温暖の地を求めて 四国遠征

10年2月11日〜14日

四国遠征


天女と一緒の四国遠征はこれまでに2回です。

1回は3月20日頃
坂本竜馬ファンの下の娘と高知方面に旅行し
その時に剣山にも登りました。
2回目は四国に残った百名山の石鎚山に登る為に行き
道後温泉や大三島の観光をしました。

錆鉄人は仕事の関連で10回位行ってますが
観光も温泉もグルメもほとんど未経験です。

という事ですが、
暖冬予想が外れて大雪の福井
さらに山間地なので寒い我が家で
地球の為にといって日中はストーブも点けないでいる天女を
暖かい所に連れて行こうと考えた愛妻家の錆鉄人でありました。

どうせ行くなら
四国4県の温泉制覇と讃岐うどん巡りを目論んだのでありました!


(天女の為というのは後付けです・・・)






どうやって行くの?
これまで、四国に行くとすごい高速代がかかりました。福井からはかなり近いのですが、本四連絡橋の通行料金が高いので、片道1万円を軽く越えてしまいますが、錆鉄人には故自民党(まだ死んではいませんが・・・)が実施してくれた高速1,000円乗り放題という強い味方があるのでした。
本四連絡道路は別料金、さらに阪神圏を通らないと行けないので3,500円かかるみたいですが、この機を逃さない錆鉄人でありました。


【計画】
もう高速代は1000円が常識の錆鉄人ですから、3,500円もかかるなら土日の2日だけでは勿体ないと考え、2月12日(金)を休んで行くしかないという結論に達したのでありました。
という事で、本四連絡橋の料金を1000円にする為に淡路南PAで車中泊して松山ICで高速から下りましたが、阪神圏も深夜割引があったのか全部で3,200円で済みました。
奥道後温泉
道後温泉本館には入っていますが、再度検索していたら奥道後温泉のほうがお勧めとの記述があり、調べてみるとホテル奥道後ではジャングル温泉入浴券付きのバイキングがあり、昼は11時からで1,500円の所、朝は1,000円で6時半からとなっていました。バイキングの内容は違うと思いますが、「質より量」の錆鉄人と天女なので、朝食を抜いて朝バイキングに間に合うように行く事にしました。
天女は食事の後に温泉に入るのは健康に良くないと信じているので、先に温泉に入りました。



これはほんの序の口!

錆鉄人は飲み物だけでも
オレンジジュースを2杯
コーヒーを2杯
牛乳も2杯飲みました。
道後温泉本館

この時だけ雨でした


お隣の1番2番さんは東京から来たという女性2人でした
椿の湯



中はお年寄りばかりでした。
塩素の匂いもきつかったですが、
少しぬるぬる感がありました。
竜串海岸

駐車場から約5分歩きます


まさに竜の背骨のようでした
土佐龍馬であい博

昼食を食べる為に寄ったのでしたが・・・


飛び出す万次郎に追いすがる家族たち
天女のために!

上のくろしお社中で食事が出来なかったので
愛妻家の錆鉄人はここにも寄りましたが
ここも食堂は閉まっていました。
という事で昼食は持ってきたパンなどで済ませました。


四国最南端の碑
足摺岬

ジョン万次郎の像


荒波の足摺岬と灯台

ニュースで九州は大雨洪水警報だったので
まもなくここも大雨かと思いましたが
夜になっても全然降りませんでした。
七不思議巡り




これは名前そのもの
白山洞門

洞門が光り輝き
今にも天女が現れそうな・・・



出てくる所が違うでしょ!
足摺テルメ

1日目の最後は展望自慢の足摺テルメ
温泉に入る前に屋上から眺めました。


中はこんな感じでした
足摺岬で車中泊
という事で、1日目は計画通り。心配した雨も降らず白山洞門も観光出来て大満足の1日でした。
という事で、最南端の碑のすぐ横で車中泊。音楽を聞きながら、ビールを4本飲んで寝たのでありました。



