残るは利尻とトムラウシ 北海道最果て征服計画
7月10日改訂版

09年7月18日〜26日予定

トムラウシ(2,141m)
利尻岳(1,719m)

錆鉄人の移動コストパフーマンス理論によって
トムラウシは昨年幌尻岳の翌日に登る計画でありました。

しかしながら御存知のように、幌尻岳の駐車場で車上荒らしにあい
窓ガラスを割られカーナビを盗まれたので、
とても登山は無理と考えて観光と温泉中心に切替たのでありました。

でありましたが
観光情報はあまり調べておらなかったので時間を持て余し
道路沿いとか賑やかな駐車場なら大丈夫だろうと
再度登山中心に切り替え
雌阿寒岳・斜里岳・羅臼岳・大雪山・十勝岳・羊蹄山に登ったのでありました。

という事で、
天女の残った山はトムラウシと利尻岳の2山
当面行けない可能性が高い北海道なので、
今回は4日の有給を使い9日間にしました。
こんな余裕の日程は錆鉄人史上初ですが
その分は観光でやはりヒーヒーハーハー走りまわる予定
性格は変えられないのでありました

今回の遠征の主題は
ズバリ!「最果て征服」であります



(計画はあくまでも計画であり
天候によっては登山を後に回す予定です)



16日の天気予報で、19日は低気圧の通過で荒れ模様が予想されるので
トムラウシ登山は20日に延期し、19日は羅臼方面の温泉巡りに変更です。
トムラウシで遭難された方々の冥福を祈ります
どうやって行くの
北海道に関してはこれまでにさんざん検討し、最適解は新潟出発で苫小牧東港に夕方上陸する案です。昨年もこの新潟便で北海道遠征を実行しましたが、今年も7月17日(金)の新潟便を予約しました。
(6月25日現在1等と特等のみ残席僅か。錆鉄人は庶民的な2等です)

【どうやって帰るの?】
昨年は会社のお昼休みに帰りの便の予約をしようとしましたが、お盆期間だった為か、新潟便は満杯、さらに敦賀便も満杯で、どうしよう、北海道から帰れない!と焦りましたが、天(女)の助け、秋田までの便が△でギリギリ滑り込み予約。おかげで、秋田のK夫婦と再会する事が出来たのでありました。
今回はお盆期間ではないので、余裕はあると思われますが・・・(6月26日現在秋田便、新潟便共に25日の便は2等が残席僅かです)
秋田到着は7:45に対し、新潟まで乗ると15:30到着。秋田から新潟まで下道を走れば約260km5〜6時間なので、2〜3時間観光する余裕がある上に、そんなに早く帰宅する必要はないので、さらに数時間は観光する余裕が出来るので、今回は最初から秋田港上陸作戦です。(実は右のように、お安くなるのが決め手!)


【敦賀便と比べた新潟便のメリット】
1.北海道到着が3時間程早く、その日の行動に余裕が出る
  登山口の駐車場が満杯にならないうちに・・・
2.新潟までの高速代・ガソリン代を加味しても安く上がる
  22時以降の高速3割引とガソリン価格低下で
  敦賀便と比べて3,000円以上安くなると思われます
但し、高速のアクシデント対策として1時間程度早退する必要がある。

【新潟港/秋田港の考察】
フェリー代金の差:4,410円(回遊;復路1割引適用金額)
ガソリン代     :約2,600円
差額        :約1,800円
新潟までの所要時間の余裕:約3時間
コストパフォーマンス・タイムパフォーマンス共に優れている秋田港上陸であります。
17日(金)
天女のムーブで出勤し、午後4時または4時半で会社を早退し、帰宅。前日に準備しておいたステップワゴンですぐに出発。これは高速道路が自己などで通行止めにならんとも限らないための安全対策です。

新潟亀田ICを平日夜間3割引となる22時過ぎに出て(錆鉄人らしい所)、フェリー乗り場には22時20分頃に到着。天女には、すぐに場所取りに並んでもらって、切符を受け取り天女に渡し、車に戻ります。
乗船開始は22時45分頃からではないかと思われます。


新日本海フェリー

18日(土)
17:20苫小牧東港到着。おっとその前に、今回もフェリーのバイキングは食べるつもりです。(かなりお得な感じですからお勧めです)
一路、トムラウシ短縮登山口まで、約210km走って車中泊。
17:45には下船出来ると想定し、22:00までには短縮登山口に到着出来る見込です。残念ながらトムラウシ温泉の日帰り入浴には間に合いそうにありません。
途中に二風谷温泉がありますが、睡眠時間確保の為にフェリーのお風呂に入って、温泉は我慢して走る予定です。

