結婚30周年プレイベント
グルメ封じの 
みちのく勤浴旅行 3日目

10年4月28日夜〜5月2日深夜





前日までの行程
28日
18時40分自宅出発−磐梯山SA0:00頃(車中泊)

29日
磐梯山SA(4時半起床)−松島さかな市場(グルメ満喫)−瑞巌寺−松島遊覧船−鬼首間欠泉の湯−稲住温泉−稲庭佐藤養助総本店−しん と りーさんと再会−男鹿温泉湯巡り−大潟村にて車中泊

30日
大潟富士登頂−十二湖−日本キャニオン−不老不死温泉−千畳敷−日本一の大イチョウ−嶽温泉山楽−嶽温泉縄文人の館−白馬龍神温泉−鰐温泉鰐come−旅館−桃太郎温泉−浅虫温泉−道の駅よこはま(車中泊)

3日目のスタート
道の駅よこはまでの車中泊はほぼ快適。
というか、錆鉄人はローソンで買った発泡酒のロング缶2本でいい気分で寝ていました。

が、重役並みの分刻みのスケジュールを立てた錆鉄人、朝4時には飛び起きて、トイレに行って速攻で出発したのでありました。
目指すは、かっぱの湯!


薬研温泉をセットしてカーナビの指示通り走りましたが、下北半島の付け根の所では、街中を何回も曲らされました。
帰りは東北温泉に向かったからかもしれませんが、すぐ東側の無料高速道路のような所を走ったので、下北に向かう場合は、そちらを利用したほうがはるかに早いと思います。
隠れかっぱの湯
という事で、薬研温泉の手前、恐山方面の分岐のすぐ向こうに案内図があったので、かっぱの湯を確認して進みました。が、温泉旅館がある付近には標識が見当たらず、おかしいなぁと思って、もう一度案内図まで戻りました。
図では2つ目の駐車場の所にかっぱの湯が書いてあるのですが、1つしかなかったので、もっと奥にあるのかもしれないと考え、もう一度薬研温泉に向かって進みました。
と、途中で道路のガードレールが途切れている所を発見。
ひょっとして、隠れかっぱの湯かも?と思って車を停めて、下を覗きこむと、
ありました。





脱衣所もありませんが、早朝なので誰もいません。
天女も安心して温泉に入りました。

なお、帰り時には2台が駐車していました。
早起きは混浴の得!
かっぱの湯 ガーン!
という事で、無人の隠れかっぱの湯に入れた事に大満足して、さらに奥へ進みました。ユーターンした温泉街(と呼べるほど賑やかな所ではありませんが・・・)を過ぎると、何にもない山の中の道路。

・・・不安になりながらも進むと、ありました。2つ目の駐車場が。

という事で、車を乗り入れました。
車は10台近くあり、混雑していて厭だなあ、と思いながら、どこから行くのだろうと辺りを見回し、駐車場の奥のロープが張ってある所だろうと見当をつけて行くと・・・


ガーン!
何と、入浴禁止の貼り紙があるではありませんか!


かっぱの湯
だからと言って、ここまで来ておめおめ引き下がるわけには行きません。
とりあえず、どんなんか写真を撮って帰ろうと、タオルを持ったまま階段を下りて行くと・・・

なぁーんと、ちゃんと温泉がはってあって、入浴者が2人いるではありませんか!
品行方正な錆鉄人は、良心の呵責に耐えながら喜んで入浴を決意するのでありました。勿論、従順な天女は錆鉄人に従って入浴します。

入浴していたのは東京からバイクで来て、薬研温泉に泊まっているという2人連れ。旅館の車で送ってもらってきて、間もなく食事時間なので迎えに来るとの事でした。
彼らの話では、何でも県の条例で、「混浴の場合は水着着用とか、脱衣所がどうのこうのとか」決められたので、新しくするとか・・・
青森の混浴がなくなるのなら、大きな問題です。

この日の計画などを話していると、彼らも似たような所を回るのですが、今日が恐山の開山日なので、後になれば観光客も増えるから、先に恐山に行った方が良いのではないかという意見に、薬研温泉から恐山の道路を往復する事になるけれども、混んでいない温泉に入れる可能性が高いと考え、錆鉄人も納得。(この有難い意見のお陰で・・・後述)

(なんと、彼らとはこの後、2回も遭遇するのでありました。)

(最初は天女のアップを掲載していたのですが
かなり危うい写真だったので撤去しました)

脱衣所は左右分かれています。
結構、立派な脱衣所ですが・・・


橋の上から見たかっぱの湯
もう一つの隠れかっぱの湯

     (これはただの噴水)

確か、もう一つ無料の露天風呂があったような・・・と思いながら、夫婦かっぱの湯の駐車場に移動して、夫婦かっぱの湯を記念撮影。もちろん、この時間なので門は閉ざされています。



どこかにないかなぁ・・・と思いながら、河原の方に下ると、
何と!そこにあるではありませんか!

