ステップワゴン2号車の部屋  燃費  インプレッション
平成17年3月18日納車
  
                                       これが積算計0kmの証拠写真!

購入動機
前車ステップワゴン1号車は、平成9年8月登録から大きな事故にも遭わず故障知らずでこれまで18万km余りを走ってくれました。この間に父を亡くしましたたが(死因は急性肺炎でしたが)80歳も過ぎていたので仕方がないと考えると、このステップワゴン1号車と共に我が家は娘達の高校・大学進学から長女の結婚・卒業・就職まで良い出来事が続きました。勿論、天女との登山・マラソンなどで良い思い出も一杯出来た車でありました。
しかるに16年3月、走行距離も15万kmを越えていて、リアのホイールアーチの部分には錆も何ヶ所か発生していたこともあって、8月に車検を控えていたので期末の大幅値引をねらって買い替えを考えたことがありました。しかし、ガリバーかどこかの買取専門店にわざわざ家まで来てもらって(といっても大野市からの帰りだという事ではありましたが)念入りに査定をしてもらった所、「3月始めの今すぐ売るなら買い手があるので3万円で買う。」という愛車が可哀想になる金額の提示であり、すっかり気分を害した錆鉄人は(1号車を購入したホンダプリモ店で新車見積をしてもらったが値引が20万円位と思ったより少なかったこともあって)再度車検を取って夢の20万kmを目指すことにしたのでありました。
車検は出来るだけ安くとお願いして12万円位で済み、ステップワゴン1号車は快調に走行を続け、走行距離も18万5000kmを越え平成17年をを迎えたのでありました。ホイールアーチの錆は単なる塗装の盛り上がりから順調に成長を続け、今や一部は茶色く変色してそのうちに穴が開くのではないかと思われましたが、気にしないことにしていました。
とはいえ、金なし暇なし錆鉄人もやはり男の子の1人であり、新車を買いたいなァという願望は心のどこかに住み着いていたのでありました。それもあってか2月初めの夫婦揃っての休日には、産業展示館であった某車販売店の展示試乗会にも一緒に出かけ、実際の車を見て、運転席に座ってみたり、後席を畳んで荷室の広さを確認したり、勿論フルフラットになる車はその寝心地を確認したりしていたのでありました。
ところで錆鉄人は今年の誕生日が来れば52歳、天女はもう誕生日が来たので490歳となり(誤字ではありません。天女としてもそろそろ老後を考える時期でもあり)長女は幸せな結婚生活を送っていて、来年には下の娘も大学を卒業するので、今までよりは金銭的にも楽になるはずだから、無駄はしないけれど、もう少し良い生活をしようよと話していたのでありました。
そんな経緯もあってか、更年期障害に悩んでいた天女が2月末に突然吹っ切れて「お父さん、車を買換えたら?」と言ったのであります。本心ではなかったかもしれませんが、錆鉄人が時々車の雑誌を買って来て、寝る前にも車のカタログや雑誌を眺めているのを見ていたので、哀れに思ったのかもしれません。なにせ18万8000kmも走っているのですから、もう充分活躍してくれたと感謝して休ませてあげても良い車です。
そんな天女の一声(天声人語ならぬ天声天語)に勇気付けられた錆鉄人は、翌日すぐに行動を起こしました。ここからの経緯は「買いたい心書」を読んでください。
そして速攻で買い替えをしましたが、ステップワゴン2号車の購入動機をまとめると以下のようになります。

1.ブレーキ系統の異音(ブレーキパッドの減りが原因ではない)による走行不安
2.継続して乗ることによる出費の増大
  交換して9万kmになるのでタイミングベルト交換が必要
  そろそろブレーキパッドの交換も必要ではないか
  ブレーキ系統異音の原因調査と修理・パッド交換
  エアコンの効きが相当低下しているので、冷媒の補充も必要(購入以来いまだに補充していない)
3.期末なので大幅値引が期待出来る
4.モデルチェンジ直前なので大幅値引が期待出来る
  ○お買得な「ハッピィエディション」がラインアップされている
5.新型ステップワゴンに対する不信
  ▲スタイル(特に面構え)が気に入らない
  ▲運転席からの斜め前方視界が悪くなりそう
  ▲寝心地が悪くなるのではないかという不安(どの雑誌もこの点には触れていませんが・・・)
    錆鉄人は車中泊移動スタイルなので、車選択は寝心地が最優先なのです。
  【後注】
    やはり背もたれ部分のサイドが膨らみ、寝心地は低下しているように思われます。
  ▲エンジンと4速ATは変わらない(CVTにならない)ので燃費や静粛性などが大幅に向上するとは思えない。
  【後注】
  ○新型では2000ccエンジンもバランスシャフトが装着され高回転時の振動・騒音が低減されたそうでる。
    しかし、錆鉄人は3,500回転以上回すことはないと思われるのでバラbン素シャフトの恩恵は関係ない。
6.新型になると当然値引が少なくなる
  【後注】
    どうも値引は10万円前後で始まっているようであり、錆鉄人のステップワゴンと同等装備を求めると300万円近くなりそうである!
7.夏タイヤ・スタッドレスタイヤ共にアルミセットがそのまま使えるので経済的である。
  タイヤの残溝・アルミホィールの価格を考えると5万円以上はお得!
  【後注】
    これはステップワゴン買い替えの場合は継続して使えると思っていましたが、天女向けのリップサービスでした。


