天女復活! 宮之浦岳

09年3月20日

宮之浦岳(m)


すっかり錆鉄人病に感染した天女は
宮之浦岳の日帰りをしたいというのでありました。
(錆鉄人の誘導尋問に引っ掛かったとも言えますが・・・)
この時期に登れる山は少ないので
以前の九州遠征で登れなかった高千穂峰にも登りたいと
錆鉄人は豪華な計画(=ヒーヒーハーハーな)を実行したのでありました。






どうやって行くの
途中経過はダイジェスト版を参照願います。
京都東ICまで下道を約150km走って高速代1,350円(深夜半額を使うので実際の差額の半分にしかならない為です)をセーブするという涙ぐましい努力をしながら、今回はあまり燃費運転を気にせずに平均100km程度で走っていたにもかかわらず無給油最長不倒距離929km走行という偉大な世界記録(錆鉄人の世界という意味で)を樹立するなど、楽しみながら鹿児島港に到着。

トッピー予約のボケたシステムのせいで、予約成立メールのあったその日(木曜日)に振り込んだにもかかわらず、月曜日の朝に自動予約取り消しメールが来たので、やや不安ではありました。
しかし窓口に行ってみると、ちゃんと予約は取り消されていなかったようで無事に乗船券をもらい、開聞岳が見える2階の右側で残っていた一番前の席の指定をもらいましたが、曇っていて開聞岳は全然見えませんでした。

宮島SAでの夕食

赤松SAでのトイレ休憩の後は
宮島SAまでノンストップ
錆鉄人はあなごのひつまぶし/1500円
錆鉄人はうな重が好きなものですから・・・


天女は名物膳/1050円
半分ずつ食べるので
どっちという事もないのですが・・・
最長不倒距離樹立!

下道約190kmを走っていながらまだ給油ランプが点灯していません。
この後775kmを越えた所で点灯しましたが、この時点で給油すると48リットルなので、残り12リットル×15km=180kmは走行可能と計算して、古賀SAで給油する事に決めて走りました。若干の心配もあったので、ここからは燃費運転(ほぼ80kmに落として走行)で行きました。


古賀SAで給油した時のトリップ
(錆鉄人は給油時に必ず0リセットします)
929.4km走行で60リットル給油でした
燃費は15.49km/L!
錆鉄人にはハイブリットカーはいらない
と豪語するのでありました。
乗り物

     鹿児島港トッピー乗船
0:30過ぎ、北熊本SAまで走って車中泊。残り時間を考えて4時にアラームをセットしましたが、3時前には目が覚めたので、トイレに行って出発。
高速船乗り場の手前のコンビニで食糧を買って朝食はその場で済ませ、乗り場のすぐ前の県営駐車場に駐車。到着した時はガラガラでしたが、さすがに3連休、城千時にはかなり増えていました。


      天女は到着をメールで知らせています

予約していた道の駅レンタカーで手続きしました。○○様と書いた看板を持って待っているのかと思いましたが、なかったので横のロケットターミナルの奥にカウンターに行きました。面倒だったので免責1000円も支払って6,000円でムーブを1日借りました。
ここはメールでの予約だけなので、キャンセルした場合のキャンセル料はどうやって請求するのかなァと余計な心配をしていた錆鉄人でした。
淀川登山口

午前中は天気も悪かったので(路面がまだ濡れています)登山者はほとんどいないのではないかと思いましたが、途中の道路脇に駐車している車があり、行ってみると10台足らずの駐車場は満杯で、その先の林道行きどまりの所にも2台。


バスの転回用で駐車禁止と書かれてロープまで張ってあるのですが、駐車している不届き者が2名。
出発

品行方正な錆鉄人は天女を登山口で下ろして、通行の邪魔にならないように200mほど戻った所の路側の駐車スペースに駐車するのでありました。(右側の軽)左側のハイエースは戻ってきた時もまだありました。


