テーブル搭載用箱助手席テーブル

2013年2月3日


納車から1年、車中泊はまだ十数回ですが、
実際に使用して出てきた問題点を少しずつ改良しています。


何故?
小さなエブリイで長期間の遠征を行おうとした場合、
「大量の装備品の収納」と「就寝場所の確保」という相反する要求に対応した上、さらに車内での調理を行うスペースやリラックススペースの確保が必要です。
という事で、高さ20cmのベッドを作り、ベッドの下を収納スペースにしました。
この収容スペースはかなりの大容量ですが、問題は収容したものの取り出しです。



構想としては、車外には出ないで分割した床板(60cm×90cm)をめくって取り出すつもりでしたが、スポンジクッションを床板の上に敷き、その上にシーツを敷いてベッドモードにしていると。ほぼ床下へのアクセスは困難になります。
という事で、実際には「全てを車内で出来るようにする」というコンセプトに反して、ハッチゲートを開いたり、スライドドアを開けて取り出していました。
勿論、走行中を含め日常的にある程度使うものはベッドの上に置いておき、寝るときには棚に載せてスペースを確保するという事で、テーブル兼用の棚は構想通り役目を果たしていました。

チェストの活用
しかしながら、床上に置いたたくさんの品物を棚の上に移動させるのは面倒な上に、積み重ねる事が出来ないので上の網棚との間が無駄になっていました。
という事で、
たくさんの品物を移動させる煩雑さを解消すると共に、棚の上の空間を有効に活用する為に、「箱」を使用する事にしました。

安い箱というと、蓋つきの衣装ケースです。買い物に出かけたついでにホームセンターによってみると、幅38cm高さ18cm奥行き75cmの箱がたったの548円でした。蓋付きなので床上に重ねて置いておけるメリットがあります。
ところが実際に使ってみると、衣装ケースは蓋の部分の幅が無駄で、側壁がかなり斜めになっている上、高さが足りなかった(28cm位のものが598円だったのですが・・・)占有スパースの割りに収容能力が小さいという問題が判明しました。(買う前から分かる事ではありますが・・・)
狭い軽ワンボックスカーを最大限有効に使用するためには、僅か5cmでも無駄には出来ません。
という事で、外寸と内寸の差が少ない引出し式の箱を購入する事にして、今度は事前にエブリイにテーブルを設置して、棚上の空間を測定するという慎重さ!テーブルの前後は60cmですが、はみ出しても特に問題はありませんが、問題は幅で、後席用シートベルト取り付け部分の内寸は114cm、
できればピッタリ収まる箱がないかな・・・とネットで調べると、ありました!
アイリスオーヤマのチェストEMDです。奥行きは52.8cm、66cm、74cmと3種類ありますが、66cmのものを選択、3個セットで3,980円でした。(送料込)
  外寸:幅約37.6×奥行約66×高さ約28
  引出し内寸:幅約33.5×奥行約61×高さ約23



寸法誤差があるのではないかと考え
実際に載せてみるまで若干不安でしたが
ピッタリ収まりました。

箱1個の内容量は52リットル
3個で150リットルもの大容量で
一気に収容力がアップしました。

助手席テーブル

車中泊場所に到着して後席シートを収納し
床をセットし天女が調理を始めた場合
錆鉄人は運転席でビールを飲みながら
テレビでも見る事になりますが、
テレビを載せる台があるといいなという事で、
助手席テーブルを作ることにしました。
ヘッドレストを差し込む事で安定化を図ります。


材料は12mmのベニヤ板
ずっと昔に他の目的で切断して色を塗った板があったので
幅50cm長さ95cmに切断し、
角を切って全面ヤスリ掛けを行い
ヘッドレストを差し込む穴をあけます。
ちなみにシャフト径は12mm程度ですが
錆鉄人の持っている電気ドリルは10mm迄なので
必死にヤスリ掛けして穴を大きくしました。
テーブル連結

助手席テーブルを助手席テーブルとしてだけ利用するのは勿体無い、と考え、脱着式の荷室テーブルと連結し、テーブルを大きく出来るようにしました。
車外でテーブルを使用するのはバーベキューなどゆったりのんびりする時なので、脚はボルト固定式とし、片側は荷室テーブルに固定されるので、脚は1本脚としました。


長さ2mを越えるテーブルの完成です

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