型式・諸元

ステップワゴンG特別仕様車「ハッピーエディション」
車体色:シルバー 内装色:グレー

駆動方式 FF(20万円以上高くなる事と燃費の悪化があるので4WDは諦めました)
車名・型式 ホンダ・CBA-RF3
トランスミッション 電子制御4速オートマチック
全長(m)/全幅(m)/全高(m) 4.675/1.695/1.845
車両重量(kg) 1,530
乗車定員(名) 8
エンジン型式・種類 K20A・水冷直列4気筒横置
総排気量(cm3) 1,998
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
使用燃料種類 無鉛レギュラーガソリン
最高出力(kW[PS]/rpm)* 118[160]/6,500
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm)* 191[19.5]/4,000
燃料消費率(km/L)10・15モード走行 12.0★
主要燃費向上対策 可変バルブタイミング/ロックアップ機構付トルコン
認定 国土交通省「★★★低排出ガス車」認定取得
平成22年度燃費基準を5%以上上回るすぐれた燃費性能を達成
最小回転半径(m) 5.3
価格 1,995,000円
リサイクル料金(別途) 13,700円

主要装備・追加オプション
項  目 仕 様 ・ 装 備 ・ 型 番 備  考  
ハッピーエディション
特別仕様項目
●モケットシート地 上級グレード24Lと同等の高級シート地
●カラードルーフガーニッシュ   〃
●オーディオレス※1 最初は中古品を無料で付けてくれる約束でした
安全装備 ●運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム 今や標準装備ですが1号機にはありませんでした
●EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS+ブレーキアシスト   〃
●ISO FIX 対応チャイルドシート固定専用バー(2列目右・中央席)   〃
◎ディスチャージヘッドライト〈HID〉(ロービーム) 視力の衰えを感じる錆鉄人には大助かりの装備
快適装備 ●パワースライドドア(タッチセンサー/挟み込み防止機構付) ノアはオプションだが標準で付いている
●電波式キーレスエントリーシステム
 (アンサーバック&ウエルカムランプ機能付)※6
今や標準装備ですが1号機にはありませんでした
シート ●2列目バタフライシート(ロングスライド&チップアップ機構付) 1号機も同じですが改良されています
●2列目シートバックテーブル(ドリンクホルダー付)※8 1号機にはありませんが使う事はなさそうです
インテリア ●リッド付センターポケット※9 オーディオレスなので付く装備です(*1)
●自発光メーター(イルミネーションコントロール&外気温表示機能付) 昼でもメーターが見やすくてGood!
エクステリア ●全面高熱線吸収UVカットガラス+プライバシーガラス
(リアドア/リアクォーター/テールゲート)
1号車は自分でスモークフィルムを貼りました。
もう少し暗めが良いのですが。
足まわり ●スチールラジアルタイヤ(195/65R15 91S) 1号車のアルミ・スタッドレスが利用出来ます
DVDカーナビゲーション(DPO) デュアルサイズDVDナビコンポ VXD-059CV オプション10万円プレゼントがあったので装着
リアカメラ(DOP) カーナビとセット購入 運転が下手な錆鉄人には助かる装備です
カーナビ連動ETC(DOP) 「カーナビ+1」サービスで無料取り付け カーナビ連動はやはり便利だと思います
フロアマット(DOP) 通常オプションで唯一購入 フロアマット位は付けないと・・・

HIDはハッピーエディション独自のメーカーオプションであり、通常のGエディションでは出来ません。
DOPはディーラーオプションの略です。

*1;DOPのカーナビをつけたのでありません。

新型のインプレッション(5月2日追加)

