1年越しの宿題 うどん屋さぬき

11年 1月15日

うどん屋さぬきさん


ほぼ1年前の四国遠征の時、
新祖谷渓温泉の混浴露天風呂で一緒になった人が
福井から来たというと福井にやけに詳しく、
ログハウスのうどん屋さんの事を教えて下さったのですが、
名前をこんぴら亭と間違って検索したために何処にあるのか分からず、
美山と聞いていたのでログハウスのうどんやさんを捜して
道路沿いを往復したのでしたが分からなかったのでした。

ところが、
この前食べられなかった須崎の鍋焼きラーメンを天女が食べたいと言ったので、
(天女は滅多にそういう自己主張はしないのですが・・・)
愛妻家の錆鉄人は早速張り切って計画を立案。
いろいろと検索しながら、美山のうどん屋さんの事を思い出し、
遂に発見したのでした。







どうやって行くの?
場所は国道158号線を福井市から大野市方面に走り、旧美山町で池田町方面へ数百メートル進んだ左手にあります。
ただし、我が家からだと、豪雪地帯の池田町を越えて行く事になります。

実は1年近く前検索した時、ちゃんとヒットしていたのですが、移転する前の情報だったので、小和清水を中心に探し回った為、見つからなかったのでした。



という事で、行こうと思ったのですが、朝方から激しい雪となり、数時間のうちに20〜30cmも積もりました。小止みになった所で除雪をし、天気予報を見ると雪は午後には治まる気配だったので、決行することにしました。
が、池田の道路は雪でグチャグチャ、ハンドルを取られてガードレールに突進しましたが、冷静にアクセルを踏んで立て直しました。

遂に来ました!

この付近まで来ると道路はきれいに除雪されていました。
大きな看板があって分かりやすい所ですが、
錆鉄人的には大野に行くときは、途中からショートカットして大野方面に走っているので、この辺りは走った事がなく、ここにお店がある事を知りませんでした。


中に入ったとたん、木の香りに包まれました。

マスターが数年がかりで手作りしたという話です。
前のお店も同じくログハウスだったそうですが
5〜6年前の大水害で水没したので
こちらに移転したとの事です。
その時のログハウスを
トラックで引き取りに来た話しを
新祖谷温泉で会った人から聞いていました。
釜揚げうどん
という事で、しばらくすると出てきました。
こちらが釜揚げうどん。   



こちらは湯だめうどん
似ていますが、
茹でたお湯を代えているかいないかが違いです。
(でも、ざるか何かにすれば良かった・・・)
いただきまーす!

お客さんは他に1名だけだったので、新祖谷温泉で逢った人に勧められてきたんですと言って、マスターといろいろ話しをしていました。


そのせいか分かりませんが、
サービスでうどんを頂きました。
どんぶりもマスターの手作りかもしれません。
マスター

マスターと記念撮影

新祖谷温泉で出会った人の事を「60代後半位の人だった」と説明したのですが、前のお店をトラックで引き取って四国に持って帰ったという話をしたら、その人はマスターの同級生との事。(実際の歳よりかなりお年寄りに見てしまって申し訳ありません。)
その人は東大を出て不動産屋をしていて、年に数回は一緒にキャンピングカーでの旅行をしているとの事です。(マスターのクルマはハイエースでした)

そういうマスターは、いくつもの飲食店を経営しているお金持ちなのですが、讃岐生まれなので本場の讃岐うどんを食べたくて、自分で始めたとの事です。ウィークデイはそれらのお店の監督に忙しいためか、何と土日しか開店していません。

錆鉄人が昨年は160箇所の温泉に入ったという話しをしたら、ちょっぴり後悔していました。
みらくる亭

さぬきさんに到着するまで雪が凄かったので、温泉に行くのは止めようかと思っていたのですが、天女効果で小降りになったので、やはり温泉に入って、それから福井市内を回って買い物でもして帰ろうという事になりました。


