折畳フレームによる 後席リラックスモード

2012年12月27日

後席リラックスモード


エブリイの助手席は狭くて自由度がほとんどないので、
長時間座っているのは大変と思われます。

という事で、愛妻家の錆鉄人は
当初から後席リラックスモードを考えていました。
が、実現したのは購入してほぼ1年後の年末でした。

その理由は、最初からフレームは前後分離式にして
さらに前フレームは左右分離式にしていたのですが
四角い枠のフレームの為、取り扱いが面倒だったからです。

そこで考えたのが折畳フレームでした。
が、蝶番を使った単なる折畳脚は左右にぐらつき
不安定なためにベッドにした場合倒れてしまいそうでした。
そこでもうひと工夫してようやく実用に漕ぎつけました。







これまでの枠型フレーム
(逆さまに置いてありますが)
右側を後部フレームに載せ、
前脚は折り畳んだシートの前に立てます。


脚は差し込み式なので収納も便利
と思っていたのですが、
この四角いフレームは車内でのハンドリングはほぼ不可能
(車外からなら可能ですが・・・)
という事で、折りたたみフレームを考案
後席

エブリイはこの足元がハイゼットカーゴより広く
エンジンカバーの段差も小さいので
後席でも案外楽に座っている事が出来ます。


リラックスモード
シート右側のアームレストは勿論使えます
シート操作

車に傷をつけない事を改造のコンセプトにしていましたが
シートバックを操作するレバーに穴をあけました。
(穴を横にあけているので紐を取れば見えないのがミソ)
そこに紐を通してシートベルトアンカーに括ってあるので
後席からこの紐を引けば
シートを寝かせたり立てたり操作が出来ます。



後席を折り畳んだ所
(もうワンアクションして収納する)

後部フレームが邪魔になっていません。
折畳フレーム

折畳フレームは40mm角材に
蝶版で19×63(1×3)材を取り付けただけなので
何処にでも収納しておけます。

小さな木が取り付いているのは
脚を立てた状態で左右連結板を載せ
木ネジでグラツキを防ぐ目的でしたが
今回は使用しませんでした。


後部フレームに折畳フレーム受を取付
(左右2箇所に木ネジで固定)
そこに木製ピンを打ち込んであります。

折畳フレームの後端は穴があるだけ

後席ベッド完成

木製ピンに折畳フレームを差し込んで
脚を立てれば組立完了

前方の左右のブレがやや不安なので
嵌め込み式の左右連結板を作る予定です。


後ろの床板の上に重ねておいた前床板を
組み立てた折畳フレームの上に乗せ、
網棚に収納しているクッションを乗せればベッド完成
床板で40mm角を押さえるので
案外しっかりしています。

木製ピン


木製ピンの直径は8mm
穴は7mmで開けて木槌で打ち込みます。
折畳フレームの穴は8.5mmです。


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