錆鉄人の動物的な勘!

というか、
単なる偶然でしたが・・・
埋もれカッパの湯

釣堀ではありません!

しかしながら、川の氾濫によって泥が堆積し
温泉ではなく水が溜まっているばかり!

しかし、不屈の錆鉄人は
ちゃんと温泉が川に流れているのを確認。

せめて、足湯だけでも・・・
熱くって浸けるのがやっとでした。

左の写真の泥を浚えれば温泉になる筈です。
錆鉄人なら30分でやってしまいますが
スコップがありません。
という事で、涙を呑んで恐山へ。
恐山への山越え

恐山への分岐にあるお地蔵様
勿論、手を合わせてお参りしました。


ミズバショウの咲く湿地

峠の辺りは1m以上の雪壁がありました。
恐山

三途の川にかかった橋


入山料は500円
恐山奥の院

山門


地蔵殿
地獄巡りに出発

天女は全ての像にお参りするので
時間がかかるのですが・・・


無限地獄
という割には狭いのですが・・・
工事中

石を積む天女



たくさんの地獄巡りをしましたが
実感としては
強風極寒地獄でした。
血の池地獄

血の色ではないけれど
赤茶色の濁りが発生しています


何か人工的な匂いがするけれど・・・
そういう疑り深い人間は
地獄に落とされるかもしれないので・・・
不思議だなぁ!
極楽ヶ浜

後ろは宇曽利湖
天気が良ければコバルトブルーで
極楽のような所だそうです。


「恐山 心と見ゆる湖を 囲める峰も蓮華なりけり」 
大町 桂月

五智山

五智如来

高い所があれば登りたくなるのが錆鉄人
(馬鹿と煙は・・・)



少し高いだけですが良い眺めでした
いよいよ!

その前に これが本堂


まずは薬師の湯
手前の入り口に「男湯」と書いてあるので
お母さんは向こう側だよ
と言って分かれましたが・・・
薬師の湯

中は白いにごり湯ともの凄いイオウの匂い
本物の温泉です。


「すぐに、入り口がないわよ」と天女が戻ってきました。幸い、先に入っていたバイクの人が上がった所だったので、「誰もいないから、こっちから入れば」と言って混浴しました。(この時は、別浴だとは全然思わず、3つの温泉とも男女が入れると思っていたのでした。)

うーん、バチが当たらないか心配だ・・・
いえ、仏様の思し召しだったに違いありません。
続いて

地蔵殿に向かって左側にあります
右に男湯、左に女湯と書いてあり
やっと別浴であることを理解した錆鉄人。
地獄めぐりで脳みそが凍えていたに違いありません


こちらは冷抜の湯
薬師の湯とほぼ同じような作りです
(右側に窓があるところが違っています)
小滝の湯

こちらは小滝の湯
これを見て混浴ではないのだと知りました?


もうひとつ花染の湯がある筈と
案内図を見ましたが、(案内図には書いてある)
場内では見当たりませんでした。
奥の院へ

という事で、地蔵殿を回り込んだ所に花染の湯があるのかと、奥の院への道を登ってみたのですが・・・山(奥の院)に登るばかりで、行けそうにない感じがして諦めました。

でも、ここからは全景が見渡せて良かったです。(負け惜しみ)山の中ですが、すごい施設です。


出る前に記念撮影
総門の左側です
下風呂温泉大湯

新湯というのも出来たそうですが
大湯のほうが泉質良いとの書き込みを見て行きました。


中に入るとイレズミの怖そうなおじさんが・・・

恐々挨拶すると、
相好を崩して話しかけてきたので安心しました。
もとは漁師さんだったとか。
大間に行ってまぐろを食べようと思っていると言うと
もうまぐろは終わっているよとの事でした。
下風呂温泉長谷旅館

温泉本で割引があったので行きました。


入り口から階段を下りていきました。
窓の向こうは道路です。
幻の大間鉄道 アーチ橋

青函海峡はこちらのほうが狭いのに
なぜ青函トンネルは竜飛崎から繋がったのでしょうか・・・
世界一ねらいだったのかもしれません。


アーチ橋はピカピカに塗装されていて
戦前の構築物の面影はありません。
興醒めでした。
桑畑温泉「湯ん湯ん」

冬は四輪駆動車でも登れないような急な坂を上った所にあります。


内湯
露天風呂

にごり湯はつるつる感もあって
天女はとても良かったと言っていました。


高台なので眺めは最高です!
拡がるのは太平洋
遂に来ました!