19日(日)
北海道の朝は早いので、3:30出発の予定。何故ならば、下山後は稚内まで約430km7〜8時間も走らなければならないからです。
トムラウシの往復コースタイムは12時間40分ですが、登山記を見ていると通常よりゆるいタイムのように思われます。という事で、実際のースタイムは11時間程度と考え、往復7時間半程度を想定。
下山後はトムラウシ温泉に日帰り入浴し、途中短区間ではありますが高速も使って時間短縮を計り、日本最北端の温泉である稚内温泉童夢に入浴(最終入場は21:30)して、稚内港の無料駐車場に車を停めて車中泊。
無料駐車場がANAホテル前にある事をしっかり調査している錆鉄人でありました。
【稚内へ】
アヒル副隊長さんより、トムラウシから稚内へは富良野から留萌へと回り、海岸沿いに北上するのが早いとの情報を頂きました。錆鉄人は、然別湖から層雲峡を回り内陸を北上する予定でしたが、昨年通った然別湖から先の狭い道路がいやだなあ〜と思っていたので、アヒル副隊長さんの案で行こうかと思っています。海岸沿いから利尻岳が見えるかもしれないというのも魅力ですから。

トムラウシ
 錆鉄人は06年、嫁さんが天女であるという理由から、恐らく誰も実行した事がなかったと思われる天人峡温泉からの日帰りをしました。前日の幌尻・戸鳶別岳周回日帰りと合わせて、コースタイムの合計は36時間以上。さらにその後は斜里町まで、よく走ったものです。

トムラウシ温泉「東大雪荘」
最北の温泉「稚内温泉童夢」

最北のフェリー乗り場「稚内港」
20日(月)
6:30発の一番最初のフェリーで利尻島へ。
鴛泊港到着は8:10。時間短縮のためにタクシーで北麓野営場へ。(金無し錆鉄人としては滅多にない事ですが・・・)歩いて1時間程の距離ですが、2,000円ほどかかるので1人では乗る気がしませんが、天女と2人なので・・・。という事で、利尻岳は8:30出発で15:00には下山予定。
下山後はキャンプ場「ゆーに」まで歩いて幕営し、近くの利尻富士温泉に入って初めてゆっくり。5〜600m離れた所にはコンビニもあるのでアルコールの調達もバッチリです。(横の利尻富士温泉で買った方が手っ取り早いですが・・・)

急ぐ理由は翌日の天気が悪い場合、礼文島観光を諦めて稚内港に戻る最終フェリー17:30の便に乗る為ですが、雨でも観光は出来るので、雨ならバンガローを借りて泊る事も考慮しています。

ハートランドフェリー(利尻・礼文へ)
最北の百名山「利尻岳」
 06年の錆鉄人は、夜中に登山を開始して頂上で御来光、姫沼を回って、朝一番のフェリーで礼文島に移動し、貸自転車で利尻観光をしました。
利尻富士温泉
 その時2かいも入りましたが・・・

【第2案】
21日は観光だけですが、フェリーの関係で早く礼文島に到着出来ずに、翌日にかなり無駄な時間が出来てしまう事から、第2案を考えました。

6:20のフェリーで礼文島へ8:15に到着。
第1案と同様に、貸しバイクで島内観光をして、13:45のフェリーで鴛泊港に15:20に到着。タクシーに乗らず港から歩いて、途中利尻島唯一?のコンビニでビールなどを購入して、「ゆーに」で幕営。温泉にも入って、早めの就寝を心がけます。(その為のビール購入ですから・・・)
21日(火)
8:40の一番のフェリーで花の浮島礼文島へ!
10:20香深港に到着し、自動二輪をレンタルし、2人乗りで島内観光。テントやザックは邪魔なのでコインロッカーに預けて行きます。
スコトン岬、九種湖、澄海岬、礼文林道(レブンウユキソウが咲いている場合)桃岩などを回って、16:30のフェリーに乗り、稚内港へ18:25到着。
夕暮れの(真っ暗になるかも?)宗谷岬を観光し、さらに道の駅さるふつ公園まで走って、温泉に入って車中泊。
この日は余裕の日程です。

最北の回転寿司「花いちもんめ」
日本最北端「宗谷岬」
最北の道の駅「さるふつ公園」(温泉付き)


