結婚30周年記念山行 26日その2



ここまでの行程
1日目(9月24日)
最初の計画から室堂から仙人池の往復に変更し、24日は午前3時に起きて、予定通り先頭で雷鳥沢を登り始めましたが、痛恨のというか、単なるボーンヘッドでルートミス、標高で400m位涸沢を登ってしまいユーターン。
しかし、それにもめげず、無事に池ノ平まで歩き幕営。
夜食はすき焼!で、これまでのカップラーメンオンリーの山ご飯に我慢してくれていた天女も大満足。


2日目(9月25日)
そして、2日目は僅か40分の歩きで仙人池ヒュッテに到着。
錆鉄人的には仙人温泉に行ってきたかったのですが(往復約3時間ほど)天女がのんびりしたいと言うので、思いとどまった愛妻家の錆鉄人でした。
おかげで、天女とと一緒に涙ぐんだりしながら、かあちゃんさんのお話しをたくさん聞く事が出来ました。
そして、おいいしいご飯と暖かいおもてなしに感激し、部屋に戻って6畳間に2人だけという寒さに、布団1枚に2人で寝るという山小屋の醍醐味を十分に味わったのでありました。


という事で、3日目!(9月26日)
最高の景色を堪能して、かあちゃんさんに見送られて、仙人池ヒュッテを出発したのでありました。
谷底に下りる

深い谷はまだ陽が差し込みません。
向こうの岩の男性は真砂沢から

かあちゃんさんが言っていました。
これまで、仙人橋はヒュッテで撤去していたけれど、
ちょど県の課長さんがいる時に
お客さんからどうしているのという話しになって
県でしてくれるようになったという事でした。


仙人橋

ちゃんと一人ずつ渡ります。

河原歩き


特に登山道が決まっている感じではありません。
岩の上に石が積んである所を目印に進み
川が迫っている所は高巻きのルートがあります。


高巻きは険しいルートが多い。
二股

天女は足元しか見ていないので
こんなひっくり返った木道の上を歩こうとしました。
来る時に、もっと向こうで河原に下りたでしょう!


二股
橋を渡ると黒部湖方面へのルートです。

真砂沢のほうから下っていると
ルートの後ろになるので見えません。
真砂沢ロッジ

何組かのパーティが休憩してました。

トイレを借りるだけなので
来た時と同じく岩の上にザックを置きました。
この先、剣沢まで時間がかかるので
ちょっと早いけれど(8:50)昼食です。


万札さんから頂いたボロネーゼ
工事中

まずスパゲッティをゆでて
ボロネーゼを沸騰したお湯で温めてから入れます。


いい景色といい空気の中
おいしいものがさらにおいしくなります。

テントは1張りのみ残っていました。
一般的なツアーの場合、
朝一番で室堂までバスで来て
真砂沢が1日目の宿泊場所になります。
ちょっとだけ雪渓

基本的に左岸の夏道歩きです。


後ろの大滝を見に行きました。
大滝

正面はスノーブリッジが薄い可能性があるので
怖くていけませんでした。
従って、上の写真の先の所で
ズームして写しておけば良かったのですが・・・

大滝の手前から岩を登りました。


結構厚く見えるから大丈夫だったかも?

でも、リスクがある事は
避けるのが錆鉄人のポリシーです。

夏道に戻る



天女は岩はそれなりに登りましたが
この草付きの登りにてこずっていました。
いよいよ剣沢雪渓歩き

ここから雪渓に入りました。
天女の先に真砂沢の給水用パイプが引かれていて
基本的にはそれに沿って歩けと言われています。



雪渓は続くよ何処までも!
結構急な登り

この辺りが一番急な雪渓だったような・・・
登りは危なくないのでアイゼンを着けなかったのですが
天女は怖かったみたいで
待っていたら息も絶え絶えに登ってきました。



スキーをしている人はいませんでした。
雪渓の終わり




剣沢小屋




2回目の昼食

これも札幌のAさんから送って頂いたものです。


2日前よりは紅葉が進んだような・・・
剣岳頂上のアップ

登山者が見えました。


食べる天女
閉鎖

何と、2日前に雪渓の歩き方を尋ねた山岳救助隊?
の詰め所は閉鎖されています。


そういえば、ここに登って来る時
教えてくれた隊員さんが駆け下りて来るのに逢いました。
ザックは向こうの入口の所に置いてありますから
剣沢小屋さんにあいさつに行ったのでしょうか。

剣御前小屋



12:54 到着
たくさんの登山者がたむろしていました。
別山乗越からの景色

こちらは剣沢側


こちらは地獄谷
トイレ

小屋の反対側に公衆トイレがあります。


だんだんとガスってきたので見えるうちにと撮影
この時、登ってくる人から、
この景色は乗越からも見えますか
と聞かれたので見えますよと答えましたが
大丈夫だったかしら?
分岐



雷鳥沢キャンプ場へと向かいます。
記念撮影

後ろは立山
このキャンプ場、素晴らしい眺めです。


あそこまで登って引き返したのだから・・・
おバカも極まれり!
地獄谷

ガスの中を通過すると目がピリピリしました。
当然、咳もでます。



地獄



ヘロヘロになって登る天女

疲れたからではありません。
ガスを吸って調子が悪くなっただけです、
と言いたい所ですが・・・結構ばてていましたね。

上に見えるのがみくりが池温泉
みくりが池温泉

この写真は入浴後ですが・・・


入口
工事中

よく見えませんが
白濁した温泉でツルツルになります。


すっごく良かったわ!

満足げな天女
みくりが池

逆さ立山ならず


3時半のバスに乗ろうと急いで室堂へ行き
2台目のバスに乗れましたが
美女平でケーブルカー30分待ちでした。
その間に、
試食品の抹茶まんじゅうをちゃっかりと頂きました。
立山駅に戻る

大きなザックが荷物用のケーブルカーに
向こうのほうが空いていて
景色もいいのですが・・・


仙人池ヒュッテのTさん、
ちゃんと手紙は投函しましたからね!
(室堂では急いでバス乗り場に並んだので
立山駅で投函しました)


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