳に登り、
観光をしながら入った温泉は21か所(天女は18か所)
もう2度とは出来ないと思われる大遠征でした。

総集編の次は
それぞれの詳細記録ですが・・・

ぼちぼちやります。

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