【第2案21日】約250km走行
この日は11時のフェリーで利尻島を出て、出来るだけ知床に近づいた所まで走る事にします。
という事で、余裕を持って2時に出発。北麓幕営場から甘露水、長官山を越えて、頂上には5:30頃には到着の予定。
下山は、登って来る団体さんとのすれ違いに時間を取られるとの事ですが、かなり下で遭遇すると思われるので、それ程の時間的ロスはない見込です。
という事で、ゆーにには9時頃に戻り、テントを収納し、港まで歩きます。
温泉は10時からなので、入浴出来ないのがこの計画の何点ですが、前日に入っているので我慢です。
稚内に着いたら、最北の回転寿司花いちもんめで昼食を食べ、宗谷岬を観光して、最北の道の駅さるふつでやっと温泉に入浴。
その後も頑張って走り、サロマ湖の近くの道の駅「上湧別温泉チューリップ」に20時までに到着して車中泊の予定。ここも温泉があるのがミソです。
22日(水)
稚内からは北海道を時計回りする計画です。
この日はサロマ湖100kmマラソンの思い出巡りをし、知床峠を越えて羅臼に入り、根室まで走る計画。
ここでカムイワッカ湯の滝に行くかどうかが思案のしどころですが、知床自然センターからバスに乗り換える必要があるので、待ち時間を含めると往復3時間が潰れそうです。それ位ならという事で、屈斜路湖畔の無料温泉巡りにしました。
という事で、屈斜路湖から北上して知床に向かい、知床峠を越えて羅臼へ。熊の湯に入って日本最東端の温泉「相泊温泉」にも入りたいと思っています。
それからまだ延々と走って根室まで行きたいと思っています。この日の走行は680kmの見込。観光しながらですから、錆鉄人は異常ですね。(途中で力尽きて寝てしまうかもしれませんが・・・)

サロマ湖
和琴温泉(無料露天風呂)
コタン温泉(無料露天風呂)
熊の湯(無料露天風呂・男女別)
最東の温泉「相泊温泉」(無料露天風呂)
セセキ温泉(無料露天風呂)
純の番屋(「北の国から」)
最東の道の駅「スワン44 ねむろ」

【第2案22日】約550km走行
という事で、この日の超長距離移動が解消されます。
サロマ湖からの夜明けを見て、十数年前の感激に浸り、その後は第1案とほぼ同じ。ただし、余裕がある分、納沙布岬の観光をしてしまい、根室で夕食を食べ、最東端の道の駅「スワン44」に20時頃には到着して車中泊。

23日(木)
根室岬で日本一早い日の出を見て、釧路湿原は横を素通りです。有名な和商市場の勝手丼を食べたいのですが開くのが8時からなので、待てそうにありません。6時から開いている魚市食堂の天勝丼で我慢しましょうか。
さて、錆鉄人は天女のために天人閣温泉に入らなくてはいけないという強迫観念があるので、この日ははるばると富良野観光をして、その後天人峡温泉まで行き、ついでに羽衣の滝も間近で見学してきたいと思っております。
この日も600km走行の予定。

日本最東端「根室岬」
日本一早い日の出
根室・釧路の啄木歌碑巡り(早朝なのでどこも閉まっている為)
富良野富田ファーム
念願の天人峡温泉天人閣

【第2案23日】約550km走行
スワン44より先まで走る余裕があると思いますが、山よりダンゴの天女の為に、愛妻家の錆鉄人は釧路の魚市食堂(6時から開店)での朝食を考えているのでありました。有名な勝手丼も魅力ですが、こちらは8時から!それまで待てない錆鉄人なのでありました。
後は、第一案とほぼ同じ。
旭川では、旭川ラーメン村にて夕食の予定。「私は(高い)ウニ丼なんか食べたくないわ」と錆鉄人の財布の中身を気遣ってくれる優しい天女の為に、ここでも愛妻家の本領を発揮。
その後は、道の駅チロルにて車中泊の予定。ここの温泉は評判が良いようなので、幹線道路から少し寄り道です。

24日(金)
前夜は旭川近辺で車中泊し、早朝から積丹半島に向かいカムイ岬を観光し、ニセコへ。雪秩父の温泉に入って定山渓でもどこかに入って、昨年我が家に来て下さったAさん宅を訪問。
この日は豊平川の花火大会があり、Aさんのマンションのベランダでジンギスカンをごちそうになりながら特等席で花火を見られるとの事で楽しみです。(天女は北海道で一番したい事は?と聞くと、ジンギスカンを食べたい!と言いましたから)

この日の走行は350km程度の見込

カムイ岬
岬の湯
雪秩父
定山渓温泉

【第2案24日】約370km走行
早朝に出発して、人気のない時間に小樽運河を観光し、積丹半島に向かいます。天女の為に、評判の良い「お食事処みさき」(8:00から開店!)で朝食を食べ、カムイ岬の先端まで歩き、ニセコへ行って雪秩父に入浴、何処かで食事をして、さらに定山渓温泉に日帰り入浴して札幌に向かいます。
そして、Aさん宅を訪問。

