冒険天国 小学校

学校が好きな子に育てる方法


冒険天国 小学校

子供が生まれた時にいじめや不登校がマスコミを賑わしていた。
そんな所に大事な娘をやれるものか
仕事から帰ってからでも勉強ぐらい教えられる と考え、
「子供を学校にはやらない。」と言ったら
親から、そんなことをしたら友達も出来ないし
協調性のない子になってしまう、とたしなめられた。
確かにその通りで、いじめとか怖い問題があるが
学校はやはり大切な所だと思った。

そこで一転、
学校が好きな子にしようと思った。
それには
「学校は楽しい所だ」わせること」だと考えた。
休日にはせっせと学校へ連れて行き
滑り台、ブランコ、ジャングルジム、虹の山登り、タイヤ跳び・・・を
子供たちと一緒になってした。
遂には普段履いているズボンのお尻の部分が
薄くなって破れてしまった。

その甲斐あって子どもたちは実に学校が好きな子供に育った。
日曜日など「何処かへ遊びに連れて行って。」と言われて
「今日はは忙しいから駄目」と言うと
「学校でいいから連れて行って。」という有様であった。
学校が好きといっても
単に「学校で遊ぶことが好きだった」訳ではあるが
自然に授業にもなじんだのか、成績も良かったので
夫婦揃って参観日に行く習慣の自分達にも
学校は楽しみなところだった。


学校の遊具
当時も今も、それ程小学校の様子は変わっていない。
滑り台、ブランコ、ジャングルジム、運梯、吊り輪、竹登り、虹の山の岩登り、タイヤ跳び、砂場などがあった。
これらの遊具は、筋力やバランス感覚、危険予知能力などの養成に役立ったのではないかと思われる。
ブランコ
今は自分でブランコが漕げない子が結構いるようだ。それは、小さい時にブランコで遊ばなかったせいかもしれない。
子供は見て、やってみて身に着けるすごい能力を持っているのです。

一生懸命自分で漕ごうとしています
(長女3歳、次女1才)
虹の山の岩登り
小学校の校庭の一角に虹の山という高さ5〜6m程の小山があり、一方は緩いスロープになっていて、雪が積もればスキーが出来るようになっています。反対側にはさらに階段を登って滑る高い滑り台があり、その下の部分は次の写真のように鉄筋を曲げた手がかりがあり、登っていけるようになっています。
側面はこのように石が埋め込んであり、まるで岩登りの練習場のようになっています。子供にも3点確保で登れば安全なことを教えました。
この虹の山で遊んだおかげで、子供たちはいきなり西穂の独標や槍ヶ岳にも登れたのではないかと思います。

虹の山登り2

これは1才と10ヶ月位と思われる。
まだ寒い時期なのでたくさん着こんでコンコロコンである。お姉ちゃんが登るのを真似して、自分も登ろうとするのであった。

サクラが散っているので4月中旬
(2歳の誕生日の1ヶ月程前)
一人で上まで登れるようになった。
虹の山の吊り橋
吊り橋は揺れるので、子供たちにとってはなかなか怖い場所だったかもしれない。でもすぐに慣れて横の手すりを持ちながらスタスタ歩くようになった。ここで危険を察知する能力がついたのではないかと思う。
吊り橋の先にはジャングルジムがあり、さらにその先に滑り台があった。

(これも上と同じ4月中旬)
ジャングルジム
吊り橋から滑り台の間にジャングルジムがあったが、最初のころは通過に苦労していた。それでも自分で工夫しながら前進して滑り台にたどり着いた。
落ちたら大変だという事は知っているので、動けなくなってもしっかりしがみついていて落ちることはなかった。
滑ってもしばらくはぶら下がっているので、すぐに助けに行けるように常に目を離さないことが肝心です。

回転遊具
幼稚園の前にも遊具があった。
この回転遊具は中心部に隙間があるので、回転中にバランスを崩して落っこちたら骨折する可能性があるので危険だと思っていたが、今まで怪我をしたという話を聞いていないのは幸いである。

次女1才の頃
吊り輪
吊り輪には自分でぶら下がれなかったが、したがるので抱っこして握らせると、紅い顔をしながら頑張ってぶら下がっていた。頃合を見てまた抱っこして下ろしてやる必要がある。
同じように運梯も最初はぶらさがるだけだったが、高学年の子が上手に進むのを見て憧れていたようで、毎回熱心に取り組んだ。これも途中で動けなくなっても飛び降りることの出来ない高さなので付いていてやる必要がある。
このように学校は楽しく遊びながら運動能力を高めることが出来る冒険天国であると思います。大切なことは子供と一緒に遊んでやることだと思います。

真っ赤な顔で頑張った吊り輪

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