という事で、11:27登山口を出発
(登山口のトイレ、結構きれいでした)
淀川小屋へ

歩き始めて、靴紐を緩めたままだったので、天女に先に行っててと言ったら、十分時間があったはずの天女も締め忘れていたというので、1分ほど時間を無駄にしました。途中、数名の人が登山道の足場を修理していました。有難うございます!と御礼を言って通らせてもらいました。


11:53 淀川小屋に到着。写真を取っていると、中年のおっさんが2人
相変わらず澄み切った水の流れ

午前中は雨だったはずなのに、相変わらず澄み切った流れです。雨の後で流量が多いためか、泡混じりで流れていました。


上流方向
小花ノ江河




花ノ江河 12:44


たくさんのカエルがいました
キャー!
花ノ江河の木道から登山道に入った途端、先に曲がり角に進んだ天女が大声で叫びました。
毒蛇でもいたのかと緊張しましたが(屋久島にいるのかどうか知りませんが・・・)何のことはない大きなカエルでした。



全長15cm位でした
中にはちょっと険しい所も・・・

ロープがなければ登れないという事もありませんが・・・
写真を取るためにポーズをさせたら、ほんの10秒足らずなのに腕が疲れたと言われました。


ここは非常に脆い土のような岩なので
登山道が不掘り下がっていて狭くて歩き難い所です
徐々に近づく

途中の岩が広がっている広場で登山ガイドのツアーに遭遇。
登って来た我々の姿(小さなザック)をみて、「宮之浦岳往復なら、登山口に戻るのは遅くなるから・・・」と言われたので、「大丈夫です、ここまで1時間半位で来ていますから」と言ったら一行の人から「スゲー早い!」と言われました。



足取りも軽い天女
スイスイ進むので
凄い!復活したねと言ったら
いつもと違って起きてすぐじゃないからかも?
という返事でした。
これからは早めに起こして暖気運転して出発します
頂上が近づく



宮之浦岳

写真では良く見えませんが・・・
「宮之浦岳30m」って書いてあるんです!
あまりにも役に立たない位置だと思います。

という事で頂上到着 

気持ち良く歩けた天女でした。
「私は怖い所がなければいいのよ!」
永田岳

頂上の標識


頂上に到着した時はきれいに見えていた永田岳ですが、昼食?を食べているとガスに隠れてしまいました。時々ガスが薄れるのでカメラを取り出しているうちにまたガスに隠れる・・・を繰り返して、やっと撮影出来ました。
ビール

折角持って行ったので取り出して撮影です。ビールといっても発泡酒の金麦ですが、拡大してみれば分かりますが、栓は開けていません。
(この時点では・・・)


下山開始は14:24
時間はたっぷりなのでゆっくり歩きました
奇岩

何とか星人のような・・・


岩の上の石は誰かが持ち上げた?
遠くなので小さく見えますが
数百kgはありそうです
下山

降りる姿も様になってきました?


花ノ江河ではシカに遭遇
花ノ江河

暖かくって気持ちが良かったです。


大きなザックを担いだ中年4人組さん
こんな時間に頂上方面へ進んでいますが
どこかでビバークでしょうか?
美しい湿原を守りましょう!



小花ノ江河の先に展望台から
トウフ岩

しまった、行く時に撮影していれば良かった!


杉じゃなくっても大木があります
工事中




淀川小屋

前の広場に30名近い人がいてビックリ
きっと中にも一杯人がいたと思います
テントも3張りありました

この先でまだ登って来る2組のパーティに遭遇
小屋は混んでいますよと声を掛けましたが・・・


行く時に修理していた木道はご覧の通り
有難うございます、お疲れ様でした!

淀川登山口に戻る

17:14 戻ってきました!
ご機嫌な天女です


淀川小屋のあまりの人の多さに
駐車場は満杯かも?と思っていましたが・・・
登山口のトイレ

トイレはきれいに掃除されていました。
後ろに水場もありますが、
水溜まりを歩かなければ行けません


この先は観光編にて温泉三昧!

乞う、ご期待!

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