いつまでも続いて欲しい 親孝行旅行

10年3月13日〜14日


親孝行旅行


我々夫婦の両親の中では
天女のお母さんだけになってから始めた親孝行旅行

これまでに
草津・玉造・城之崎・渡鹿野・宝川・勝浦・いわき湯本温泉
に泊まりましたが、
お母さんは腰が曲がってきて
少し歩くと腰が痛くなるようになり弱気な事を言っています

まだまだ大丈夫
心配なら天女が手を引いて行きますからね
という事で、今年も行きました!

泊まりは渋温泉「湯本旅館」
外湯巡りの9番大湯のすぐ前という好立地
腰の曲がった義母さんが外湯巡りをするには最適!
という事で決めたのでしたが・・・
(+安かったからですが!)

渋温泉は
コストパフォーマンスを重視する錆鉄人には
最適な温泉でもありました。






計画1日目
混浴露天風呂巡りをしながら万座に行くという計画にしたのは、お母さんが長い時間歩けなくなったので観光は無理になってきた事と、温泉に入っているあいだ別々なのは、天女があまり話をしないのでお母さんがつまらないだろう思うからです。(それ以上に、錆鉄人がつまらないからでありますが・・・)

もうひとつ、11月末の凍結した道路で白骨から乗鞍高原へと迂回路を走らされて死にそうな位怖かったので白骨には絶対行かないと思っていたのですが、やはり泡の湯に入ってみたいという願望もあったからです。そして、この時期なら道路の凍結も問題なく(昼間だし)、温泉もあまり混雑していないんじゃないかな・・・という読みもありました。

が、万座までは高速を降りてから1時間半、しかも有料道路の料金まで取られます。高速を降りてそんなに遠くない所にして、その分時間的に楽をしてもらったほうが良いと考え直して、目的地を渋温泉に変更したのでありました。


という事で、最初の計画は4時半にはお母さんを乗せて出発という計画でしたが、普通に6時半出発(これでも普通じゃないかも?)に変更。
鯖江インターから高速に乗って信州中野ICで下り、湯田中温泉方面に走るという簡単なルートです。雪対策と腰が曲がってステップワゴンへの乗り降りがしんどくなったお母さんの為に(かつ、二酸化炭素の排出量削減の為)、カーナビのない天女のムーブで行きますが、まずは迷う心配ない計画となりました。
角間温泉で3外湯巡り
一番目は湯田中温泉の日帰り入浴を考えましたが、面白そうなHPを見たので、角間温泉の外湯巡りをする事にしたのでありました。
地図で大体の場所は頭に入れて走行していたのですが、どこにも「渋温泉」という標識はなく、滋賀草津道路の山の中の道路に突入してしまいました。
この辺りの筈なんだけど・・・と思いながら左を見ると、ほぼ平行して道路が走っていますが、そこに入る所がありません。結局、道の駅まで数百メートの所までもどった所に、湯田中・渋温泉とともに角間温泉の案内標識があったので左折し、走ってきた道路の横を2kmほど逆走して到着。

内湯巡りの鍵は黒鳥商店で借りると書いてありましたが、そういう表示が出ていないので、前に停めて天女に聞いてもらいました。するとここで借りられる事が分かり、右の写真の林芙美子文学館駐車場と書いてある所に駐車し、車のカギと引き換えに外湯巡りのカギを貸してくれます。

天女が料金は400円だと聞いて来たので、1,200円を出すと「そんなにいらない。車1台の駐車料込で300円で、3人なので400円頂きます。」との事でした。
え〜!
3人で3つの外湯に入って400円って、ひとつ当り44円にしかならない!
角間温泉は超コストパフォーマンスの外湯巡りなのでありました。


内湯巡りのカギを借りられる黒鳥商店
奥の軽自動車の向こうが大湯
角間温泉1番目「大湯」
という事で、カギをもらってすぐ向こうの大湯に言ったのですが、いざ入ろうともらったカギ束を見ると「あれっ!カギが付いていない」
焦りましたが、入口にもカギ穴がありません。
良く見ると、細長い台形の穴があいている所があったので、もらった鍵束の木がそのカギだったのでした。差し込むとブザーが鳴ってロックが外れ、一度開けて閉まるとまたロックされるという構造でした。

かれなら簡単に合鍵が作れそうですが、不正が発見されたら5000円徴収すると書いてありました。僅かな金額なので、ちゃんとお金を払いましょう。


という事で、面白い体験をして中に入りました。
服を脱いでかけ湯をしましたが、ムッチャ熱い!慌てて写真の蛇口を回して水を入れましたが、熱い源泉の量に比べて頼りない程細い水流です。諦めて入りましたが、火傷しそうな熱さを動かずに入っていて体温で冷めるのを待つ事にしましたが、我慢できずに飛び出しました。

男湯と女湯は別々ですが、隣り合っているので話が出来ます。

角間温泉2番目「滝の湯」

大湯から50m程下った所が滝の湯です。中で湯音がしていましたが、須坂の御夫婦で月に1回は来ているとの事でした。他には入らずにこの滝の湯だけに入っているとか。
錆鉄人は温泉ハンターなので、同じ料金ならひたすら数をこなしますが・・・

