結婚30周年記念プレイベント 中房温泉 2日目

10年5月23日


前日からの経緯
「1日で中房温泉の14の温泉を全て制覇する」と意気込んで乗り込んだ錆鉄人でありましたが、その前の燕岳登山において、
燕山荘で生ビールを飲み、
合戦小屋で持って行った金麦を飲み、
中房温泉にチェックインして不老泉に入ってから金麦を飲み(チェックイン直後はクーラーボックスのビールがまだ凍っていたからですが・・・)
続いて貸切の滝の湯で温泉に入りながらスーパードライを飲んでからは、アルコールを自粛していたのですが、
夕食で何も飲まないのは申し訳ないので、スーパードライの大瓶を注文し
(でも、たくさん飲むと料金が高くなるので、夕食の前に金麦を1本飲んでから食堂に行ったのでしたが・・・)
その後は一旦部屋に戻ってから大湯に入り、戻った所でスーパードライを飲んだ為か、
お酒に弱い錆鉄人は、残りの温泉遠征を忘れて不覚にも眠ってしまったのでありました。

しかしながら、そこは意欲満々の錆鉄人!
5時前にはちゃんと目覚めたのでありました。(って、例によって単に歳をとったので目覚めが早くなったという事ですが・・・)
勿論、まだ宿題が残っているのに二日酔いなどしている余裕はありません。
(本当は、夜中の空いている時間に、また温泉に行こうと思っていたのでしたが、朝まで目覚める事はありませんでした。)


という事で、残っているのは「別館の奥」です。
それと焼山で土に埋めて蒸して食べようという計画で、持ってきた卵とさつまいもが残っています。

しかしながら、外は雨。
でも、山の上は相当な降りかもしれない。昨日、燕山荘に泊ったと思われる味真野町のMさんや山ねずみさん家族は、雨でお気の毒だなぁと思いやる心のやさしい錆鉄人でした。

天気予報では西日本で豪雨の警告が打されていて、今年は初めて直播きをしてもらって、芽が出たばかりの田圃がどうなる事か心配ですが、「心配しても自分でどうしようも出来ない事は心配してもしかたがない」というのが錆鉄人の人生哲学ですから、温泉制覇に全力投球。(単に、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを考えて、温泉に入りながら帰ろうというだけですが・・・)


岩風呂
まずは、昨日の夕方は女性専用時間だったので入れなかった別館の「岩風呂に行く事にしました。

朝5時の岩風呂
みなさん、まだ寝ているのでしょうか?


地熱浴場

別館では行きも帰りも犬が歓迎してくれました。



つぎは、昨日入った中では天女が一番気にいった「ねっこ風呂」に行く事にしました。
昨日は中庭のほうから行きましたが、今日はルートを変えて正面玄関から行きました。
途中に地熱浴場がありましたが、この時間は本格的に地熱を出していないのか、天女の座った辺りは暖かくありませんでした。でも、中央は蒸気が上っていて板も濡れているのがわかると思います。
2回目のねっこ風呂


朝のねっこ風呂にご満悦の天女
待ち時間無しでした。


これがねっこ風呂の建物(写真は22日撮影)
湯元「大弾正」

月見湯の横を通って場内見学です。
(月見湯もこの時間はまだ無人でした)



まずは中房神社へ
スリッパでは足元がちょっと不安定でしたが・・・
中房神社


「登るのは嫌」と言って来なかった天女の分も
お参りする愛妻家の錆鉄人でした。



湯元大弾正の湯溜まり
湯元大弾正

熱湯が湧き出しています



ここは熱湯が吹き上げていました。

が、タイミングが悪かったみたいです。
湯溜まりの左側の白い部分がそれなんですが・・・
御座の湯
本館に戻って、朝食までは時間があったので、廊下で中庭を横切って「御座の湯」へ。

