天女の夏休み 白馬岳と白馬鑓温泉 その2

2011年7月22日




経過
今回は鑓温泉での幕営という心躍る登山です。
錆鉄人は張り切って缶ビール4本と天女梅酒500mLをザックに詰めたのでありました。それをみた優しい天女は錆鉄人の知らぬ間に、自分のザックに缶詰やツマミ類をたくさん詰め込んだので、重量オーバーになっていたのでした。(天女にとっては)

という事で、葱平から先は遅々として進めなくなったのでありますが、そんな物まで持っているとは知らない錆鉄人でありましたが、天女の荷物の中の重そうなものを次々を自分のザックに移しながら、どうにか白馬山荘にたどり着いたのでありました。
「お父さんだけ登ってきて」と言ってベンチに寝転んだ天女でしたが、大休止して食料を補給したらやや元気も回復し、どうにか登頂したのでありました。
という事で、あとほとんどは天女の得意な下りです。



雷鳥

「雷鳥がいないな」と言っていたら、天女が「雷鳥よ」
慌ててカメラを取り出しましたが、雷鳥の場合は慌てる必要はありません。




いたのは1羽だけ、
雛を守るためにおとりになっていたのならいいのですが・・・
稜線



そういえば、去年はこの岩の上で若い女性が一人休憩していたのですが、すごくカッコ良かった事を思い出しました。
白馬鑓ヶ岳

錆鉄人の大腿四頭筋も衰えたものです。


もう上り登りはないよ!
うれしいわ!

山頂で写真を撮ってもらった青年が前にいます。
コマクサ




鑓温泉分岐

あれ、頂上へ行かなくてもここまで来れたんだ!
実は天女を騙して白馬鑓の頂上に立ったのでした。


いよいよ大出原のお花畑の始まりです
大出原

ハクサンコザクラ


チングルマが登山道の両脇を埋め尽くしていました。
岩場へ

大出原の終わり付近

この後は岩場が続き、鎖場もあるので
ストックは仕舞うようにと書いてありました。


岩場は去年の写真をご覧下さい。


鑓温泉が見える

何故かここで休憩している人が多数
錆鉄人なら早く小屋に行って缶ビールを飲みたい!
という事で休まずに行きました。

鑓温泉には3時頃に到着したのですが、何故か到着時の写真撮影を忘れていたようです。
キャンプ料 500円×2
温泉入浴料 300円×2
ロング缶 800円
合計2,400円を払って天場へ。

天場にはすでに5〜6張りのテントがあり、韓国人と思われる声もしていました。平坦で凸凹のない場所はすでに占有されているので適地を探してウロウロ、結局一番下に設営しました。

設営を始めた所で、愛妻家の錆鉄人は天女を温泉に行かせました。
ロング缶を飲みながら設営を終え、マットを膨らませ、待ちますが帰って来ません。心配になって天場の上まで行ったら戻ってきました。
「すっごく気持ちが良かったわ。」
という事で、一緒にテントにもぐりこみました。
あとは寝るだけですが・・・

夕食1
天女の長湯で4時近くになってしまいましたが、
最初の計画通り、腹ごしらえをしてから昼寝をする事にしました。
斜面に沿って風があったので
前室部で風除けをしながら料理です。



天女が作っている間、錆鉄人は梅酒の水割りです。
天女のザックからはたくさんのつまみが・・・
結局食べきれずに持って帰りましたが
さぞや重かった事でしょう。

いつもはカップラーメンですが今日は豪華!
といってもスパゲッティですが・・・
写真のペペロンチーノは
昨年万札さんから頂いたものです。
トッピング

天女が缶詰を3つも持ってきていたのでトッピング

という事で、お昼寝の時間です。

鑓温泉のHPには虫対策を万全にと書いてあったのですが、
ガスって気温が低かったせいか、全くいません。
(テントを張った直後は1〜2匹いましたが)

ということで、気持ち良くお昼寝。


夕食2

またまた豪華な夕食
昨年の池ノ平以来の幕営ですから。

今回は万札さんありがとうシリーズです。
(賞味期限が近付いてきたものですから・・・)


天女は身体に似合わず大食漢です。
が、太らないのが不思議なんですが・・・

持ってきた缶ビールは生暖かいので外で空冷して
錆鉄人は相変わらず梅酒の水割りを飲んでいました。
おいしいわ〜


ガスは時々小雨になっていました。

到着した時は下の雪渓に猿がいたので
外に食べ物を置いておくと荒らされないかと心配なので
ザックもテントの中に入れて寝ました。
でも猿は近付いて来ないようでした。

食事の後、もう一度温泉に行って寝ました。
テントは数張り、増えていました。


7月23日に続く

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