万札さんの百名山全山日帰りの前座 笠ヶ岳
その2

2010年8月13日


その1の行程
要するに笠に登ったという所までです。


下山開始は9:45


ここまではその1にアップしています。
岩のガラガラ地帯を下る


登山ルート歩いている限り
岩は安定していました。


天女はこういう所ではマークを見つけられないので
錆鉄人が先に進みました。

露に濡れながら

涙を溜めたようなチングルマ

何故かこの辺りまで来たらハイマツが濡れていました。
まさか局地的な雨はなかっただろうと思うのですが・・・


道標もマークもなくて
天女はこれでいいのかしらと心配していました。
だって他に道はなかったよ!
工事中




あそこを通るのか・・・


やっと歩きにくい登山道は終わった!
とルンルン気分で歩いていると
天女が怯えて立ち止まりました。
ヘビ!
何とマムシが4匹ミーティング中でした。
ストックですぐ傍を叩きましたが
なかなか動こうとしませんでした。


凄い岩壁です。
渡渉その1

天女は羽衣がないので飛べません。
愛妻家の錆鉄人は渡れるように石を投げ込みましたが
手前(天女のいる場所)には小さい岩しかありません。
錆鉄人は1.5m程を軽々と飛び越え
対岸の40kg程ある岩を抱えて投げ込みましたが
転がって深い所に行ってしまいました。

という事で、白い丸のある岩に乗って
何とか動かそうとしていると足が滑って水中にズルズル






流木の丸太でなんとかならないかと思いましたが
こちらの岩の上で手で押さえている訳にもいかず、
丸太から落ちた時のほうが危ないので
結局天女は川の中を歩いて来る事になってしまいました。
大岩

良く見ると
上流のここなら飛び越えられたかも?
でも、深そうで落ちたら怖い所です。



大岩の下にテントがひとつ
テントがなくても雨は完全にしのげる場所なので
虫避け用でしょうか。
誰もいないようでしたが、マムシが怖くないのかしら?
渡渉その2

ここは流木に飛び移って
天女に手を差し伸べて難なくクリア


その先も石の上を難なく通過
その先はやっと普通の登山道になり
天女の足が回転良く動き
2分間で40mも下った時もありました。
新穂高の湯へ

14:05 やっと下山しました。
クリヤ谷コースはお勧めしかねます。
その理由はここまででお分かりと思います。

下山口から200mほど旅館の道路を下ると
新穂高の湯(寸志)

頂上でクリヤ谷を下山すると決めた時
折角なので入っていこうと相談しました。


新穂高の湯はぬるくて
数年前奥穂の日帰りの後に入って風邪をひいた位でしたが
写真にあるようにパイプで熱湯が引き込まれ
おかげで熱めの湯温となっていました。
という事で、入浴客は川のそばに集まっていました。


午後9時まで

すごくさっぱりしました。

駐車場へ戻る

えー!2kmもあるの!
曇った日でよかっらね。


やっと駐車場の入口に戻ると
入口から車で満杯になっていました。
おめでとう!

18:41 感動のゴールです。

フラッシュ禁止モードになっていました。
ごめんなさい。


何故か万札さんの携帯と通話が出来ず
奥様からの電話は繋がって19時半頃と聞きましたが
もっと早いのじゃないかと6時過ぎから行っていて正解でした。
繋がらなかった携帯でしたが
ゲートまで戻った万札さんからの電話は繋がりました。
祝杯

        まずはカンパーイ!

駐車場の車の後ろでバーべキューをするつもりで、昼の間に万札さんの車と同じ2段目に移動していたのですが、駐車場を警備する人が巡回してきて、「テントと火を使うことは禁止です。」というので、駐車スペースは登山する人に使ってもらう事にして、道の駅に移動しました。
先に行って、温泉に入って来る万札さんの分も場所を確保しようと思いましたが、道の駅は車中泊の車でほぼ満杯。でも、トイレから一番遠い西側のレストランの前だけ余裕があって2台分を確保出来ました。


天気予報通り雨が降り出したので
バックゲートを屋根代わりにしましたが
雨はだんだんと強くなり
傘を差しながらのバーベキューとなりました。

疲れた万札さんなのに
長い時間お付き合い頂き有難うございました。
ありがとう

おかあさん、鍋でご飯を炊いたり
いろいろ世話をしてくれてありがとう。
(手に持っているのはレトルトのカレーです。)

という事で、万札さんの百名山全山日帰りも無事達成し、大満足で眠りに着いたのでありました。

午前1時にトイレに行きましたが、まだアルコールが残っていると思われるのでもう一度寝て、3時に目が覚めたので帰宅する事にしました。天女は後ろで寝たままです。

出発後、小雨が降り出しだんだんと強くなり、平湯トンネルを出た所から九頭竜湖を越える辺りまでは本降りが続きました。12日昼前に万札さんから相談の電話があった時、万札さんが12日休みだと聞いて、それなら明日すればいいんじゃないですか、と答えて良かったなと思いました。今日の天気なら、笠新道の途中でもやる気がなくなって戻ってしまっただろうと思いました。
帰宅
という事で、順調に早朝の国道158号線を走っていたら、道路に落石!
避ける余裕も無く乗り上げましたが、あえなくバースト!
しかしながら錆鉄人は超人的な運転テクニック(超人的な運転テクニックがあるなら、落石を避けて走れば?というツッコミは無し)で事故を免れ、追突されない場所まで車を移動させてタイヤを交換し、その後はゆっくりと走って7時前に帰宅ました。


穴は5箇所ですが、
内部でワイヤーが切れて凹んでいる所が数箇所

スペヤタイヤのない車は
絶対に買うのはやめようと思いました。

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