買いたい心書 其の2.デジカメ買い替えの巻

錆鉄人の最初のデジカメはCANONの型番は忘れたが130万画素2倍ズームの製品だった。購入時期は2000年で、トップ機種は既に200万画素を越えていたと思うが、百万ボルトに立寄ったら意外な安値だったので思わず買ってしまったと思う。キャノンなのでそれなりに写ったが、バッテリー持ちの悪さに悩まされた。
次の機種はCASIOのQV-2800200万画素8倍ズーム、カメラ部が回転する独特のスタイルで、登山中に高山植物をクローズアップで撮るのにも最適だったが、直接濡れたわけではないが、湿気の為か液晶の部分がだんだん見えなくなって使えなくなってしまった。
3代目は3年前に買った(と思う)サンヨーのXacti J1。320万画素2.8倍ズームと機能的にはイマイチだったが、スィッチオンからすぐに撮影が出来る反応の良さは当時としては画期的だったように思う。当時としては結構コンパクトだったのも購入要因だったと思う。これは今も現役である。
その次に買ったのはコニカのKD-510、価格ドットコムのクチコミ情報でその画質の良さが熱く語られていた。仕事でヨーロッパに行く事になり、ついでに有休を使ってスイスに行く事にしたので、写りの良いデジカメが欲しかったのでこれを選択し、価格ドットコムの一番安い店で買った。評判通りの鮮明な画像だったが、ワンゲル部に入った娘に譲った。これはクチコミ情報でも話題になっていたが、充電器がすぐに故障してメーカーに返送した。(その後は何ともない使用出来ている。)
そのすぐ後に、上の娘がポーランドで結婚式をすることになったので、欲しいのを買ってあげると言ったらオリンパスのX-1を選んだ。03年の秋頃であった。500万画素であるがそのスタイルが評価されていたが、撮影が難しいカメラで自分が写すと半分はブレているが、何故か娘はブレずに写せるという不思議なカメラであった。(ちょっと悔しい)新婚旅行でスキューバダイビングをするという事でマリンパックを買って写した写真も見せてくれた。これも今でも使っている(と思う)。
(ひょっとして購入順番が違うものがあるかも知れません)

という事で錆鉄人の現在使用しているデジカメは「Xacti J1」という事になる。主にホームページに掲載(320×240ピクセル)するための写真だから画素数はどうでも良いと思うかもしれないが、やはり良い写真を残しておきたいので、基本的には画素数が大きければ大きいほど良いと思っている。電源を入れてすぐに撮影出来てすぐに仕舞えるこのデジカメは使い勝手が良いが、600万画素でもっとコンパクトなものでも3万円で買える時代であり、メモリーも安くなっているので500万画素以上のものを買おうという考えである。今までの購入履歴をみると同じメーカーのものは一つもなく、メモリーカードもコンパクトフラッシュ、SDメモリーカード、XDピクチャーカードと様々であるが、ソニーのメモリースティックだけは買わないつもりなのでソニーのデジカメを買う事はない
要するに、車を買い替えてしまったので、今度はデジカメを買い替えたくなったという訳である。希望通りの金額で車を買えたので、値引してもらった金額で一眼レフタイプの高級デジカメも買えるが、錆鉄人は軽量コンパクト以外は眼中にないのである。

【欲しい仕様】
1.500万画素以上
  今時500万画素未満は考えられない
2.広角のレンズ仕様
  ハイアマチュアを気取ってみたくて・・・
3.バッテリーの持ちが良いもの(又は単三仕様可能なもの)
  充電の出来ない登山中にバッテリー切れしてはたまらない
4.軽量コンパクト
  ウエストポーチに付けて走り回れる重量と形(薄型)
  (QV-2800で走り回ったら、ブラブラしてすごく邪魔だった)
5.防水仕様のもの(絶対条件ではないが、だったらいいなというレベル)


