前日までの行程 | ||
28日 18時40分自宅出発−磐梯山SA0:00頃(車中泊) 29日 磐梯山SA(4時半起床)−松島さかな市場(グルメ満喫)−瑞巌寺−松島遊覧船−鬼首間欠泉の湯−稲住温泉−稲庭佐藤養助総本店−しん と りーさんと再会−男鹿温泉湯巡り−大潟村にて車中泊 30日 大潟富士登頂−十二湖−日本キャニオン−不老不死温泉−千畳敷−日本一の大イチョウ−嶽温泉山楽−嶽温泉縄文人の館−白馬龍神温泉−鰐温泉鰐come−旅館−桃太郎温泉−浅虫温泉−道の駅よこはま(車中泊) |
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3日目のスタート |
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道の駅よこはまでの車中泊はほぼ快適。 というか、錆鉄人はローソンで買った発泡酒のロング缶2本でいい気分で寝ていました。 が、重役並みの分刻みのスケジュールを立てた錆鉄人、朝4時には飛び起きて、トイレに行って速攻で出発したのでありました。 目指すは、かっぱの湯! |
薬研温泉をセットしてカーナビの指示通り走りましたが、下北半島の付け根の所では、街中を何回も曲らされました。 帰りは東北温泉に向かったからかもしれませんが、すぐ東側の無料高速道路のような所を走ったので、下北に向かう場合は、そちらを利用したほうがはるかに早いと思います。 |
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隠れかっぱの湯 | ||
という事で、薬研温泉の手前、恐山方面の分岐のすぐ向こうに案内図があったので、かっぱの湯を確認して進みました。が、温泉旅館がある付近には標識が見当たらず、おかしいなぁと思って、もう一度案内図まで戻りました。 図では2つ目の駐車場の所にかっぱの湯が書いてあるのですが、1つしかなかったので、もっと奥にあるのかもしれないと考え、もう一度薬研温泉に向かって進みました。 と、途中で道路のガードレールが途切れている所を発見。 ひょっとして、隠れかっぱの湯かも?と思って車を停めて、下を覗きこむと、 ありました。 |
脱衣所もありませんが、早朝なので誰もいません。 天女も安心して温泉に入りました。 なお、帰り時には2台が駐車していました。 早起きは混浴の得! |
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かっぱの湯 ガーン! | ||
という事で、無人の隠れかっぱの湯に入れた事に大満足して、さらに奥へ進みました。ユーターンした温泉街(と呼べるほど賑やかな所ではありませんが・・・)を過ぎると、何にもない山の中の道路。 ・・・不安になりながらも進むと、ありました。2つ目の駐車場が。 という事で、車を乗り入れました。 車は10台近くあり、混雑していて厭だなあ、と思いながら、どこから行くのだろうと辺りを見回し、駐車場の奥のロープが張ってある所だろうと見当をつけて行くと・・・ |
ガーン! 何と、入浴禁止の貼り紙があるではありませんか! |
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かっぱの湯 | ||
だからと言って、ここまで来ておめおめ引き下がるわけには行きません。 とりあえず、どんなんか写真を撮って帰ろうと、タオルを持ったまま階段を下りて行くと・・・ なぁーんと、ちゃんと温泉がはってあって、入浴者が2人いるではありませんか! 品行方正な錆鉄人は、良心の呵責に耐えながら喜んで入浴を決意するのでありました。勿論、従順な天女は錆鉄人に従って入浴します。 入浴していたのは東京からバイクで来て、薬研温泉に泊まっているという2人連れ。旅館の車で送ってもらってきて、間もなく食事時間なので迎えに来るとの事でした。 彼らの話では、何でも県の条例で、「混浴の場合は水着着用とか、脱衣所がどうのこうのとか」決められたので、新しくするとか・・・ 青森の混浴がなくなるのなら、大きな問題です。 この日の計画などを話していると、彼らも似たような所を回るのですが、今日が恐山の開山日なので、後になれば観光客も増えるから、先に恐山に行った方が良いのではないかという意見に、薬研温泉から恐山の道路を往復する事になるけれども、混んでいない温泉に入れる可能性が高いと考え、錆鉄人も納得。(この有難い意見のお陰で・・・後述) (なんと、彼らとはこの後、2回も遭遇するのでありました。) |
(最初は天女のアップを掲載していたのですが かなり危うい写真だったので撤去しました) 脱衣所は左右分かれています。 結構、立派な脱衣所ですが・・・ 橋の上から見たかっぱの湯 |
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もう一つの隠れかっぱの湯 | ||
(これはただの噴水) 確か、もう一つ無料の露天風呂があったような・・・と思いながら、夫婦かっぱの湯の駐車場に移動して、夫婦かっぱの湯を記念撮影。もちろん、この時間なので門は閉ざされています。 |
どこかにないかなぁ・・・と思いながら、河原の方に下ると、 何と!そこにあるではありませんか! 錆鉄人の動物的な勘! というか、 単なる偶然でしたが・・・ |
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埋もれカッパの湯 | ||
釣堀ではありません! しかしながら、川の氾濫によって泥が堆積し 温泉ではなく水が溜まっているばかり! |
しかし、不屈の錆鉄人は ちゃんと温泉が川に流れているのを確認。 せめて、足湯だけでも・・・ 熱くって浸けるのがやっとでした。 左の写真の泥を浚えれば温泉になる筈です。 錆鉄人なら30分でやってしまいますが スコップがありません。 という事で、涙を呑んで恐山へ。 |
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恐山への山越え | ||
恐山への分岐にあるお地蔵様 勿論、手を合わせてお参りしました。 |
ミズバショウの咲く湿地 峠の辺りは1m以上の雪壁がありました。 |
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恐山 | ||
