日本最高所の露天風呂のあとは 温泉めぐり

2010年8月28日
本沢温泉〜硫黄岳〜本沢温泉〜稲子湯〜小斉の湯
ここまでの行程
福井の我が家を午後7時ごろに出発し、諏訪湖SAで車中泊し、はるばると八ヶ岳の裏側まで来て、日本一高所の露天風呂 本沢温泉の「雲上の湯」に入って、ついでに硫黄岳に登って下山時も雲上の湯に、しかも往復とも貸し切り!という離れ業にも満足せず、さらにコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを上げんとする錆鉄人なのでありました。


さて、長い林道歩きで、膝が痛くなったという天女の為に(天女は錆鉄人同様、滅多に足が痛くなったりすることはないのですが・・・)愛妻家の錆鉄人はすぐに温泉療養をしなければ!と温泉巡りをすることにしたのでありました。
(これは、天女向けの洗脳の為の文章です。)
稲子湯

という事で
駐車場からすぐの稲子湯に入ろうか、
どうしようかとかなり迷いましたが・・・
(「すぐに温泉療養」の文句と一致しませんが・・・)
八ヶ岳の裏側には滅多に来る事はないと思い
入る事にしました。


ここの駐車場は300円と書いてあるので
有料ならやめようと錆鉄人は車で待機し
天女に確認してもらいましたが
入浴客は払わなくていいとの事。
まあ、こんな山の中、普通はそうですよね。

登山者が駐車する場合には必要です。
登山口に置いておくより安心感はありますね。
特に錆鉄人は車上荒しに逢っているので
帰ってくるまでいつも心配しています。
中へ

写真は出る時に撮ったものですが・・・
ランプがぶらさがっていて
感じが良かったので撮りました。


男湯は手前にあります。
男湯

源泉は白っぽい透明なのですが
沸かしたお湯は茶色です。
(2人入っていたのでこの部分だけ撮影しました。)


源泉

盛んに湧き出ていました。
飲むとラムネ味でした。
女風呂

勿論、天女の撮影ですよ!

男湯とはほぼ左右対称な作りで
間をこの石積みで仕切ってあります。


天女も飲んだとの事です。
小斉の湯

蓼科温泉の中から探し出した混浴温泉!
勇んで行ったのですが、
何と!混浴ではなくなっていました。

ところが貸切露天風呂が800円!
しかも2人で入っても800円!
つまり1回(40分)800円という事です。
旅館なんか、一人1500円なんて所が多いのですが!

という事で
普段はこんな贅沢はしないのでありますが・・・
結婚30周年記念の年でもありますので・・・
思い切って貸切の鍵をもらいました。


温泉はすべてこのような通路で繋がっています。
貸切露天風呂!

なかなかいい感じ!

お金を出して貸し切りで温泉に入るのは
三朝温泉の依山楼岩崎以来です。


結婚30周年記念貸切露天風呂!
(手前の洗面器が目障りですが・・・)

源泉がいつも注いでいるので温泉はかなり熱め
手前の水を入れるのですが
蛇口から勢い良く出た水は半分は外に
そして、すぐに出なくなってしまいました。
自然水なので溜まるまで出ないみたいでした。
貸切露天風呂

脱衣所のほう
自然木をそのままいかしています。


40分の時間が切れる前に
錆鉄人がフロントへ鍵を返しに行き、
あとは男湯と女湯を別々に入ります。
全部入ったほうがコストパフォーマンスが高い!
というケチな考えではありますが・・・

右は男子禁制の階段です。
見晴らしの湯(男湯)

どの露天風呂もほぼ同じ作りで
浴槽が2つありますが、
1つはかなり熱くって入っていられません。
冬はいいかもしれませんが・・・


木陰からゆっくり下を眺めるのもおつなもの!

ですがゆっくりしている暇もなく
次の露天風呂に突進!
ところが、
(・・・3段下に続きます)
森林浴の湯(女湯)




一番高い所にある森林浴の湯
天女と一緒に入りたかった・・・
仇討の湯(女湯)

何故、仇討ちの湯なのでしょうか?


どこも源泉が注ぐ熱い浴槽と
普通の温度の2つに分かれています。
「岩間の湯騒動」

錆鉄人が2つ目の露天風呂の脱衣所に入ると、そこでは女性が着替えを終えてタオルを巻いて入っていく所。
「あれ!間違って女風呂に来ちゃったのか」
と思って出ようとしたら、従業員の女性がドアを開けて入ってきました。
錆鉄人は
「わー!警察に通報されたどうしよう」
と焦りましたが・・・
錆鉄人には目もくれず、露天風呂のほうへ行って、
「ここは混浴ではありません。今、女の人が入っていると通報がありましたが、すぐに出て行ってください!」
と言って、上がってくるのを待っていました。
何と中から3〜4人の女性が上がってきました。
全員タオルを巻いていましたが
(という事で、錆鉄人は裸を見た訳ではありません)
一人はは腕にイレズミがありました。

中に入ると、その女性たちの連れらしい集団が陣取っていて、今入っていた外人が告げ口したんじゃないか、とか、もう小斉の湯もおしまいか、とか言っていたので、錆鉄人は写真も撮らずに、そうそうにその場を立ち去ったのでありました。



という事で、最後は内湯

これも左は源泉が入っていて熱かったです。
玄関先


という事で、天女の膝も無事回復したのでありました。

さて、錆鉄人は毎週のように山に行って遊んでいるお気楽な人間のように思われる人が多いと思いますが、結構お気楽な人間だと思います。
が、翌日は休耕田の草刈に汗を流しました。

また、金無しなので決して贅沢をしているわけではありません。
今回の遠征は
高速代往復 2,000円
ガソリン代 7,300円
  (満タン法でリッター12.9km走っていました)
本沢温泉 1,200円
稲子湯  1,200円
小斉の湯 1,400円+800円
合計 13,900円しか使っていません!
食べたのは天女おにぎりと、帰りにすき屋の牛丼に入ったきりでした。

ちなみに、この前の白馬岳〜白馬鑓温泉は合計で1万円弱でした。
笠は6,000円程、御岳は温泉が高かったので8,000円程、
という事で、天女と二人で月3〜4万円程度しか使っていませんから、普通の中年夫婦より娯楽費は少ないのではないかと思っています。
注:
錆鉄人は飲む(会社帰りに飲みに行かない)打つ(パチンコをしない)買う(宝くじさえ買わない)をしないので、ほとんど小遣いは「0」です。

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