【買いたい時期】
屋久島に行く予定の少し前、4月中旬までに買いたいなあ・・・

【現在の候補機種】
高くて良いのは当たり前
安くて良いもの(=コストパフォーマンスが高いもの)買うのが錆鉄人流である。
1.リコーR1V
  500万画素、28〜135mmという広角から望遠をカバーしたレンズ
  500枚撮影可能というバッテリー持ちのよさ、単三電池も可能
  リコーは人気がないので3万円余りで買えるコストパフォーマンスの良さ
  △リコーの画質に対する評価が低い
  △スライディングレンズシステムの精度バラツキ(新機種のR2では改善された?との書込みあり)
2.カシオEXILIM PRO EX-P700
  EX-P600はホワイトバランスに難があると価格ドットコムの口コミ情報で指摘されているが、
  それを上回る写りの良さが賞賛されていて、新機種のEX-P700ではホワイトバランスが改善されたという。
  カシオは10年以上前からの株主であり、マラソン用・登山用腕時計を使用しているので親近感がある。
  EX-P600なら旧機種になったので4万円余りなのでこれも候補である。
  700(600)万画素、33〜132mm、カシオなのでバッテリー持ちが良い
  何といっても一眼レフに匹敵する超画質+使える超多機能、マニュアル機能
  5万円以下になったら買っちゃうかも?
  EX-P600は底値は4万円を切ったが、買い時を逸して値上がり中なので悔しくて手が出せない気分である
3.フジフィルムFinePix F10
  富士はもう一つ人気がないが、これはASA1600まで使用出来るという画期的なデジカメである。
  手ぶれ補正では被写体ブレは防げないが、これはシャッタースピードを上げて写せる!
  室内や暗いところでもブレなく写せる可能性が高いので、縄文杉の撮影には良いかもしれない。
  600万画素、36〜108mmと広角でない所が弱点だがASA1600対応は高得点
4.カシオQV-R61
  広角に拘らないのならお買得度ではナンバーワンと思われるQV-R61
  600万画素と1/1.8の撮像素子を使っているので一般の500万画素1/2.5機より画質が良い
  この性能を25,000円は超お買得。メーカーンさんは利益を出すのが大変だろうと思われる。
  カシオだから便利な撮影機能満載、バッテリーの持ちも良好、単三電池が使用出来る
  デジタルアリーナでのQV-R61に関する評価の○、カメラ雑誌(雑誌名忘れた)の比較でも高得点だった。
5.松下電器産業LUMIX DMC-FX7
  やはり手ぶれ補正は魅力です。
  娘の披露宴で写したX-1の写真がほとんど手ぶれだったのはショックでした・・・
  他社がみんな新機種を出しているのに松下だけが出していないので値段も35,000円を切って手頃になった
  △バッテリーに持ちがイマイチ、イマニ位かも

○その他物色中
  写りの良さ・安定性では昔からキャノンの評価が高いが、
  他社同等機種と比べてやや大きく重く、バッテリー持ちもイマイアチ。
  みんなと同じは嫌というへそ曲がりの錆鉄人は出来ればキャノンは敬遠したいのであった。
  この春新発売のカメラもかなり値を下げてきていて悩む所である。

