登山の後は 温泉巡り
卜伝の湯とガーデンホテル焼岳

2011年5月14日

秘湯 卜伝の湯


卜伝の湯は秘湯であるが
すぐ横を年間100万人もの人が通っている。
上高地に行く人々である。

ほとんどの人はその存在を知らずに通り過ぎている。
僅かの人がその存在を知っているが
実際に入った人は少ない。

それはどうやって行くのかが分からないからかも知れない。
そういう所が秘湯たる所以かもしれない・・・






ここまで
この日は平湯の源泉放流の宿平湯館のお泊りでした。
1泊2食付で8,000円!それも一流旅館のちゃんとした会席料理という超コストパフォーマンスの温泉なのでしたが、さらにコストパフォーマンスをアップする為に、朝一で焼岳に登って、混浴温泉巡りをしてから旅館に入ると言う欲張りな計画を立てたのでありました。

という事で、焼岳登山編はこちら


天女は衰えたので焼岳はもっと時間がかかると思っていたのですが、案外元気だったので11時過ぎには下山出来ました。
この後は平湯に戻ってガーデンホテル焼岳のインドカレーを食べてから温泉巡りの計画でしたが、時間があったので卜伝の湯に入ってから行く事にしたのでありました。
卜伝の湯は釜トンネルのすぐ近くなので、僅か数百メートルの寄り道に過ぎません。
中の湯温泉連絡所

さて、中の湯登山口から180度の急カーブをいくつも下って安房峠トンネルの手前に出て、釜トンネルのほうに走ります。
上高地方面へは一般車は通行出来ないので、橋の先では右折するしかありませんが、錆鉄人は左折のウィンカーを点けて左車線を走って行きました。
すかさず係員が走ってきて左折出来ないと告げますが、「卜伝の湯に入りたいのです」と言うと了解して先導してくれました。(松本方面から直進するのは困難と思われます)
写真の橋の左手にある黒っぽいものが中の湯温泉連絡所です。



まず、車はこの建物の右奥、旧釜トンネルの手前に駐車しました。
そして、ここで入浴を申し込みます。
しかし、こんな所に連絡所があっても、訪ねてくる客があるのかしら?という場所です。(ここでバスが停まって宿泊客は旅館から迎えが来るのかもしれませんが・・・)

日帰り入浴は12〜17時、入浴料は一人700円です。
鍵を借りて貸切で使用しますが、普通は中の湯で申し込んで送迎してもらうのではないかと思います。
卜伝の湯へ

連絡所から橋を渡って卜伝の湯へと歩きます。
(写真は帰りの時ですが・・・)

左は国道158?号線
前方に工事の信号が見えると思いますが
そうでなかったらたくさんの車が信号待ちしている所です


中に入ったら鍵を掛けてと言われました。
脱衣所

脱衣籠は6個
でも6人入浴は困難だと思われます。


ドアを開けて入ると湯気が充満していました。
階段を下りて行きます。
洞窟風呂

網戸越しに釜トンネルが見えます。



まさしく洞窟風呂です。
温泉はこの奥左手です。
温泉

フラッシュを焚くと湯気しか写らないので
こんな写真が精一杯でした。

登山で汗をかいたので、温泉がとても気持ち良かったです。

車で行ったらなかなか入りにくい秘湯卜伝の湯に入れて大満足。

愛妻家の錆鉄人は、次に天女の喜ぶメニューを準備していました。


ガーデンホテル焼岳

鶯色の温泉も良かったけれど、あのランチだけ食べても満足です。
それに、前回は「天皇泉」に入るのを忘れていたので、もう一度行きたいと思っていたのですが、昨年11月ごろから日帰りの料金が2000円から500円へと一気に安くなったのでした。(前回はJTBウォレットで予約して、半額+入湯税150円の1150円で入りました)

という事で、12:10に到着して、すぐにレストランへ。
あれ?メニューにないぞ?という事でウエイターに聞くと、ランチメニューを持ってきてくれました。(言わないと高い料理のメニューしかありません!)


先に飲み物をもらいましたが
天女の顔が期待で輝いています。
(天女はコーヒーが大好きです)
インド薬膳料理

ワーイ、やってきました。

相変わらず大きなナンです。
これに飲み物が付いていて800円
コストパフォーマンスはバッチリです。

この時点でガーデンホテル焼岳でゆっくりして
他の温泉には入らずに平湯館に行く事に決めました。


笑みがこぼれる天女です!

錆鉄人はメニューの一番上を注文しましたが
天女の注文したカレーよりおいしかったです。
(品名は忘れました)

天皇泉へ

食事の後、受付で日帰りを申し込みましたが、普通のうぐいす風呂しか教えてくれません。天皇泉へはロビーの前を真っ直ぐ左に進み、食堂を越えて突き当たり、出入り口のドアから外に出ます。
吊り橋は壊れていて通行禁止、橋を越えて行きます。
右奥に見えているのは温泉神社です。


左の写真では見えませんが、橋を渡って左手に天皇泉があります。
ちゃんと脱衣場は男女別々です。いつもは錆鉄人にくっついて入ってきてしまう天女も、今回は間違えず左側に入りました。
脱衣場



またしても貸切です!

記念撮影



ちょっとこれでは・・・
一般男性がいる中で混浴出来る女性は少ないと思います。
続いてウグイスの湯へ

去年よりさらに大きくなっています。

内湯には名古屋からの日帰り温泉ツアー客が
数名いましたが、混浴の露天風呂はまたまた貸切!
どうやら帰る時間が近付いていたのでしょう。



気持ちいいわ!
肩凝り天女は打たせ湯を満喫
洞窟泉へ

打たせ湯はこの手前にも2本あります。
下は砂利で、歩くと足の裏を刺激してくれます。

という事で、前回はお湯が溜まっていなかった洞窟風呂へ。


やはりお湯が少ししか溜まっていません。

カメラをセットして急いで行ったので
カメラに温泉がかかってしまいましたが無事でした。
内湯



寝湯と歩行湯
平湯館へ
ガーデンホテル焼岳を満喫して、いよいよ生粋源泉放流の宿 平湯館へ行きました。
この時点では、安い料金だし寂れた温泉旅館かな・・・と思っていたのでしたが・・・平湯館さん、御免なさい!


   →生粋源泉放流の宿 平湯館へ

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