自分に誇りを持て
  (武生高校同窓会誌に 卒業生へ贈る文集として掲載)

                                 

結婚して子供が生まれ(女の子二人)、妻と子供の育て方について話し合う中で
「子供はすごい可能性を持っているのだから、色々な事を体験させたい。」
と思い、色々な所へ旅行に連れて行ったり、
幼稚園の時からは毎年山登りをし、
西穂独標・富士山(1日で登下山)・白馬岳(1日で登下山)・槍ヶ岳(登り
10時間、翌日南岳まで縦走)などを登った。

「同じ年齢の子供にやれたことなら、うちの子にも出来るはずだ。」と考え、
小学校4年生の時にはホノルルマラソンも走った。
(ハワイへ行って40階建てのプール付きのホテルに泊まれる、というだけで、
“にっこり笑ってゴール”を合い言葉に9ヶ月のトレーニングに耐えた。

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才の今なら、考えられない“ひたむきさ”である。
子供達は、その後も2回フルマラソンを走った。)

子供を育ててあらためて「子供はすごい可能性を持っている」と実感した。
「自分達にだって、やれるはずだ。」と
100kmウルトラマラソンに夫婦で挑戦した。
アクシデントによる足のちぎれたような痛みに耐えながら
12時間走り抜いて思った。
「他人(ひと)がやれることなら、大抵のことはやろうと思えば自分にも出来る。」

自分の能力に自信を失っている君!
やれないのではなく、
「やり抜こうとする意志を持ってやらなかった」事に気付きなさい。

自分に自信を持て!「他人(ひと)に出来ることは、必ず自分にも出来る。」

自分に誇りを持て!「自分がやろうと思えば、出来ないことはない。」

  ☆☆☆ あなたたちには、可能性があふれている ☆☆☆

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