3月19日(土)
娘夫婦が18日夜遅く帰って来て、昼前に起きて食事をした後、大学時代の友人やサークルの後輩に会うと言って天女の車で出かけた。このような場合や下の娘が帰って来た時にも車が運転出来るように、任意保険をそれまでの配偶者のみから単なる年齢制限(21歳未満不担保)に変更したので安心して車を渡せる。(約1万円もアップしたが)
帰ってきたらクバが金沢のヤマダ電機でデジカメを買ったといって見せてくれた。実は前日夜中の1時半までビールを飲みながら次に買うデジカメの話で盛り上がっていた所だったが、早速買ってくるとは思わなかった。ヤマダ電機は娘が学生時代にヤフーBBの勧誘アルバイトをしていた所で、顔なじみの店員さんが特別にサービスしてくれたと喜んでいた。高倍率のデジカメが欲しいと言っていたが、錆鉄人は広角が欲しいと話していたので若干考え直したのか、機種はコニカミロルタのA1、500万画素28mm〜200mm手ぶれ補正機能付きであった。予備バッテリー込みで相当お買得だった。メグは友達にもヤマダ電機に集まってもらって話しをしていたとかで一石二鳥だったみたいである。
という事で錆鉄人の「買いたい!」意欲はさらに高まったのであった。しかし、金なしを自認する錆鉄人は3月期末の大安売りを密かに狙っているのであった。(しかし、26、27日は関東遠征の予定なので買物に行けない!)
価格ドットコムのEX-700も5万円を割り込んだのであった。
QV-R61は最安値23,000円以下だったものが値上がりに転じてしまった。
広角を捨てて、画素数と価格優先で行くか、画素数は捨てて広角と価格優先で行くか・・・思案中である。
画質に関しては、今の技術ではそれほど劣るところはないのではないかと思っている。

8月
買いたい、買いたいといっているうちに、屋久島にも出かけ、北海道遠征も終えてしまった。
錆鉄人の場合、デジカメで写す目的はホームページへのアップと登山時のメモ代わりの撮影(時刻がわかる点が重宝)なので、現在の300万画素でも十分であるので、今一買いたい触手が動かないのであった。そうしている間にも、次々と新しいデジカメが発売されているので、研究は欠かさないでいるのではあるが。
コンデジ(コンパクトデジカメ)でも800万画素の製品も出てきて、来春には1000万画素に到達する勢いである。パナソニックが先行した手ブレ防止は、独自技術で売り上げを急上昇させているので、各社の製品にもそろそろ取り入れられるようになると思われる。錆鉄人は早朝登山も多く、また山の中では十分な光量が得られないのでブレた写真になる事も多いので、手ブレ防止も欲しいと思っている。手ブレ防止に関しては、アンチシェイク機能ではなく、高感度撮影機能を取り入れて、シャッタースピードを向上させて結果的に手ブレを防止する機種も現れている。このほうが被写体ブレにも対応出来るので良いとも言える。秋には各社からの対応機種が出てくると思われるのでそれを待ちたい気分でもある。

9月中旬
出ました!Caplio R3(発売は10月X日)欲しかった機能がギュウギュウ詰めです。(500万画素)リコーはもっと売れて良いと思うのですが。
1.28mm〜200mmの7.1倍ズーム
2.  〃  で厚さ28mm135gのコンパクトボディ
3.CCDシフト方式手ブレ補正機能付き
4.手ブレ補正オンでも310枚のバッテリー寿命
5.シャッターチャンスを逃さないキビキビした動作
6.1cmマクロ、ズームマクロ
問題は不評なリコーの「デジカメの絵作り」か?しかし銘機の名前を継いだGRをやっと発表したのだから、今までの絵作りエンジンではないと思っているのですが・・・
価格ドットコムには45,500円で出ていますが、人気のないリコーなのですぐに35,000円位になりそうなので、その時買う予定。(と言っているうちに他社からも面白い機種が出てくるかも?)
R3は注文が多いからという理由で発売が延期され、発売されるや否や、価格ドットコムの掲示板はレンズカバーの故障報告の嵐となった。いくら良い機能が詰まっていても、肝心なときに故障して撮影出来ないのでは意味がない。錆鉄人も怖くて手が出せない状態であった。

新機種続々
年が明けて
手振れ補正と高感度撮影を組み合わせた機種が登場していたがさらに本格化して登場。オリンパスは生活防水というかつてのカシオのお株を奪う機能を久しく提供してくれていたが、それ以外には特徴もなく、マイナーなXDピクチャーカードという事もあって、錆鉄人の選択肢から外れていたのであったが、810はすごい魅力ある製品となった。

inserted by FC2 system