2日目 大アクシデント発生!
朝一番には佐田の沈下橋に行ってその上を走ると言う計画だったので、4時半のアラームをセットしたのでありました。
そして、アラームで起きて、窓の目隠しを外し、ガラスに付いた水滴をタオルで拭いて、いざ出発。
キーを回します。
ブルッ・・・、ブルッ・・・

ガーン!昨日、ビールを飲みながら音楽を聞いていましたが、省エネ派の錆鉄人はエンジンを切っていたのですが、ラジオではなく(ラジオはついていません)カーナビだったのでバッテリーを使いすぎたのでした。

まだ5時前で辺りは真っ暗!
四国最南端のこんな所に、当分車は来そうにありません。

錆鉄人は混乱した頭で押し掛けしようと考え、天女を運転席に座らせてステップワゴンを駐車スペースから道路に押し出し、さらに勢いを付けようとしましたが、重い!渾身の力を振り絞って押しました。
しかし、エンジンは掛りません。
前に行って天女を見ると、スピードがでない筈です、天女はニュートラルからドライブにすぐに切り替えていたのです。
という事で再トライしましたが、掛りません。

とここで、
「あっ、そうだ。オートマチックだから押し掛けは出来ないんだっけ!」
錆鉄人の頭がやっと目覚めたのでした。

昨日通った時に1,000m程先にガソリンスタンドがあったのを覚えていたので、まだ開いている筈はないと思いながらも歩いて行きました。

すると、向こうから車が来たので手を振って停まってもらい「バッテリーケーブルはありませんか?」と聞きましたが、持っていないと言って走って行きました。さらに歩いて行くと、また車が来たので同じように聞くと、やはり持っていませんでしたが、天女の前まで走って行ってユーターンしてきました。
知り合いの所に聞いてあげると言って戻って行きました。錆鉄人も歩いて行きましたが、その車は何件か回って戻ってきました。そして、ホテルならあるかもしれないからと言ってまた走って行き、あったと言って戻ってきてくれました。

という事で、車に乗せてもらってステップワゴンの所に戻り、ケーブルをつないでエンジンの回転を上げてもらい、キーをひねりました。何度かトライしましたが、もう少しの所でかかりません。、
少し待ってからやる事にして30秒程まってからエンジンの回転を上げてもらってキーをひねるとやっと掛りました。

有難うございましたと言ってお礼をしましたが、いらないと言うのをむりやり押しつけてもらってもらいました。

という事で、しばらくはエンジンを切った後、掛るかどうか心配でしたが、何ともありませんでした。

なお、錆鉄人は、ステップワゴンを100m程押した時にかなり無理をしたので腰を痛めてしまい、特に帰宅後数日はとても痛かったです。(普通、1人でステップワゴンは押せないと思いますが・・・)

四万十川佐田の沈下橋
というアクシデントに見舞われながらも、天女のおかげで危機を脱した錆鉄人は、四万十川の沈下橋目指して走りました。しかしながら、カーナビが案内する道は1車線の狭くて曲がりくねった道ばかり、緊張が続きました。
しかしながら、最短距離を案内してくれたおかげで、沈下橋に到着した時はまだ暗くて写真も撮影出来ませんでした。橋を往復して、横の休憩所に車を停めてカップラーメンを作って食べているうちにやっと明るくなりました。

という事で、もう一度橋を渡って撮影しました。
橋を戻って、今度は四万十温泉に向かいました。

温泉に着くころに、
日本最後の清流と言われる四万十川だったけど、川はきれいだと思った?」と聞くと
「・・・???」
天女は水面など意識して見ていなかったのでありました。




四万十温泉いやしの湯




ひょんな事から知った須崎の鍋焼きラーメン。
須崎市まで下道を走り、朝食はここまで我慢し、朝からやっているお店を訪ねたのですが、なんと工事中で建物すらありません。
諦めて先へ進みました。
ホテルかずら橋
祖谷渓の温泉は入りたい所がいろいろありますが、ホテルかずら橋のポイントは・・・
1.ケーブルカーで温泉に上る
  ホテル秘境の湯はケーブルカーで川底に下るので、
  甲乙付けがたいのですが・・・
2.温泉
  ナニナニ混浴露天風呂があるぞ!
  これが決め手かも?
3.日帰りプランの昼食(3,650円〜)
  ホテル秘境の湯よりお値打ち感があります!