ここは珍しく?男女別々の温泉です。
写真は女湯です。
この奥にウェストン卿が泊まったという部屋があります。

という事で、館内放送が入る前に食堂へ。



朝食

朝食は7時半という事でしたが、少し早く行ったのでまだ他のお客さんはいません。



これが朝食
錆鉄人は2杯もお代わりをしました。
家族風呂

朝食でお腹一杯になっても、未踏の温泉を求めて頑張る探究心の強い錆鉄人。もちろん、天女はついてきてくれます。

別館に入って(もう、チェックアウトをしているお客さんがいましたが・・・)岩風呂を越えて、その先の別館竹にある家族風呂に行きました。


狭いけれど2人が入るには十分です。
左側に夫婦が入ってきて声が聞こえました。
薬師の湯

返す刀でその奥の薬師の湯へ。
ここも別浴です。


家族風呂と大して変わらない感じですが・・・
大浴場

そういえば、大浴場も昨日は女性専用時間だったので
錆鉄人は入っていませんでした。



中房温泉って、お客さんはどうしたの?
と思いたくなるほど、温泉に入浴者がいません。
(って、普通はもうチェックアウトの時間です。)

天皇陛下の車が走る時は
道路の信号が全て青になるらしいのですが
天女のためにお風呂を空けてくれたのかしら?
と思う程、ほとんど貸切でした。
大浴場

温泉はどこも熱過ぎるようなところはなく、
いつまでも入っていられるような気持ち良さでした。


写真は男性用の入り口
泡の湯へ
という事で、ようやく9時半頃にチェックアウト。
2人では完全制覇できましたが・・・。山の中の一軒宿ですがカードもOKでした。料金も想定の範囲(って、宿泊費以外は、ビール1本と2,000円の信州牛の蒸し焼きと、朝食でアルプ素朴上の牛乳を飲んだだけですから・・・)

雨はかなり激しく降っていて、まっすぐ帰って田圃の水を調整しようか、それとも計画通り温泉巡りをしながら帰ろうかとハムレットのように悩む錆鉄人でありましたが、曲がりくねった狭い山道を無難に走りました。
悩み続けた錆鉄人は、山から抜ける頃、「このまま帰ったって4時間以上かかるのだから、数時間遅れて帰ったって大して変わらない」という真理に到達したのでありました。(錆鉄人の遊びの法則)
という事で、地球の為に優しい安房峠(有料のトンネルは避けて・・・)経由の最短距離で帰るルートを取って、その前に泡の湯などに寄って帰る事にしたのでありました。
乗鞍温泉から白骨温泉への道路には、激しい雨で所々落石が・・・、でも、錆鉄人の車には天女が乗っているから安心です。


激しい雨の降り続く泡の湯の駐車場は車もまばら。



泡の湯の入り口
温泉は撮影禁止


という事で、こんな写真しかありません。


こちらは露天風呂への女性用の入り口

向こうの建物の奥が露天風呂です。
雨はザーザー降りなのに露天風呂はぬるくて
頭にタオルを載せてじっと潜んでいました。
内湯

露天風呂はぬるいので内湯で温まりました。
女性は一旦着替えて、こちらに移動する必要があります。
タオルを巻いて移動するツワモノもいるそうですが・・・


小梨の湯「笹屋」さん

本当はこちらのほうを期待していたのですが・・・
今日は特別に温泉のメンテナンスをしているという事で
入る事が出来ませんでした。
乗鞍温泉「せせらぎの湯」

知る人しか知らない(って、当たり前ですが)せせらぎの湯

何と、白濁の掛け流し温泉が無料!
標識など出ていなくて、錆鉄人も場所はよく分かってはいなかったのですが、登山で鍛えた動物的な勘を発揮(って、偶然ともいいますが・・・)して、発見!


狭い玄関の左右が男女の入り口
温泉

こちらは女湯

天女曰く
「ぬるくて雨ザーザーの泡の湯より
こちらのほうが何倍も良かったわ!」
(無料だし!)

こちらが男湯
どちらも源泉掛け流し!

女湯には、この人の奥さんが入っていましたが、
天女が写真を撮らせて下さいとお願いしたら、
どいてくださったとの事です。
帰途
という事で、釜トンネルの信号を左折して、安房峠の旧道に行こうとしたのですが、通行止めの表示が・・・。やむなく安房峠トンネルに入りましたが、自動支払いの料金ゲートに係員がいて「ETCカードが使えます」と言うので、カードを抜いて渡しました。挿入口は変な所にあって、降りないとさせないような感じでした。
そのあとは、高山ICから飛騨清見ICまで無料区間を走って下道におり、福井までノンストップで走りました。



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