仙人池で かあちゃんさんと感激の対面

2010年9月25日
またしても、とりあえず写真だけ!
ここまでの行程
最初の計画から室堂から仙人池の往復に変更し、24日は午前3時に起きて、予定通り先頭で雷鳥沢を登り始めましたが、痛恨のというか、単なるボーンヘッドでルートミス、標高で400m位涸沢を登ってしまいユーターン。
しかし、それにもめげず、無事に池ノ平まで歩き幕営。
夜食はすき焼!で、これまでのカップラーメンオンリーの山ご飯に我慢してくれていた天女も大満足。



明けゆく池ノ平

空けゆくチンネ
お隣さんは暗いうちに出発したようです。


何か、ジョーズのようだな
と思っていたのですが・・・
小屋の前から

平の池

上は池ノ平で
下は平の池


気温は4.5℃
反対側

黒部の谷はガスが充満


お風呂
モリブデン鉱山の名残




五右衛門風呂



山岳招来
酔客無尽
鳥獣随喜
池の平の湯
朝食

朝食は食べきれずに残ったすき焼に
ご飯を入れて「おじや」です。


天女に任せて
朝から飲んでいる錆鉄人
出来上がり!



いやーぁ、山はいいなぁ!
食後の散歩

ぐんぐんと雲が消えつつありました。


ジョーズじゃなく
モンローの唇でした。
雪があるともっとセクシーだとか・・・
テントの撤収

でかい口!


テントの撤収開始です。
フライはずっと前から小屋の石積みで干していました。
小屋の中

剣岳点の記の撮影のDVDを見せてもらいました。


若い女性が一人二階にいました。
出発

ビデオを見ていたので遅くなりましたが
9:34 いよいよ出発です。


峠に戻ると見事に晴天!
仙人池ヒュッテへ




到着

遂に来ました!
かあちゃんさんの仙人池ヒュッテ


入る前に池からの眺めを勧められました。

天国で極楽

仙人池の名物 檜風呂

着くなりお風呂を勧められました。
かあちゃんさんも出てきて
「遠慮せずに二人で入りなさい」とおっしゃってくれました。

という事で、一番風呂に入らせて頂きました。
正に天国で極楽でした。



ここは水はポンプで汲み上げている貴重品なのです。
無駄に水を使わないように身体を洗って入りました。
温度はちょうどいい加減。
ヒュッテの皆様の心遣いが感じられます。
でも、入っていると
「湯加減はどうですか?」
と聞きに来てくれました。
昼食




仙人池で遊ぶ



逆さ天女!
(しまった、26日の朝に撮影すれば良かったのに・・・)

部屋に戻って絶景を見ながら
天女梅酒の水割りを飲んでました。
結局、この日は1日中飲んでいたような・・・

この後、天女はお昼寝だったっけ?


汗っかきの錆鉄人なので
Tシャツとランパンを洗って干しています。
憧れのかあちゃんさんと



かあちゃんさんは80歳
女学校を出た才女で、記憶力は衰えていません。

「ここはお金と暇があって丈夫な体がないと来れない所、
お父さんやお母さんに感謝しなさい」
「僕らはお金も暇のないけれど
結婚30周年記念旅行でかあちゃんさんに逢いにきました。」

何度も結婚30周年おめでとうって言ってもらいました。

かあちゃんさんの話しを聞きながら

食堂でかあちゃんさんの話しを聞いてました。
(天女は日の当たる部屋でお昼寝をしてました)

この3人がこの日の宿泊客(+我々2人)
まさか、こんなに少ないとは・・・
布団1枚に天女と二人で寝る事を
楽しみにしてきたのですが・・・


お客さんの差し入れ

スタッフだけで食べるのではなく
お客さんと一緒に頂くのがかあちゃんさんの考えです。

夕方

昨日は雲が真っ赤に染まって
それでチンネが燃えるようにきれいだったとの事

かあちゃんさんが言ってました。
ここから見る景色は1日たりとも同じ事はなく
毎日毎日感動しながら眺めていると・・・
錆鉄人は思いました。
毎日毎日、天女に感謝しながら
仲良く生きて行こうと・・・


右のほうで湧いた雲は
チンネに近づくと消えてしまって
結局、赤く染まることはありませんでした。
夕食

それでも素晴らしい仙人池からの景色


豪華な夕食

昨日はカレーだったけれど
たくさん材料を作ったので今日はシチューにすると
お昼にかあちゃんさんが告白?してました。
何度もお代わりを勧めてくれるので
おなかが一杯になりました。

と、夕食中に10人程のグループが到着
室道から10時間掛かってきたとか。
一人でも調子が悪くなったらどうなっていたか・・・
どう考えても無理な計画です。

部屋

到着してすぐに案内された部屋は2階の七峰
玄関の上で、窓からチンネが見える最高の部屋です。

6畳間に2人だけ。
もし、夫婦連れが来たら相部屋をお願いするかもしれません
と言われましたが、結局二人占めでした。

という事で、敷布団は2枚にして、
毛布も上下にしました。


実は錆鉄人も昼寝を少ししたのですが・・・
太陽が当たってポカポカ気持ち良かったです。

が、夜は冷えました。(天女の寒そうな姿!)
寒いと言うので布団を2枚にすると
今度は重いと言うので
晴れて1枚の布団に2人で寝る事が出来ました。
やはり、山小屋の醍醐味はこれでしょう?

品行方正な錆鉄人
天女が温まってからは自分の布団で寝ました。
(布団2枚で・・・確かに重かったです)
今考えると、寝袋を出せば良かったのですが・・・

3日目「感動の天女晴れ」に続く

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