三途の川にかかった橋 |
入山料は500円 |
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恐山奥の院 | ||
山門 |
地蔵殿 |
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地獄巡りに出発 | ||
天女は全ての像にお参りするので 時間がかかるのですが・・・ |
無限地獄 という割には狭いのですが・・・ |
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工事中 | ||
石を積む天女 |
たくさんの地獄巡りをしましたが 実感としては 強風極寒地獄でした。 |
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血の池地獄 | ||
血の色ではないけれど 赤茶色の濁りが発生しています |
何か人工的な匂いがするけれど・・・ そういう疑り深い人間は 地獄に落とされるかもしれないので・・・ 不思議だなぁ! |
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極楽ヶ浜 | ||
後ろは宇曽利湖 天気が良ければコバルトブルーで 極楽のような所だそうです。 |
「恐山 心と見ゆる湖を 囲める峰も蓮華なりけり」 大町 桂月 |
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五智山 | ||
五智如来 高い所があれば登りたくなるのが錆鉄人 (馬鹿と煙は・・・) |
少し高いだけですが良い眺めでした |
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いよいよ! | ||
その前に これが本堂 |
まずは薬師の湯 手前の入り口に「男湯」と書いてあるので お母さんは向こう側だよ と言って分かれましたが・・・ |
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薬師の湯 | ||
中は白いにごり湯ともの凄いイオウの匂い 本物の温泉です。 |
「すぐに、入り口がないわよ」と天女が戻ってきました。幸い、先に入っていたバイクの人が上がった所だったので、「誰もいないから、こっちから入れば」と言って混浴しました。(この時は、別浴だとは全然思わず、3つの温泉とも男女が入れると思っていたのでした。) うーん、バチが当たらないか心配だ・・・ いえ、仏様の思し召しだったに違いありません。 |
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続いて | ||
地蔵殿に向かって左側にあります 右に男湯、左に女湯と書いてあり やっと別浴であることを理解した錆鉄人。 地獄めぐりで脳みそが凍えていたに違いありません |
こちらは冷抜の湯 薬師の湯とほぼ同じような作りです (右側に窓があるところが違っています) |
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小滝の湯 | ||
こちらは小滝の湯 これを見て混浴ではないのだと知りました? |
もうひとつ花染の湯がある筈と 案内図を見ましたが、(案内図には書いてある) 場内では見当たりませんでした。 |
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奥の院へ | ||
という事で、地蔵殿を回り込んだ所に花染の湯があるのかと、奥の院への道を登ってみたのですが・・・山(奥の院)に登るばかりで、行けそうにない感じがして諦めました。 でも、ここからは全景が見渡せて良かったです。(負け惜しみ)山の中ですが、すごい施設です。 |
出る前に記念撮影 総門の左側です |
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下風呂温泉大湯 | ||
新湯というのも出来たそうですが 大湯のほうが泉質良いとの書き込みを見て行きました。 |
中に入るとイレズミの怖そうなおじさんが・・・ 恐々挨拶すると、 相好を崩して話しかけてきたので安心しました。 もとは漁師さんだったとか。 大間に行ってまぐろを食べようと思っていると言うと もうまぐろは終わっているよとの事でした。 |
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下風呂温泉長谷旅館 | ||
温泉本で割引があったので行きました。 |
入り口から階段を下りていきました。 窓の向こうは道路です。 |
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幻の大間鉄道 アーチ橋 | ||
青函海峡はこちらのほうが狭いのに なぜ青函トンネルは竜飛崎から繋がったのでしょうか・・・ 世界一ねらいだったのかもしれません。 |
アーチ橋はピカピカに塗装されていて 戦前の構築物の面影はありません。 興醒めでした。 |
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桑畑温泉「湯ん湯ん」 | ||
冬は四輪駆動車でも登れないような急な坂を上った所にあります。 |
内湯 |
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露天風呂 | ||
にごり湯はつるつる感もあって 天女はとても良かったと言っていました。 |
高台なので眺めは最高です! 拡がるのは太平洋 |
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遂に来ました! | ||
ついにやってきました本州最北端 誰も写っていませんが観光客が一杯でした。 |
強風で有名な大間崎 天女は飛ばされないように しがみついているだけですから |
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グルメ | ||
