笠から転進焼岳
(撮影2000年6月3日)

焼岳

笠ヶ岳に登ろうとしたが登山道がわからず
さまよっているうちに転落までして、
笠ヶ岳の登山は断念したが、

折角だから百名山の焼岳に登ることにしたのでした。
どうやって行くの?
福井からは大野から和泉村を通って中部縦貫道の油坂トンネルから東海北陸道に乗り、飛騨清見で降り(全部で1,700円)高山を抜け、平湯から新穂高温泉の手前、中尾温泉のほうに右折し林道を登ると駐車場があります。
雪渓
林道は工事の為、車が進めず途中で駐車しました。
しばらく林道を歩いて、登山道に入ると間もなく雪があるようになり、そのうち雪渓となり足跡も良く分からなくなってきました。
足跡は途中で分かれていて、どちらをたどれば良いのか判断に苦しみます。そして、どこで間違ったのか、雪渓を抜け出したと思ったら一面の笹原に出て進めません。数百メートル先を歩いている登山者が見えますが、そこへ進む事は出来ません。10分〜15分、慎重に足跡を辿って引き返したら、たまたま下りてくる登山者が近くに見えて、やっと登山道がわかったのでした。

中尾峠
どうもこの日は勧が鈍っていたのか厄日だったのか、なかなか頂上に進めませんでしたが、ここまできたら何組かの登山者が焼岳のほうへ登っているのが見え、稜線には雪もなく後は登るだけでした。
しかし、ガスが出てきて今後の天気が心配になってきました。

中尾峠から北の方角を撮す
8合目
8合目の注意標識。火山ガスに関する注意かと思いましたが、一般的な落石注意でした。
頂上直下の雪渓トラバース
もう頂上は近いと思われましたが、ガスで進路がわかりません。右手はかなり急な岩場であり、岩場を登るのか、この急な雪渓(幅十数メートル)をトラバースするのか分からないので待っているパーティがいました。雪渓を渡っていった人からの連絡を待っているとの事で、自分も待つ事にしました。
10分位経っても時間がないので、トラバースしようと思ったらガスの上から声がしました。トラバースが正解だったようでした。
頂上
頂上はかなり濃いガスでした。時間もなく天候も悪くなってきそうなので、数枚写真を撮っただけで下山することにしました。(12時35分)
下りだしたとたん、大粒の雨がパラパラと落ちだして、だんだんと数が増え、カミナリまで鳴り出しました。雨具は持っていましたが濡れてしまったのでそのままで下りました。
ずぶ濡れになって車に戻ったのは1時45分頃でした。とりあえず、濡れたものを着替え栄養を補給して、2時ちょうどに出発しました。芦原へのルートは時間を考えて富山廻りとしましたが、6時前にははいや松風園についたので、温泉に入ってから宴会に出られました。

                      HOME

inserted by FC2 system