玄関の突き当たりのロビーから玄関方面
(湯上りで天女を待っている時に撮影)

入浴料は500円

温泉へ

受付をして、
エレベーターで3階に上がり
それからいくつもの階段を上がります。



階段を上りつめた所にはいろりがありましたあ。
が、
炭は本物でしたが、火は赤い電球でした。
脱衣場

脱衣場は広くきれいでした。
福井市から近いので休日は人出が多いのだろうと思います。


洗面所も5箇所
温泉

塩素の匂いはしなかったと某ブログに書いてあったのですが、
渋柿のような塩素の匂いが結構気になりました。
(天女は気が着かなかったと言ってましたが・・・
まさか女風呂は掛け流しなのでしょうか?)

先客は一人だけでしたが
すぐに上がったのでしばらくは貸切でした。
(が、天女と混浴した訳ではありません)


源泉が注ぎ込まれていて
オーバーフローもしているのですから
循環塩素注入といってもましなほうです。

この源泉は飲用可能でした。

湯上り

実は温泉に入る前の写真ですが・・・



一番向こうが管理棟

左右に伸びているのが宿泊棟への通路
通路はもう一段こちら側にもあって
「力いっぱい無駄に税金」を使って建てた事がわかります。

屋根に積もった雪が時々ドドドッと落ちてきて
安眠は出来そうにもありません。
無駄の積み重ね

延々と続く階段

200mはなかったかもしれませんが
お年寄りは無理かもしれません。


ロビーの外の滝

雪が積もっていい感じでした。
帰路
帰りは福井市に出て、国道8号線を鯖江方面に走っていると、産業会館でトヨペットの展示会をやっていたので、来年の買い替えに備えて情報収集に立ち寄りました。高校の同級生がいて、もうじき3000台販売で表彰を受けると聞きました、よく頑張ったものです。
ラクティスは車中泊はちょっと無理みたいでした。プリウスαに期待ですが、高そうなのが難点です。(ここでコーヒーをご馳走になりました)

という事で、買い替えの一番候補のフィットシャトルの情報を得ようと、ホンダにも寄ってみました。すると、「社内資料」というカタログそっくりのものを見せてくれました。長さはフィットより50cm長くなるとの事ですが、前輪より前の部分も伸ばしている(何故か理解に苦しみますが・・・)との事で、後席を畳んだ時の荷室が50cm伸びるわけではないみたいです。ノーマルで10.15燃費がリッター20km、HVは30kmというのはなかなか魅力です。
後は値段ですが・・・(後日、ネットで調べると素のガソリン車は150万円という話もあり、金無し錆鉄人にも希望が持てそうです。)

フリードスパイクのハイブリットも出るので、展示車をチェック。寝心地の良いベッドルームが作れそうで、足の上に棚を作ればステップワゴンよりも使い勝手は良さそうな感じで、天女もかなり気に入ったようでした。
(ホンダさんでは、コーヒーと大福をご馳走になりました。)



その後も、車屋さんのはしごで、ムーブがモデルチェンジしたばかりのダイハツへ。
でも、目的はムーブではなく、「田舎のベンツ!」
錆鉄人も仕事を辞めたら、少しは先祖伝来の山の世話をしようと思うので、天女に今度は軽トラックだよと言って了解を得ています。運転席をちょっと大きくしてシートをリクライニングできる様にしたタイプがあり、大きくした下の部分はトラックの荷台がそのままになっていて、ベニヤ板や畳なども積めるようになっているアイデアに関心しました。

そして、最後にアルプラザに行きました。天女はお父さんと一緒に買い物に来るのは久しぶりと言って喜んでいました。
という事で、愛妻家の錆鉄人は、天女の十二単の上着を勧め、天女も気に入ったので購入。暖かいフリース素材なので、これからは十一単で済むかもしれません。

という事で、暗くなって帰宅しました。

                      HOME

inserted by FC2 system