早月尾根の 剣岳日帰り

2012年9月15日

剣岳(2,999m)


おとこもすなるつるぎのひがえりを
おんなもしてみんとてすなり

という事で、早月尾根からの日帰りをしたのは何年前だっただろうか?
天女は前日に田圃のヒエ取りをして疲れ果てていて絶不調
早月尾根の馬鹿登りに遂に
「私、もう帰る!」と告げたのでした。

その後は喧嘩になり、
喧嘩の常ですが錆鉄人が謝って
でも、天女は結局頑張って登る事になって
錆鉄人は必死に気を遣って天女をサポートして
めでたく登頂出来たのでありました。

そして、頂上の絶景に天女も大感激し
頑張って登って良かったね、と言いながら下山したのでありましたが
・・・
ガーン!
カメラが壊れて途中から写真がなかったのでありました。

という事で、
いつかまた登りたいと思っていたのでありました。








どうやって行くの?
3連休の前日の馬場島、それほど混雑する事はないだろうと思ったのですが、階段現象で弱気になった錆鉄人は、高速を使って早く到着する事にしました。
とは言っても、そこは金無し錆鉄人、通勤半額終了間際までに到着出来る50km離れた加賀インターまでは下道を走り、そこから立山インターまで高速を走るというケチケチ手段手段を駆使し、午後10時前に馬場島に到着したのでありました。


駐車場は当然空いていましたが、もう少し上の登山口の近くまで行ってみると、道路脇の駐車スペースに車が3台、1台は豪華なキャンピングカーで、その横なステップワゴンなら入れませんでしたが、エブリイならピッタリ収まるスペースがあったのでありました。

でも、出発までにたくさんの車がきて、道路脇はぎっしりになっていました。
駐車場

凄いキャンピングカーだね!
と言って横に車を停めましたが、
錆鉄人のHPをご覧になっている人で
出会った時に声を掛けて下さいました。


登山口の「剣岳の諭」
3:56 出発です。
でも、もう急ぎません。
(天女がもうイヤと言わないように・・・)
標高1600m

5:27
標高1600m地点
(馬場島は標高800m)


山襞に日が当たってきましたが、
早月尾根は長い間日に当たらないで登れます。
三角点

なんか、凄い前傾で大変そうな天女です


6:10 三角点

小屋まで1km地点

天女は今回もタイツです。
(ここはまだ新道ではありません)

早月小屋へは
ザラザラの崩れやすい岩に掘られた足跡を
登った記憶があるのですが、
そちらへ行く登山道にはロープが張ってあって
新道が出来ていました。


が、新道はもの凄くひどい道で
危険性が高いように思われました。
まあ、岩場から比べればマシでしょうが・・・

早月小屋

新道は小屋の前の山の手前で旧道に合流

やっと小屋が見えました。


7:05 早月小屋に到着
ほぼ想像通りです
(計画ではありません)

トイレ

テントは3張りあるのみでしたが・・・


天場の先にある標識

室堂

室堂へ走るバスまで見えます

この後、愛妻家の錆鉄人は「梅ちゃん休憩」を実施。
富山湾まで見渡せる所なので
梅ちゃん先生が見られるかも?
と思って携帯で受信にチャレンジ。
15分間で何回か画像が画き換わりましたが駄目でした。
民放はちゃんと受信してたのですが・・・
(前回のアナログは民放も写りませんでした)


前よりも荒れているような・・・
2500m地点

あそこまで行くのね
遠いわね
でも、もう帰るとは言わない天女でした。

早月尾根は標高差が大きい上に
アップダウンが何回もあって損をした気分になります。
(アップダウンそれほどは大きくありませんが・・・)


あくまでも↑の所を登ろうとするマジメな天女
遭遇

千葉のAさんと記念撮影


頂上まで0.7km
登山道

あそこまで700mを切っているとは
とても思えないのですが・・・


早月尾根を振り返る
撮影会?

錆鉄人のHPの愛読者さんと何組も遭遇。
まるで撮影会のようになりました。


久留米のAさんご夫婦
隣のキャンピングカーはAさんでした。
(奥様からきれいに写っていたら、と許可をもらいました)
岩場

私、鎖があれば怖くないの
と自己暗示をかけて岩場に行くけなげな天女です。



核心部

この先、一歩だけ脚が届きにくい所があり、
下山時に登ってくる人が通過できず
かなり待たされました。



でも天女はスイスイ
表のルート


室堂からだとこんな険しいルートを通るんです!



天女の視線の先

こんな所、絶対に行きたくないわ
でも、鎖があるんでしょ?
そりゃそうだよ!
だったら言ってもいいわ
(「ふーん、行きたいのね」と解釈する錆鉄人でありました)



頂上へ



専属カメラマンは忙しい事です。
鎖場が続く


こっちも案外険しいのかも?



早月尾根

お母さん、良く頑張ったね!


もうすぐ頂上です!

長くなったので第二部へ

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