25日(土)
時計台やスキージャンプ台を観光し、札幌駅前の札幌ラーメン共和国(11時〜)でラーメンを食べ(これも天女の強い要請なので最優先課題であります。)支笏湖畔の「丸駒温泉旅館」か「いとう温泉」に入って、苫小牧東港へ。
昨年は失敗してギリギリの到着だったので、今年は18:00には到着するように綿密なスケジュールで行きたいと思います。

この日の走行は150km未満の見込です。

札幌時計台
宮の森シャンツェ
札幌ラーメン共和国
札幌ラーメンランキング1位「ゆげや」(HP無し)
丸駒温泉旅館
いとう温泉

【第2案25日】約200km走行
愛妻家の錆鉄人は天女の為に本場の札幌ラーメンを食べさせるという大命題があります。という事で、札幌ラーメン共和国がオープンする11時まで札幌市内観光を考えていましたが、元祖ラーメン横丁というものがある事が分かり、見ると10時から開店しているラーメン屋さんが2軒ありました。
錆鉄人は、大自然には大いに興味がありますが、人間が作ったものにはそれほど興味がないので、札幌市内の観光は時計台と大通り公園位でもいいかなと、そして早めに本場の札幌ラーメンを食べて後のスケジュールに余裕を持たすのもいいかな〜と思っています。
とここで駐車場問題が勃発。「駐車料金まで払って食べた食わないわ!」と言う天女の為に、再び必死で検索。その結果、札幌ラーメンランキング1位に輝く「ゆげや」さんに、大きな駐車場があると判明。錆鉄人の長い検索の放浪も終わりを告げたのでありました。
その後は、北海道の最後を飾って、支笏湖畔の「丸駒温泉旅館」と「いとう温泉」の両方に入ろうか、と考えていましたが、天女はおんなじ所の温泉に2か所も入る事を賛成しないに違いありません。
という事で、白老温泉ホテルのコーラ色の温泉を北海道の最後の温泉にしようと思っています。
フェリー乗り場に戻る途中、苫小牧市内で夕食を食べ、ビールを買い込み、フェリーに乗り込めば、ターミネーター錆鉄人の北海道における全ての任務は終わりになるのでありました。
しかしながら、さらに夕食場所を検索する執念の人・錆鉄人は、天女が喜びそうな所を発見!それはバイキング!
フェリーが沈没しない程度に食べる量は押さえておきます。


26日(日)
秋田港7:45で下船は8:00と想定。
本当は乳頭温泉に行きたいのですが、激混雑と思われるので、晩秋か初冬にでも東北温泉めぐりを計画して訪問したいと思っています。
という事で、Kさん御夫婦を訪ねるのはその時にして、今回は天女の為に三大うどんの最後の聖地、稲庭うどんを食べに行き、河原毛大湯滝に入って来ようと考えています。(この計画をご覧になったKさんが河原毛大湯滝の地図を送ってきてくれました)


という事で、計画を積み上げると・・・
総走行距離約3,700km、交通費(フェリー・高速・ガソリン代)約115,000円という遠大な計画になりました。絶対に壊れない錆鉄人でないと出来ない計画です。(本当に自分がターミネーターのような気がしてきました。)宿泊費が1円もないのが錆鉄人と天女のヒコヒコ旅行らしい所です。

27日はちゃんと仕事に行きます。
カバンを忘れないようにしないと・・・(先日、会社に着いて助手席との間にカバンがないのを見た時は焦りましたから!)

【稲庭うどん】
三大うどんとして有名な稲庭うどん。すでに讃岐うどんと水沢うどんを制覇した我々は、稲庭に向かうしかありません。
しかしながら、讃岐うどんは事前調査無しで適当にうどん屋さんに入ったので、冬の間に四国遠征をして、讃岐うどんのはしごをして来ようという壮大な計画も持っています。

【河原毛大湯滝】
何と!温泉の滝です。それも簡単に行ける所にあり、水着着用で入るようです。従って、野湯とはいえないような温泉、どちらかといえば遊園地みたいな感じかもしれませんが、変わったものが大好きな錆鉄人なので・・・

【一大事発生】
何と、年1回しかないようになった粗大ゴミの収集日が27日となり、26日夕方までが粗大ゴミ置き場へ運搬するようにというチラシが来ました。区長さんにお願いして、早朝に搬入させてもらう事になり、ほっと安心。それまでに、捨てる粗大ゴミを集めて置く必要があります。

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