天女は「温泉よりだんご」なので、愛妻家の錆鉄人は3の「昼食」を重視してここに決めたのでありました。1回位豪華な食事を天女に食べさせてあげたいと考え、昼食付のプランを予約し、ここに長時間滞在しようと考えたのでした。
   
      ケーブルカーで山の上の露天風呂へ!





霧氷の山を望む


ホテル秘境の湯の源泉掛け流しも魅力でしたが
1,500円と高いので諦めました。
というか、かずら橋ですっごく満足したのが理由でした。

ホテルかずら橋の里唄会席

豪華な食事に天女も感激!


食事の後、もう一度露天風呂へ。
今度は完全に貸切でした。
サンリバー大歩危
大歩危小歩危の渓谷美を眺められる温泉という事で、サンリバー大歩危にも入りました。
決め手は!日帰り500円の料金の安さ!





露天風呂からの
大歩危小歩危の眺め
美霞洞(みかど)温泉
いよいよ讃岐うどんに向かって北上します。
が、四国には温泉付の道の駅がたくさんあります。この日の締めは讃岐うどんとして、その前に美霞洞温泉に立ち寄ってこようと思っています。
かの平賀源内が激賞したとかいう効能の高い温泉みたいです。




もり屋
一昨年、仕事で高松に行った時に、取引先のA社の所長さんが、ここが一番おいしいと言って連れて行ってくれたもり屋さん、夜もやっているので行きました。



天女は大きなかき揚げが堪えたようでした。
行基の湯
最後は道の駅の横にある行基の湯に入って車中泊する事にしました。

手前が道の駅の駐車場。
道路に沿っているので、車の走行音が気になりました。



貸切の家族湯
(写真を撮っただけですが・・・)

今度は音楽も聞かずにビールを飲みました。
3日目
この日は讃岐うどん総攻撃の日でしたが・・・
まずは朝早くからやっている所を探しておいたので、こだわり麺や 綾南店に行き、お腹をトレーニング。

「こだわり麺」を謳っている割に麺はおいしくなかったです。


食事を終えたら朝日が昇る所でした。
メーンイベント「山越うどん」
本日のメーンイベントは、数ある讃岐うどんのお店の中でも一番の人気店と言われる「山越」です。知人の話ではゴールデンウィークに3時間並んで諦めたとか!
という事で、開店1時間以上前から行列して待ち時間を短縮する計画を立てたのでありました。待つ事、並ぶ事が嫌いな錆鉄人ですが、おいしい讃岐うどんを天女に食べさせる為に、我慢を厭わない愛妻家の鏡のような錆鉄人なのでありました。
実は天女に並んでもらって寝ているつもりでしたが、住所を書いて行ったのですが、長孫合併の影響かカーナビで設定出来なくてウロウロ。

それでも7時半過ぎには駐車場に到着し、お店に行くと、何と7番目でした。
そのうちに続々と後続に並んでいきます。開店は9時なので1時間以上もあるので、天女がトイレに行きました。すると、1時間以上も早く開店したのです。
天女を呼びに行って最後列に並び直しましたが。客さばきの早い事。みるみるうちに列は進み店の中へ。(以下、詳細版で)

         7番目をゲット!



このおばさんがすっごい!