ついにやってきました本州最北端

誰も写っていませんが観光客が一杯でした。


強風で有名な大間崎

天女は飛ばされないように
しがみついているだけですから
グルメ



まぐろの料理を食べようと思ったのですが・・・
昼時なので入り口まで行列

海洋保養センター

本州最北端の食堂が空くのを待って
本州最北端の温泉にやってきました


(温泉も結構広かったけれど)
中はやけにだだっ広かったです
大間崎再訪!


温泉よりだんごの天女の為に、分刻みのスケジュールをあえて変更して、もう一度大間崎に向かった愛妻家の錆鉄人。
しかしながら、本州最北端の食堂は、お昼時よりさらに長い行列が・・・

「お父さん、松島でまぐろは食べたから、もういいわよ」やさしい天女の一言で次の目的地に向かいました。



展望駐車場

ここからの眺めるだけでも良いかな
と思っていたのでしたが・・・


観光客が見えたので、
俄然行く気になった錆鉄人
仏ヶ浦その1

数キロ先の駐車場でジョギングシューズに履き替えて、海岸までの階段を駆け下りました。
ここは遊覧船の船着場の所です。



手を合わせているような姿です
仏ヶ浦その2



妖怪が抱き合っているような・・・
仏ヶ浦その3

仏ヶ浦 天女と見ゆる海岸を 囲める岩も蓮華なりけり

何処かで聞いたような・・・



仏ヶ浦その4

駐車場は右の遥かに上です。


遊歩道の脇にカタクリが咲き乱れていました
スパウッド観光ホテル

温泉本で無料入浴!



日本一黒い温泉!

日本一黒いということは
某大学教授が認定したとか

温泉本ではGWは除外でしたが
日本一黒い温泉に惹かれて入浴。


どれだけ黒いか
おじさんにモデルになってもらいました。

十勝川温泉や白老ホテルのようなモール泉で
つるつるです。
いわば、灯油をつけたような・・・

この後は、
鉄人は混雑や渋滞が大嫌いですが、
天女の為に
弘前公園の夜桜見物に突進したのでありました。
弘前公園へ!


弘前公園まで道路が混雑して渋滞しているのは覚悟の上、従って出来るだけ時間をセーブする為に、高いだろうと敬遠したみちのく有料道路も使って走りました。(でも、830円って!予想以上な高かったです。という訳で走っている車は少なかったです。)
高速道路でカーナビが渋滞を通告しましたが、そのまま弘前インターを降りて走りましたが、少し手前で右折しました。
これが大正解!カーナビが案内した行程を行けば、国道から右折してすぐに渋滞につかまる所でしたが、スイスイ近くまで走れました。

という事で、順調に弘前公園のすぐ近くまで進んだのでありました。
錆鉄人は準備万端、臨時駐車場の案内図を印刷してきたので、天女に案内してもらおうとしましたが、天女は夜になって薄暗い車の中では見えないと言うのです。
毎晩、機織りをしていたので視力が衰えたにでしょうか。
って、それは鶴の恩返し!

しかたなく、錆鉄人は止まったスキに横目でチラリ、即座に文化センターを探し出して、ここに入ろうとセンターの前に進みましたが・・・お城の前の道路に出口はありますが、入り口は見当たりません。
何と、後ろ側が入り口でした。(コンビにの駐車場に入って確認しました)渋滞の中、耐え忍んで戻りました。(左折すれば良いのに混雑している方向に右折してしまいましたが・・・)
どうにか、入り口の前に到達しましたが、この頃には帰る車も増えてきたのか、2台待つだけで入ることが出来ました。
「10時には閉鎖しますから、それまでに出てください」と言われましたが、そんなに長い時間いるつもりはありません。(入り口で、ここは、「2時間以内なら無料!」だと知ったからでもありますが・・・)

という事で、ジョギングシューズに履き替えて出発。
人並みの中を走りながら進みました。

   
遂に到着!
青い光と桜のピンクのコラボが美しい!
入り口にしてこれですから、胸が高鳴ります。
花より団子




しかしながら、
愛妻家の錆鉄人は
天女の為に
まずは屋台に直行したのでありました。
見るもの全てが美しい!

美しいのは桜だけ?



公園内はいろんな所で宴会の真っ最中

弘前市は太っ腹
ここは入場料無料です。
(お城の辺りは有料ですが・・・)
弘前城




カメラの設定をいじれば
もっと良く写ったのかも知れませんが・・・
何せ、走り回っての観光なものですから
桜のトンネル

2年前もここで撮影したっけ



枝垂れ桜




花咲温泉
この後は、根性で花咲温泉へ。ここは入場無料だったからですが・・・



→4日目(最終日)に続く

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