恒例の親孝行旅行 十津川温泉郷と湯の峰温泉

2011年2月19日〜20日

親孝行旅行


錆鉄人は大学を卒業して故郷に戻り
両親と一緒に暮らして来ました。
帰ってきただけで親孝行だとうそぶいていましたが
錆鉄人は姉4人の末っ子長男で
子育てで金銭的にも精神的にも余裕がないうちに両親は年老いてしまい
親孝行で旅行に連れて行くという心の余裕がありませんでした。
それでも、2人とも世話になったな、ありがとうと言って死んでいきました。

という事で、
我々夫婦にとって親と呼べる人は天女のお母さんだけとなってしまい
(天女のお父さんは天女と結婚して5〜6年の時に肺がんで亡くなりました)

という事で始めた親孝行旅行です。
草津を皮切りにこれまで8回行っていますが
今回は世界遺産のつぼ湯と12月から2月限定の仙人風呂をメインに
十津川温泉巡りを計画しました。






どうやって行くの?
これまで十津川方面へ行く場合は、八日市ICで高速を下りて柘植インターで東名阪に入り、針インターから大宇陀・吉野経由で169号線に行っていましたが、ブログでさすプーさんから奈良経由のルートを教えてもらいました。
という事で、そちらに回ろうと考え地図をチェックしたのですが、かなり難しいルート。足腰の弱っているお義母さんが、少しでも乗り降りし易いようにムーブで行く事にしていたので、カーナビのないムーブでは間違った場合大変そうな気がしたので、慣れたルートで行く事にしました。
(それでも話に夢中になっていて、標識を見ていなかったので169号線へ曲がるのを間違えてしまいました。)


出発の前日、携帯に知らない番号から電話があり、出ると神湯荘からの電話でした。国道から神湯荘に向かうルートで道路工事をしていて、通行止めが解除されるのは14時30分から10分間と16時から30分間との連絡でした。
親切な電話に気分を良くした錆鉄人でした。

という事で、18日6時に自宅を出発。
5km離れたお義母さんを乗せて再出発。
8時頃、神湯荘さんからまた電話があり、今日は通行止めがなくなったという連絡でした。
今回は走行距離は大した事はありませんが、ほとんどが下道で曲がりくねった隘路が長く、時間がかかる場所です。と、そこを走っていると後ろからバイクが接近、つい、いつもの調子でカーブをすっ飛ばしてしまい、後ろを見たらお義母さんがゴロゴロ転がっていました。でも、怪我もなく笑ってくれたので良かったです。


湯泉寺温泉 十津川荘

まず最初は、国道169号線から湯泉寺(とうせんじ)温泉の標識に従って左折し2〜3km、十津川荘に到着。(十津川荘前の道路の左側方面が国道169号線)
日帰り入浴を申し込んで、お金を払おうとしたら小銭がなく、2000円でいいですよと400円安くしてくれました。(一人800円はちょっと高いと思いますが・・・)
すっごく得をした気分でこの坂を上がって駐車場へ。
天女とお義母さんは、写真の階段から先に温泉に上がってもらいました。(石垣の上が露天風呂です)



ここが駐車場

温泉は奥の建物ですが、駐車場からは行けません。
十津川荘露天風呂

脱衣場は別々ですがこのように混浴です。
というか、「貸切露天風呂」です。
かなり熱めで水を入れています。


いい気持ちだわ!

錆鉄人も隠さず素っ裸で撮影です
源泉掛け流し

かなり熱めの源泉が流れてきて湯の華も舞っていました。


「源泉掛け流し宣言の村」

十津川村は日本初という「源泉掛け流し宣言の村」で
全ての温泉が源泉掛け流しという豊富な湯量を誇ります。
十津川荘

露天風呂の端からは十津川荘が見えます。


十津川郷は南朝との関係で
朝廷に対する忠誠心が旺盛だった土地柄です。
十津川温泉

十津川村中心地を過ぎた辺り
ダム湖の色はもっときれいだったのですが・・・

向こうに見える庵の湯にも行きたかったのですがパス


ホテル昴にあったポスター
お婆ちゃんがいい味出していました。
ホテル昴

入口
ホテル昴の日帰り入浴は12時〜17時
料金は800円です。


洗面所


露天風呂

露天風呂に入っていると、男風呂の内湯を通って天女が出てきて(勿論、裸ではありません)「お父さん、カメラが写らないの」と言ってカメラを取りに来ました。(入浴客は他に1人いただけでしたが・・・)


内湯に1人いましたが
露天風呂は貸しきり状態が続きました。
打たせ湯と寝湯

打たせ湯


錆鉄人はこの寝湯が気に入りました。
女湯

という事で、天女が撮影した女湯です。


こっちのほうがいいような・・・

打たせ湯


お義母さんはホテル昴ではいろんな温泉に入れたので楽しめたようでした。


この後は、宿泊する神湯荘に行きました。
ホテル昴からトンネルを出て右折、ここからすれ違い不能の狭い道路が続きます。
実は数年前に神湯荘まで上り、ユーターンして少し戻った所の「つるつるの湯」に入りました。この温泉も良かったのですが、長い階段で川岸まで下りるのはお母さんには無理だと思っていました。

神湯荘はじゃらんのメガ得プラン1泊2食付9,000円という嘘のような金額。お母さんはもうあまり食べられなくなったので、もう豪華な食事付きのプランは選択しません。
神湯荘は日帰り入浴も可能ですが、河原の源泉露天風呂(別浴、500円)のみで、神湯荘周辺の有名なランプの湯等、いくつもある内湯・露天風呂には入浴出来ません。

神湯荘到着

(翌朝の写真ですが・・・)宿泊した神湯荘別館



(温泉に入って別館に戻る時の写真です)
まずは美肌の湯へ

今からでも美肌になりたい2人?

別館から本館前まで下って、
さらにここまで下ってきました。


お義母さんも頑張って歩きます。

長くなったので、温泉編はその2へ

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