これが「かまたま」
予想を越えるおいしさでした!
3日目
山越さんの超おいしいうどんに感激した我々は、他のうどんで口を汚したくないと思い、3軒目は止めて温泉に入る前に金毘羅さんへ行く事にしました。
運動不足の天女の為に、階段登りでトレーニングしようという愛妻家の錆鉄人らしい配慮でありました。

    普通の観光客はここまで

しかし、鬼コーチの錆鉄人は
さらに奥ノ院まで登る事を要求しました。


すっかり汗をかいてしまいましたが
帰りは駆け下りました。
金毘羅温泉湯元八千代
階段を下り終わって、車道を左折して約50m、四国では貴重な混浴の温泉はビルの屋上です。
前日のホテルかずら橋の混浴に先に入っていた香川県の人が、「ここは鳩が水を飲みに来てフンをして飛び立つから汚いよ」と言っていましたが、混浴の魅力が勝っての入浴でした。
しかしながら、全然フンなどありません。先客の広島の若いアベックが上がってからはまたまた貸切でした。

こうしてみていると天女がモデルのように感じられます。そういうと天女も喜んでいました。という事で、何とか後ろの人物を消してしまいたいと思っています。



反対側からは讃岐富士
その前には高灯篭

温泉で暖まった身体を
屋上のさわやかな風が冷やしてくれて
すっごくいい気持ちでした。
湯の谷温泉
石鎚温泉に行く前に、通り道にある湯の谷温泉に入って数を稼ぐ作戦を立てていましたが、天女は「どうって事のない温泉なら寝ている」と言って入りませんでした。




サウナまであるとはびっくりしました。

戻ってみると、天女は寝ずにお湯を沸かしていて
コーヒーを入れてくれました。
温泉旅館京屋
四国の地図を見ても石鎚山ロープウェーの所に温泉のマークはありません。
ホテルかずら橋の露天風呂で一緒になった香川県の人は、物凄い温泉通で福井の温泉も錆鉄人より詳しかったのですが、この温泉はしりませんでした。
が、凄い泉質です。


日本でも有数の成分含有量で、硫黄泉ではないのに白いのがその証拠です。



椿温泉こまつ
金毘羅さんからはるばると石鎚山の登山口まで来たのですから、これだけで帰ったのではタイムパフォーマンスが悪すぎます。
山間の狭い曲がりくねった道を終えて高速の下をくぐり、美人の湯と書かれていた椿温泉こまつに入りました。




そんなにつるつる感はありませんでした。
温泉の色が黄緑色なのは何故でしょうか?
真賀温泉幕湯

家族湯
(写真のみ)



足湯温泉

幕湯のすぐ近くにあったので行く事に決めていました。


写真は12,000温泉に入ったと豪語する人に撮ってもらいました。
本当だとすると凄ーい!
湯原の大露天風呂
露天風呂番付西日本横綱の湯原の砂湯

錆鉄人は前日に入りましたが、天女は翌朝にチャレンジ


子宝の湯

天女は水中の石に腰かけていますが
この周辺でブクブクと泡が湧きあがり
温度も適温で気持ち良かったです。
三朝温泉河原の露天風呂

山越えで三朝温泉に行きましたが、前日の雪が凍っていました。
三朝温泉では、温泉街の入り口にある河原の無料駐車場に車を停めて歩きました。


さすがに明るい河原の露天風呂は無理で
天女は足湯に入っていました。
でも、ぬるくて冷えたと言ってました。
関の湯




岩井温泉明石屋

威風堂々の建て構えの明石屋さん


ここは混浴の露天風呂ですが
最初から最後まで貸切でした。
ゆかむり温泉


明石屋さんの前は共同浴場のゆかむり温泉。
料金も安かったのですが、露天風呂に入った後で
もう一度入る程ではないという事でカットしました。

道の駅で食事




天女が入った天女の湯



天女が入った露天風呂

これで「本当の天女の湯」になりました!
帰宅へ




                      HOME

inserted by FC2 system