まぐろの料理を食べようと思ったのですが・・・ 昼時なので入り口まで行列 |
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海洋保養センター | ||
本州最北端の食堂が空くのを待って 本州最北端の温泉にやってきました |
(温泉も結構広かったけれど) 中はやけにだだっ広かったです |
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大間崎再訪! | ||
温泉よりだんごの天女の為に、分刻みのスケジュールをあえて変更して、もう一度大間崎に向かった愛妻家の錆鉄人。 しかしながら、本州最北端の食堂は、お昼時よりさらに長い行列が・・・ 「お父さん、松島でまぐろは食べたから、もういいわよ」やさしい天女の一言で次の目的地に向かいました。 |
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展望駐車場 | ||
ここからの眺めるだけでも良いかな と思っていたのでしたが・・・ |
観光客が見えたので、 俄然行く気になった錆鉄人 |
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仏ヶ浦その1 | ||
数キロ先の駐車場でジョギングシューズに履き替えて、海岸までの階段を駆け下りました。 ここは遊覧船の船着場の所です。 |
手を合わせているような姿です |
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仏ヶ浦その2 | ||
妖怪が抱き合っているような・・・ |
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仏ヶ浦その3 | ||
仏ヶ浦 天女と見ゆる海岸を 囲める岩も蓮華なりけり 何処かで聞いたような・・・ |
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仏ヶ浦その4 | ||
駐車場は右の遥かに上です。 |
遊歩道の脇にカタクリが咲き乱れていました |
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スパウッド観光ホテル | ||
温泉本で無料入浴! |
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日本一黒い温泉! | ||
日本一黒いということは 某大学教授が認定したとか 温泉本ではGWは除外でしたが 日本一黒い温泉に惹かれて入浴。 |
どれだけ黒いか おじさんにモデルになってもらいました。 十勝川温泉や白老ホテルのようなモール泉で つるつるです。 いわば、灯油をつけたような・・・ この後は、 鉄人は混雑や渋滞が大嫌いですが、 天女の為に 弘前公園の夜桜見物に突進したのでありました。 |
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弘前公園へ! | ||
錆 弘前公園まで道路が混雑して渋滞しているのは覚悟の上、従って出来るだけ時間をセーブする為に、高いだろうと敬遠したみちのく有料道路も使って走りました。(でも、830円って!予想以上な高かったです。という訳で走っている車は少なかったです。) 高速道路でカーナビが渋滞を通告しましたが、そのまま弘前インターを降りて走りましたが、少し手前で右折しました。 これが大正解!カーナビが案内した行程を行けば、国道から右折してすぐに渋滞につかまる所でしたが、スイスイ近くまで走れました。 という事で、順調に弘前公園のすぐ近くまで進んだのでありました。 錆鉄人は準備万端、臨時駐車場の案内図を印刷してきたので、天女に案内してもらおうとしましたが、天女は夜になって薄暗い車の中では見えないと言うのです。 毎晩、機織りをしていたので視力が衰えたにでしょうか。 って、それは鶴の恩返し! |
しかたなく、錆鉄人は止まったスキに横目でチラリ、即座に文化センターを探し出して、ここに入ろうとセンターの前に進みましたが・・・お城の前の道路に出口はありますが、入り口は見当たりません。 何と、後ろ側が入り口でした。(コンビにの駐車場に入って確認しました)渋滞の中、耐え忍んで戻りました。(左折すれば良いのに混雑している方向に右折してしまいましたが・・・) どうにか、入り口の前に到達しましたが、この頃には帰る車も増えてきたのか、2台待つだけで入ることが出来ました。 「10時には閉鎖しますから、それまでに出てください」と言われましたが、そんなに長い時間いるつもりはありません。(入り口で、ここは、「2時間以内なら無料!」だと知ったからでもありますが・・・) という事で、ジョギングシューズに履き替えて出発。 人並みの中を走りながら進みました。 遂に到着! 青い光と桜のピンクのコラボが美しい! 入り口にしてこれですから、胸が高鳴ります。 |
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花より団子 | ||
しかしながら、 愛妻家の錆鉄人は 天女の為に まずは屋台に直行したのでありました。 |
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見るもの全てが美しい! | ||
美しいのは桜だけ? |
公園内はいろんな所で宴会の真っ最中 弘前市は太っ腹 ここは入場料無料です。 (お城の辺りは有料ですが・・・) |
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弘前城 | ||
カメラの設定をいじれば もっと良く写ったのかも知れませんが・・・ 何せ、走り回っての観光なものですから |
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桜のトンネル | ||
2年前もここで撮影したっけ |
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枝垂れ桜 | ||
花咲温泉 | ||
この後は、根性で花咲温泉へ。ここは入場無料だったからですが・・・ |
→4日目(最終日)に続く |