温泉ざんまい 屋久島観光編

09年3月20日〜21日

屋久島の温泉


屋久島の温泉といえば平内海中温泉でしょう。
干潮時だけ入れる温泉として有名で
着替えは囲いもない岩の上、
温泉も囲いのない混浴なので
観光客が並んで見物している前で
裸になって入る勇気が必要なのですが
今回は干潮が21時過ぎなので真っ暗闇なのです。

その次は湯泊温泉、尾ノ間温泉
このなかで尾ノ間温泉は天女も前回に入っているので
(150円という安さですがツルツルになります!)
平内海中温泉と湯泊温泉入浴をしたいと思いました。
天女も「混浴慣れ」してきたので
それほど抵抗がなくなって来たのではないかと思います。






宮之浦岳下山
天女が大復活を遂げ宮之浦岳を淀川登山口から2時間38分で登った武勇伝?はこちらをご覧下さい。
という事で、淀川登山口に17:14分に戻った我々は、きれいに掃除されているトイレを使わせてもらって(往復6時間足らずだったので、途中で用を足さずに登山口まで戻れました)林道を戻ります。

まずは天女と一緒の4年前の時は、激しい雨でタクシーの中から眺めただけだった紀元杉に行きました。この時間なら観光客がいないから狭い駐車場も独占だろうと思っていましたが、案の定車は1台もありません。(しかし、見物していたら女性2人がレンタカーで来ましたが・・・)

    
           何故かノリノリの天女
ここまではバスで誰でも来られるので、屋久島では一番ポピュラーな屋久杉だろうと思います。後ろがその紀元杉です。
紀元杉

遊歩道で1周出来るようになっています
ここまで道路から30m位でしょうか
縄文杉と違ってすぐ近くで見られる所もグーです



枝はほとんどありませんが
紀元前?から生きています!
黒く見える枝は宿り木でしょうか
紀元命水

名水は数あれど錆鉄人が知る限り「命水」はここだけです。
紀元命水があると知ったので、ここで水を補充しようと思っていました。紀元杉の根本付近から湧き出しているものとばかり思って、遊歩道を1周しましたが、見当たりません。
おかしいなぁと思って駐車場に戻って周囲を見渡すと、ありました!
駐車場とは反対側の山際に小さく標識が出ていました。


水しぶきで濡れるので水汲みは錆鉄人の仕事
うまい!甘い!
ペットボトル1杯を飲みほして
つぎの1杯を天女に渡しました。
「おいしい!今までで1番!」
天女お墨付きの甘露水です
平内海中温泉
紀元杉からの林道は時間がいのでく、対向車がないので運転も楽でした。安房から時計回りに尾ノ間まで走り、夕食を農協のスーパーで買おうとしましたが、何故か弁当の類はありません。おかず類と缶ビールを買って、途中にコンビニがあるかもと思って走りましたが、結局平内までなく、海中温泉の下り口付近の路上に駐車して干潮を待つ事にしました。数台の車が駐車していました。
主食は変えなかったので、非常食として持ってきたカステラやミニケーキを食べてしのぐことにしました。(一応、α米とコンロはあったのですが・・・)錆鉄人は500ml缶ビール2本で満足でしたが、天女には不十分だったに違いありません。
干潮時刻は9時17分と調査済みでしたが、次々に車がやってきて、海中温泉に歩いて行って、しばらくすると戻ってきます。干潮の時間も知らないシロウトだよ!と優越感に浸る錆鉄人でありました。
本当は10時頃に行こうと思っていたのですが、20時半頃になると車は1台だけになったので、今なら空いているに違いないとヘッドランプを点けて出かけました。寸志を入れてスリッパを脱いで温泉へ行くと、予想に反して10人近くの人がいました。(ヘッドランプで照らさないように気を付けるマナーの良い錆鉄人でりました)
という事で、天女と一緒にすぐそこの岩に上に衣服を脱いで温泉へ。手前にある直径50cmほどの温泉が洗い湯です。入浴中の人にそこにある湯桶を使っても良いのか尋ねて使わせてもらいました。
という事で、待望の温泉へ。温泉は3つあって、一番海に近い所はぬるめです。空を見上げると満天の星がきれいです。
温泉の下はヌルヌルしてちょっと注意が必要でした。温泉で話しをしていると、今日は小潮とかで一晩中温泉に入れる日だとか・・・がいどぶっくには干潮の前後2時間しか入れないと書いてあったのに・・・
なあんだ、、そんならもっと早く来ればよかったと思いながら、温泉を堪能して車に戻りました。
錆鉄人は寝不足でフラフラ、福井から持ってきていたチューハイを飲んで速攻で就寝体制に入りました。新型ムーブは予想以上に広く、前席シートを倒して後席のシートとくっつけた状態でほぼ身長分の長さがあり、寝袋を枕にすると寝心地もまずまず。天女もそうやって寝ればいいのになぜか中途半端な位置で寝ようとしていました。錆鉄人のほうが普段は寒がりなのですが、普通の服装のまま寝袋は枕にして平気でしたが、天女は寒いというので着替えを渡した所までは覚えていますが・・・