すべて、このように湯気を排出する構造になっているので、中には湯気が籠りません。


やや熱めという湯温
角間温泉3番目「新田の湯」

さらに50mほど下った所にある新田の湯

湯上がりはカギを返しに行って
義母さんの為に車を回しました。


湯温は錆鉄人には丁度良い感じでした。
黒鳥商店の奥さんの話では、同じ源泉だという話だったので激熱の大湯が流れてくる間に徐々に湯温が下がってきてほぼ適温になっているようです。
昼食
道の駅やまのうちまで戻って昼食にしました。

ダシが濃い味でしたが
戸隠で食べたそばよりおいしかったです


地元食材のテンプラとざるそば
4湯目は熊の湯のエメラルドグリーンの湯
この熊の湯の緑色の温泉は、ぜひとも入ってみたいと思っていたのでした。
志賀草津道路を登るにつれ雨は雪に変わってきましたが、天女のムーブは4WDなので安心でしたが、急坂なのでセカンドで走るしかありませんでした。
日帰り入浴12:30〜料金1,000円(ちょっと高いけれど・・・)

残念ながらここは混浴ではありません。


雪の中で露天風呂に入っていました。

入った時は5〜6人の浴客がいましたが
順々に上がってくれたので貸切になりました。
渋温泉湯本旅館
泊った所は渋温泉大湯が目の前の「湯本旅館」
腰の曲がった義母さんに外湯巡りをしてもらうには最適の場所と思って選択しましたが、料金が安いので旅館にはあまり期待していなかったのですが、料理は工夫があっておいしく量もたくさん、みなさん感じがいい人たちでした。
チェックアウトの時、錆鉄人は「料金が安かったのであまり期待していなかったのですが、凄く良かったです。」と言うと(普通、そんな事は言わないかも?)「そうなんです、良く言われるのですよ。もう少し高くしても良いかもしれませんが、社長がそのままでいいって言うものですから」とおかみさんが答えてくれました。
建物は古く、廊下を歩く足音が容赦なく聞こえてきますが、それも一興。
すごくコストパフォーマンスの高い、いやコストパフォーマンスという言葉では表現出来ない良い旅館だと思いした。
そのうちに値上げされるかもしれませんから、泊るなら今のうちかも?

   自称美人のおかみさんと自称愛妻家の錆鉄人



10人位入れそうな貸切露天風呂
この日の1番乗りだったのかもしれません
渋温泉で旅館と外湯合計10湯に入湯!
さて、渋温泉の魅力は9つ!もある外湯巡り。
「番外薬湯 信玄かま風呂」というのもあるので、正確には10か所ですが・・・
外湯9つ全部を回れば満願成就、湯本旅館の左前の階段を上った所にある高薬師寺にお参りすれば願いが叶うといわれているとの事。
外湯はそれぞれが短い距離で点在し、全部回っても1.5km程度と思われるので、お母さんにも頑張って歩いてもらい長生きしてもらおうと思っていたのですが、旅館について、貸切露天風呂が空いているというので入ったのですが、それで満足されたのか、疲れたのか外湯には行かないと言われるので、我々もこたつに入って、雑談をしていました。


渋温泉外湯巡り

という事で、
錆鉄人はいったいいくつの外湯に入った事でしょうか?
渋温泉外湯巡り その1大湯
という事で雑談をしていたのですが、夕食は外湯巡りをするつもりで6時半にお願いしたいたので、時間が余ってしまい、夕食前に湯本旅館のすぐ横の大湯に入る事にしました。(順番では最後に入る所なのですが・・・)

女湯の入り口は左に回り込んだ所にありました。


さすが、大湯というだけあって、10人位は入れる広さでした。
夕食

記念撮影をしてもらいました。


信州牛のしゃぶしゃぶまで付いていました。肉は少しでしたが、野菜がたっぷりでヘルシーで良かったです。
2日目

生ビールでカンパーイ!


饅頭で蓋をされていて、中にはきのこが入っていました。
渋温泉外湯巡り その2 1番湯


以下、温泉の写真がズレている可能性もありますが・・・

渋温泉外湯巡り その3 2番湯 笹の湯


渋温泉外湯巡り その4 3番湯


渋温泉外湯巡り その5 4番湯松の湯



渋温泉外湯巡り その6 番外信玄窯風呂

次に信玄窯風呂に入ろうと、外湯巡りのカギと一緒になった地図を見ながら行きましたが、案内表示がなくなかまか分かりませんでした。
歩いている人に聞いたら、「そこだけどもうやっていないかもしれない」と言われましたが、行ってみました。階段の所をシートで屋根を作っているのはいいのですが、入り繰りにもシートが垂れ下がっているので入りにくかったです。
ということで到着しましたが電気も消えていたので、また明日くれば良いと思って記念撮影だけして次に進みました。
が、これが勘違いだったとは・・・



渋温泉外湯巡り その7 5番?目洗の湯


白い綿切れのような湯の花が浮かんでいて
つるつる感もあって美人の湯といわれるとか
天女はここが一番気に入ったようでした

渋温泉外湯巡り その8 七繰湯 




渋温泉外湯巡り その9 


2日目

非常に長くなったので、その2に移行します。





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