天使達とのオートキャンプの前に 天城山

2011年8月28日

天城山(1,406m)


天城山に登ったのは、
クバの就職の為に布団などを積んで東戸塚に4人で行った帰りでした。
伊東の道の駅で車中泊して、
早朝登山口に走り万二郎、万三郎をピストンしましたた。
ピストンしたのは、
登山の途中に数メートルの凍った雪渓があり
周回コースは北側斜面なので大きな雪渓があるかもしれない
という事で元来たルートを戻ったのでした。

今回も同じコースではつまらないので
シャクナゲコースを下って周回して戻ろうと思っていました。







どうやって行くの?
8月28日に西富士オートキャンプ場でキャンプをするので来ない?と誘われた愛妻家の錆鉄人は、29日の月曜日の有給休暇を取って参加する事にしました。(27日は幼稚園の行事があって28日からになったという事でした)

西富士オートキャンプ場のホームページを見ると、チェックアウトは12時でチェックインは13時からとなっていました。
我が家からは5時間位で到着出来ると思うので、朝普通に出発すればいいのですが、暇無し錆鉄人は日中の大事な時間を、ただ目的地に向かって走るだけという「浪費」はしたくありません。
という事で、前日に出発して天城山の(途中)で御来光を見て、下山後は温泉にはいってから西富士オートキャンプ場に行くという計画を立てたのでした。

土日1000円が終わってしまいましたが、まさか静岡まで下道を走っていくわけにはいきません。まだまだ暇無し>金無し>普通の人の錆鉄人です。
武生ICから高速に乗って沼津ICで下り、登山口の天城高原ゴルフ場まで約50km、高速は燃費優先でゆっくり走っても6時間位で着くだろうと考えていました。
天城高原ゴルフ場前の駐車場
出発は土曜日なので余裕、ちょっと遠回りして野菜を姉の所に届けて、17時過ぎに武生ICから高速に乗りました。(姉の家からは鯖江ICのほうが近かったのですが・・・)

沼津ICから先、カーナビは有料道路を指示しましたが、金無し錆鉄人は一般道に切り替えて走行しました。
すると、1車線+αしかない曲がりくねった山道に突入です、しかも濃いガスでした。夜なので対向車がいないのが救いでしたが、余りの急カーブの連続に目を覚ました天女に、「帰りは有料道路で走るよ」と宣言する錆鉄人でありました。

やがて道路は伊豆スカイラインの終点に合流し、天城ゴルフ場まで2車線の道路を進むだけでしたが、ガスはますます濃くなっていて、車のすぐ横の路側帯を示す白線さえ見えない事があるという状況でした。しかたがないので、そろそろと走るしかありませんが、時々対向車まで来ました。

という事でしたが、22時半過ぎに駐車場に到着。広い駐車場ですが、車は1台も停まっていませんでした。でも、横のトイレは使用可能でした。
翌朝は運転しないので、ビールを飲んで寝たのでありました。


出発時の駐車場

何と!広い駐車場は我々が貸切!
露天風呂ならうれしいのですが・・・
また車上荒らしにあうといけないので
車を良く見える場所に移動させました。
登山口

登山口 5:10

万二郎の辺りで御来光を見る為に
4時半出発と思っていましたが寝過ごしました。
どうせ明るくなるので起きるだろうとアラームをしませんでした。


ルートマップ

赤いルートを進み
万三郎の先から黄色いルートで戻ります。
シャクナゲコースは通行禁止になっています。
万二郎岳

コースマップでは万二郎登山口となっている「四辻」です。
駐車場から0.7km 5:22到着です。


万二郎岳 5:54

新しい標識は1299mですが、古い標柱は1320m!
すごい!さば読みです。

岩場から

万二郎岳のすぐ下から
見えているのは万三郎岳かと思っていましたが
違っていました。


左の写真の岩の先に立つと
果たして富士山が見えました!

写真を撮って下って行くと
天女が左側から戻ってきました。
天女も富士山を見ようとした事にしておきましょう。
岩場

一応岩場もあって、ハシゴがあります。



登山口の天城高原ゴルフ場です。
アセビのトンネル




2度目の富士山

この辺りを歩きながら、
低い山だから紅葉はまだまだだな・・・と思っていたら、
涼しい風が吹いてきました。
そこで1首、毎度の本歌取りですが・・・

秋来ぬと「葉」にはさやかに見えねども
    風の音にぞ驚かれぬる


万三郎に登り始めた頃
ちょっと木が薄い部分があったので
手前の木に足をかけて眺めると
期待通りの富士山が臨めました。
勿論、天女を呼び戻しました。

さらに登っていくと、
天女の靴跡に大きなヒルが!
天女に言うと全然気付かなかったようでしたが
「天城の山でヒルを踏む」だわね。と言いました。
そこでオヤジギャグ

朝なのに天城の山でヒルを踏む

万三郎岳

6:52 天城山の最高峰 万三郎岳に到着


頂上から林のほうに踏み跡だあったので、もしやと思って行くと、富士山が見えるではありませんか。頂上からの眺望はありませんが、得した気分になりました。
周回コースへ



しばらく稜線を歩いてから下山ルートが分岐します
険しい下山路

木は滑りそうだし
土の上を歩くには2段の木が邪魔でした。
周回コースの登りと下りのコースタイムが
ほとんど違わない理由が分かりました。


周回コース

倒れそうな巨木を軽く片手で支える怪力天女



ようやく万二郎岳への分岐まで来ました。
残りは0.7kmです。
登山口に到着

ヒメシャラの巨木


おつかれさまでした、という程ではありませんが・・・

登山口に8:17到着
駐車場

駐車場には車が7〜8台、
篤いこの時期、低い天城山は敬遠されているのかもしれません。



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