寒くなったので天女は夜中にもう一度温泉に入ったそうです。(一人で行くなんて大胆な!)すると地元のお爺さんが一人入っていていろいろと話してくれたそうです。
水着着用が駄目なのはちゃんと洗ってから温泉に入らないからで、がからバスタオルを巻いて入っても良いそうな。さらに温泉の下が海藻でヌルヌルしているが、明日は地元の人が掃除をするのできれいになるとか・・・錆鉄人は天女が出て行ったのも知らずに寝ていましたが、それでも2時間置き位に目が覚めました。
という事で、朝5時前には目が覚めてしまい、移動することにしました。


お断りして記念撮影!

天女の色白が際立ちます
湯泊温泉

こちらはガイドブックでに必ず紹介されている湯泊温泉。ここは満潮になってもしずまないので、24時間入浴可能。こんな時間なら誰もいないだろうと想像した通りでした。ここも寸志(一応100円となっているみたい)です。温度はややぬるめ。


右側には足湯も出来ていました。
湯泊温泉その2

実は、ガイドブックには詳しく紹介されていないことが多いのですが、上の温泉からさらに岩場のほうへ50mほど歩いて行くと、こんな温泉があるのでした。歩く所はコンクリートになっているので分かります。
こちらは狭くて1人入か2人るのがやっとの大きさです。


こちらはご覧の通りの大きさ。
ちゃんと温泉が湧いてきているのは右側に黒く見える溝からお湯が流れ落ちていたので分かります。温泉はぬるめでしたが、思い切って服を脱いで入りました。裸になって身体が冷えた為か、逢った書く感じましたが、徐々にぬるく感じてきました。という事で、入った!という事に満足して上がりました。
湯泊温泉
上がった後は少し明るくなってこんな感じです。
最初の温泉ののほうへ戻ると、お爺さんが温泉に入る所でした。


手前は脱衣所、その向こうがトイレ、
駐車場は20台分ほどありました。
西部林道

水量が豊富でダイナミックな大川の滝


道路は狭く曲がりくねっている上に、猿が我が物顔で占拠していてクラクションを鳴らした位ではどこうとしません。まさか轢かれる前にどくだろうと思って恐る恐る車を出すとノソノソと横にどいてくれました。
そんな訳で、この西部林道を通過するのはものすごく時間がかかると思う必要があります。
がいどぶっくに見所として記載されていますが、はっきり言ってお勧めしません。暇でしょうがない方はどうぞ。
工事中

志戸のガジュマル園の標識があったので行ってみましたが、まだ開園していませんでした。
登山よりもダンゴ、観光よりもダンゴの天女の為に、早く宮之浦に行って朝食を食べる事にしました。

宮之浦に戻る

屋久島観光センターのレストランは一応目星をつけておいたので行きました。開店していて観光客も数人いましたが・・・レストランはやっていません。もう少し時計回りに走ってみましたが、ありそうになく、鹿児島港のトッピーターミナルでは朝食をやっていたのを思い出し、少し早いけれどレンタカーを返して、ターミナルへ。




トッピーターミナル
しかし何たることでありましょうか。レストランは見当たりません。お土産屋さんはありますが、それさえも営業していません。9時になって売店が開いたので、錆鉄人はビールで空腹をいやしました。天女はウィンドショッピングで紛らしたようでした。

屋久杉?のベンチとトッピーの模型


さらば、屋久島!
朝から曇り空で山は見えません。
機能のうちに登って良かった!
(天女はアタックザックを前に担いでいます)
10:45のトッピーで出港

鹿児島観光と高千穂峰登山へ

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