遂に天女も百名山全山日帰り達成!!
北岳・間ノ岳(白根三山縦走)

09年9月26日

北岳(3,193m)
間ノ岳(3,189m)


「私は登山は好きじゃないのよ」
と言いながらも、
錆鉄人の登山についてきてくれた天女

おかげで天女も日帰りばっかり
という事で、
「どうせなら女性初の全山日帰りをしよう」
という悪質な錆鉄人ウィルスに
いとも簡単に感染してしまったのでありました

百の頂きに百の喜びと感動があり
夫婦の絆はさらに深まったのでありました
メデタシメデタシ!






どうやって行くの?
愛妻家の錆鉄人は天女の膝を心配していましたが、天女は「良くなって良かったわ」と言って白根三山縦走に意欲満々だったので、奈良田からバスに乗って広河原に行き、そこから縦走する事に決定しました。(実は錆鉄人の温泉掘りで痛めた腰痛は続いていたのでありますが、痛みは無視するのが錆鉄人のおバカ登山の極意でありますから・・・)

いつもは午後5時半の終業のすぐ後には仕事を終えて、帰宅する錆鉄人でありましたが、この日は4時半から特許関連の打合せが弁理士事務所であったので、いつもより帰りが遅くなるかもしれないと天女に告げていましたが、終了後直接帰宅したので、あまり変わらない時間に帰宅出来ました。

という事で、自宅出発は18:30頃、武生ICに乗って名神・中央道経由で22:30頃八ヶ岳PAに到着し車中泊。(睡眠時間確保のために結構飛ばしました!)
2:45に起きて、増穂ICまで40kmあまり走って高速を下り、そこからは52号線を南下し、奈良田のほうへ右折したら、カーナビのの地図にコンビニのマークが見えたのでユーターンして52号線を少し行き過ぎた所のローソンで食糧を購入。そして戻って、今度は左折して県道37号線を北上。もう食糧の心配がなくなったので、県道37号線沿いにコンビニがあったか注意していませんでしたが、増穂ICを下りて右折地点までにコンビニはありませんのでご注意ください。
増穂ICから直線では西に10km余りの奈良田ですが、50km以上の走行でやっと奈良田の無料駐車場へ到着。
参考までに、増穂からは丸山林道があり、ほとんど舗装されているという事ですが、地図を見るとグネグネ道が続いているので却下。距離もルート案内で調べると40km近くあり、迂回ルートのほうが早く到着するのではないかと思われます。

駐車場
奈良田のバス乗り場の横にはほぼ満杯に車が駐車していましたが、そのまま走って河原の駐車場まで行きました。林道入口には係員が立っていて、駐車場のほうへ誘導していました。
広河原への中継地としては、奈良田は芦安と比べてはるかに人気がなく、さらにシルバーウィークでほとんどの登山者は山に入って満足しているに違いないから、駐車場は空いているのではないかと思っていましたが、予想通り。
人気がない理由は、上記のように高速を下りてから遠いという事と、広河原への到着が遅いと共に、バスの便数も少なく、さらに最終バスは1時間も早い午後4時!これでは、利用したくても利用出来ないというか、出来るだけ来ないでね!って言っているに近いと思います。
係員の人に聞くと、ここからバスが出るのではなく、バス乗り場の所で登山者を乗せてここに来るとの事だったので、ユーターン。かろうじて一番端の方に2台分のスペースがあるのを確認していたからでした。


1番のバスに乗らないと、奈良田に帰ってくる時間が暗くなってしまうので、到着と同時に天女にバス乗り場に並んでもらおうと思っていましたが、登山者が順番待ちするような雰囲気ではありません。
のんびり準備をしていると、数台の車が上の駐車場へと走って行き、そのうちにバス乗り場の横に停まっていたバスのヘッドライトが点いたので、装備の最終チェックをしてバス乗り場に行きました。
車掌さんが切符を買うように言っていたので買いましたが、2人目でした。登山者が多かったらもう1台出すと言っていましたが、それほど増えてきません。
バス乗り場
広河原行きのバス乗り場は、トイレが併設されていて、さらに運転手さんの宿泊場にもなっています。トイレは水洗で手洗いもあるので、愛妻家の錆鉄人は、きれい好きの天女の為に、臨時駐車場ではなくこの駐車場まで戻ったのでありました。

定刻通りにバス乗り場を出発して、臨時駐車場で、登山者を拾って再出発しましたが、乗客は26人、車掌さんが何度も数えていましたから、間違いありません。





バス乗り場

トイレの電気は感知式です
広河原
広河原のバス乗り場は、以前は数百台が駐車出来る無料駐車場だったんですが・・・今はバス乗り場になっています。広河原からは1台のバスしか来なかったのです・・・たくさんのバスが並んでいました。



そして、たくさんの登山者が・・・
トイレも順番待ちの列が・・・でも女性用は少ないのに並んでいる人は1人だけだした。これは登山者の男女比率を示しているのでしょうか?
天女はザックを下ろすと背中の「百名山全山日帰り達成!!」のプリントが見えるので、両手で背中を隠してトイレに入りました。
登山者の列

ちょっと見え難いですが、北沢峠予期のバス乗り場には、バス1台分位の登山者が並んでいました。芦安と奈良田の人気の差がこれほど凄いとは思いませんでした。


という事で、北沢峠方面のゲートの横を通って小屋の向こうに見える吊り橋を渡ります。この林道は自転車も禁止で、見つかって始末書を書かされたという話しを聞いています。
広河原山荘



吊り橋を渡るとすぐに広河原山荘があります。

ここはキャンプ場が横にあって
荷物も預かってくれると聞いています。

6時25分 先は長いのでそのまま出発です
渓流沿いの登山道

まあ、こんな感じの登山道が続きます。
歩き始めて15分位でピンクシャツを脱ぎました。
愛妻家の錆鉄人は10分毎に
膝は大丈夫?と聞いていました。


芦安から先に到着した登山者に追い付きますが
皆さんがすぐに礼儀正しく道を譲ってくれました。
こんな経験は初めてのような気がします。
高潔な北岳という印象を持ちました。
紅葉

雲の間から陽が射すと紅葉が輝きました。
天女のマフラーは日焼け防止ですが
暑くないのでしょうか?



二股

二股到着 7:34
ここにはトイレがあります



ここまで天女は元気一杯です
紅葉




小太郎尾根分岐




肩の小屋



8:57 肩の小屋に到着
北岳160回登頂

何と北岳登頂160回という人の記念パーティの準備中
ケーキにも祝160回登頂と書かれていました


10分休憩で山頂へ
写真は広河原からほとんど一緒に登ってきた人
小屋で遺品がどうのこうのと話していましたので
親族か知り合いが遭難されたみたいです
天女の百名山99山目 北岳

山頂への登山道にふさわしい感じです
天女はモチベーションが高くグイグイ登ります


という事で ちょうど9:30登頂

晴れると思っていたのですが・・・
お地蔵様

山頂のお地蔵さんにお参りする天女

思いがけないお地蔵様に感激してました


すごく風化が進んでいました・・・
山頂から



間ノ岳

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