乗り始めて5日250kmでの印象です。
1.運転して最初に気付くのは騒音レベルの低さです。
  エンジン音はほとんど聞こえず、ロードノイズもかなり低く、T部長のオデッセイよりはるかに静かに感じる。
    →かなり飛ばし気味の鹿児島往復2200km後、ノイズレベルが高まった感じがしますが前よりは充分静かです。
      (189,000km走った車と比べれば、何でも静かに感じるかもしれませんが・・・)
2.舗装の継ぎ目などのショックは案外感じる
  タイヤの違い(ヨコハマ)も大きいかもしれないと思い、旧車のアルミ(ダンロップデジタイヤ・エコ)に変えたら少し収まったように感じます。
  しかし後席フルフラットで寝ていて、高速を120〜130kmで走行すると案外上下に揺れる事を発見しました。
  後席の上下の揺れは天女も訴えていますが、ショックがへたっていないからでしょうか?
3.コーナリング性能はまだ分からない
  当面エンジンやサスの慣らし運転を考えているのでコーナーもゆっくり回っています。
  【後注】
  昔のようにぶっ飛ばして走る事がなくなったので比較できませんが、問題ない性能です。
4.HIDは本当に明るく安全走行の役に立ちそうです
  薄暗い時から威力を発揮すると共に、説明書通り横方面の照射範囲が広い
5.自発光メーターは日中も見やすい
  1号車の場合、夜は距離計の数字が薄暗くて判別出来なかった。(視力低下もあったが・・・)
6.シートの座り心地はアップしています
  天女も満足。ハッピーエディションのモケットシート地も貢献しているかも?
  ただし、モケットは静電気を発生し易いようなので注意が必要である。
  【後注】
  当初数回ビリッと来ましたが、その後は起きていません。湿度の関係でしょうか。
7.シートの寝心地もアップしています
  1号車の場合は3列目シート座面の前の部分の盛り上がりによってエビ反り状態になり、すぐに腰が痛くなりましたが
  2号車はエビ反り状態がきつくない感じです。しかし、車中泊する場合は座布団等で調整するつもりです。
  【後注】
  今までとははるかに簡単な調整で満足する寝心地が得られました。
  基本的には2列目シートの座面に座布団を置き、その上に布団を敷きます。
  シートの細かな凸凹対策としては布団の下に毛布をしくのも効果的です。
8.オートスライドドアは便利
  標準で付いてきた仕様であり天女はいらないと言っていましたが、使ってみるととても便利です。
  特に車中泊で夜中にトイレに行く時などバタンと大きな音を立てずにドアを閉めることが出来るのがうれしい。
  でもバッテリーが心配で天女にあまり停車中に使わないように言ったら不便なドアだと言われました。
  (エンジンOFFで5回や10回開け閉めしても大丈夫だとは思うのですが・・・?)
9.収納スペースはやや少なくなった?
  1号車はグローブボックスが2段になっていたが1つになり収容量も少なくなった。
  運転席と助手席のシート下のスペースとシート後のバッグを活用しようと思います。
  (シートの下に置く皿のようなものをホームセンターで捜して購入しました。)
  ダッシュボードの上が平でなくなったのでティシュボックスを置けないのは不便です。
10.リアカメラにはまだ慣れません
  いつも通りにバックして、駐車位置に入ってから画面で後端を確認していますが、どうしても少し曲がってしまいます。
  (カメラだけに頼るのは危険と書いてあるので、これが普通かも知れませんが・・・)
11.燃料計の動きがリニアです
  1号車の場合、なかなか針が下がらずにいて高燃費だなと思っていると数キロで1割以上下がる場合がありましたが
  2号車の場合は、走行距離に比例してかなり正確に下降している感じがします。
12.燃費は良好です!
  タンク容量が5L少なくなりましたが、Lレベルに達するまでの走行距離は伸びています。
  メーター1/2は280〜320km走行程度で、5,000km走行における総合燃費は11.7km/Lでした。
  【後注】
  ステップワゴン2号機の燃費
13.カーナビの操作をマスターする暇がありません
  分厚い説明書はとても読む気になれません!
  使いながら少しずつ覚えていますが、普通の利用の場合は大丈夫みたいです。
14.ワイパーの作動が静かになっています
  1号車はワイパーが前端まで行って戻るときにガッチャン、ガッチャンと大きな音がしていました。
  (眠気覚ましになっていたのかもしれませんが)
  リアワイパーも静かになっていて、天女もより一層安眠が出来そうです。
  トヨタのようにワイパーがもう少し下まで下がって収まってくれるといいなと思います。
15.小回り性能アップを実感
  カタログデータで最小回転半径が5.5mから5.3mに小さくなっていますが
  町道から錆鉄人の家へ直角に曲がる橋の所でそれを実感しました。
  今までは9割の確率で橋の外側の部分に乗り上げていましたが、半分以下になりました。
  (毎回乗り上げるので外側の部分のコンクリートが掘られている状況です。)
【その後気付いた事】
16.間欠ワイパー
  リアワイパーと間違って中間リングを回して初めて気が付きましたが
  フロント間欠ワイパーが時間調整タイプになっていました。
17.ブレーキ
  ブレーキの効きは非常に向上しているように感じます。
  グググッと効く感じで、ストッピングパワーは段違いに良くなっているように思います。
  ただ、ABSは案外頻繁に作動しているようで、急ブレーキのつもりでない時にガガガというショックを感じる時があります。
  【後述】
  慣れかもしれませんが、1万km走行時点ではブレーキの効きは低下して普通のように感じます。
18.フルフラットにして寝ていると、案外リアの上下動が激しい事に気が付きました。(上述)
19.総走行距離2,200km弱の鹿児島往復をしたらエンジン音が大きくなると共に
  バルブ系か何かわかりませんが、エンジン振動を感じるようになりました。(ちょっと気になりますが・・・)
20.低速トルクがもう少しあると良いと思います。
  高速の登りが苦しくアクセルを踏むとギヤチェンジして4000回転近くになってしまいます。
    (エアコンを切るとそのまま登る事が出来る事を発見しました。・・・中央道岐阜県内のアップダウン等)
  新型は最高馬力を少し落としているので、その分低速トルクをアップしているかもしれません。
21.オイル交換
  10月下旬、前回から7,000km走行したのでオイル交換しようとレベルゲージを見ましたがまだきれいな色でした。

inserted by FC2 system