無農薬有機栽培天女農園(別名 虫たちの楽園) 05年までの記録
最新情報
雪の下の大根は瑞々しく、(天女曰く)包丁で触っただけで割れるような状況だそうです。

2月23日雪が消えてきて大雪の惨状が露わになってきました。
亡くなった父自慢の大つつじですが、雪吊りの木も折れて枝の大半が折れてしまいました。屋根雪は直接当らないように注意していたのですが・・・
再起不能かもしれません。
錆鉄人自慢の藤棚は、横に渡した木が雪の重みに耐え切れず潰れてしまいました。藤は柔らかいので折れていないと思い、早く元通りに出来るように雪除けに励んだので、ほとんどなくなりました。


12月25日撮影。天女農園は収穫しないうちに大雪に見舞われ積雪は1.5m近くになりました。 天女農園から我が家を眺めた所。屋根雪を下ろしたがまた積もった状態。大屋根は端口(屋根の周辺部)のみ雪下ろししたのみです。 1m以上雪を掘って大根の葉が見えた所。天女は29日に半日かけてさらに雪を掘り広げて大量の大根・ニンジン・白菜を掘り娘の所に持って行きました。(錆鉄人に言えば1時間で済んだのですが)

ノーエン作業日誌

天女ノーエン06

天女は元々極楽の住人であるからして
農薬というものの耐性がない為か大嫌いであり
(勿論土壌=地球を汚染するからという理由でもある)
錆鉄人が無断で使ったら離婚されてしまうかもしれない。
土壌に悪いと合成肥料をも嫌っている。
(錆鉄人が合成肥料を蒔いた翌日1つぶ残らず回収した!)

そうは言いながらも
実際の天女ノーエンの耕作管理の8割は錆鉄人の仕事である。
体力維持の為の鍬打ち作業から
(実は5年程前に管理機が壊れたが、当面買うのをやめている)
ホームセンターでの種や苗の購入、播種育苗
きゅうりや豆の棚作りやピーマンやなすびの支え木当て等
錆鉄人=作る人
天  女=収穫人
という構図が出来上がっているのである。

が、最近になって
娘が結婚して家族が増えた為、
天女自慢の無農薬有機栽培野菜の栽培意欲が増して来た。
意欲的な天女の園芸をお知らせするのがこのページの目的です。
農園のレベルに達しないのでノーエンにしました。
どれも手間隙をかけた1/10も収穫出来ないので
出来たものは
宝石のように貴重です。
無農薬有機栽培で安心出来るので
「市価の100倍の超高級野菜」を食べていると思っています。

天女のノー作業
メインはじゃがいもの種の植え付けと畑の草取りです。
朝きゅうりを収穫してサラダを作るのが得意です。プランターに蒔いたピーマンが芽を出さず花の種を蒔いた後に出てきたので、花の苗かと思ってプランターに植えて育ったピーマンは収穫してくれません。(プランターの土には合成肥料が使われている為でしょうか)
たまねぎの移植もしました。もらったラッキョウは全て天女が植えましたが、3年間手入れ知らずで雑草ぼうぼうの中で育っていました。
9月頃、ブロッコリーの種(春に種が出来たので収穫したもの)を蒔いて、忘れた頃に芽が出て1つだけ育っています。天女が自慢していますが、11月末で10cm程なので収穫は難しいと思っています。(プランターに植え替えて室内で育てる事を考えています。)

【虫】
副題にあるように天女ノーエンは、虫たちの楽園であり、山の獣たち(ムジナ、たぬき等)の食堂でもある。虫は駆除の農薬をまけば済むことではあるが、天女ノーエンのポリシーに反するのでしません。従って虫の被害は増えるばかりです。
基本的には、畑以外の部分を含め雑草が生えすぎている事が原因ではないかと思いますが、天女も錆鉄人も多忙の為始末が出来ません。そこで対策として、草の葉には虫の卵が付着しているに違いないと考え、灯油バーナーで燃やしてしまい草取りとの一石二鳥を計ることにしました。
【我が家のメインノーエンの写真】11月23日

中央の青々としているのはニンジン、手前側半分は種を蒔く時期が良かったので収穫可能なものが10本位はあるが、向こう側は数週間後に昔買った種が見つかったので蒔いたもので、たくさん生えているが成長が遅く収穫はニンジンの無理ではないかと思われる。
手前はニンニク、右手は数年前から生えっぱなしのネギ。にんじんの向こうは大根畑であるが・・・。右の石垣の上は幅1m程であるが毎年さつまいもを植える。
じゃがいも
じゃがいもの種の植え付けです。これは天女の専売特許ですが、1つずつ穴を開け、肥料をやって、丁寧にジャガイモの芽が上を向くように置いて、おもむろに土を掛けるという作業手順なので、気が遠くなるような時間がかかります。(錆鉄人の助言で、1つの作業をまとめて行ってから次の作業を行うようになって、時間が短縮になりました)
じゃがいも栽培はもう10年は続けているのでかなり上手くなり、勢い良く葉が茂って収穫を楽しみにしていましたが、収穫の数週間前に虫の葉を全て食べられて枯れてしまい、ピンポン玉位の大きさのジャガイモを大量に収穫しました。

葉っぱを食べられ茎だけになったじゃがいも畑の惨状

【評価】可
ピンポン玉のようなジャガイモでも天女は皮をむいて料理に使う。
【主なノー作業】
3月中旬;鍬打ち、畝作り(錆鉄人)
3月末  ;種の植え付け(天女)
5月   ;土寄せ(天女)
6月   ;収穫(天女・錆鉄人)

天女が捕まえた虫は2袋にいっぱい。
でも繁殖力のほうがが強くて、捕まえた十倍以上?に増えてじゃがいもは収穫目前に全滅

これがその虫の拡大写真
大根
我が家のノーエンで大根を作る事ほど困難な作業はない。
種は毎年2回蒔いているが、大根の苗は余程おいしいのか、本葉が出てしばらくするとほとんど全部虫に食べられてなくなってしまう。毎年の事なので木搾液をかけているが、効果は全くない。だから2回蒔いているがそれも虫に食べられ、なにかの具合で発芽が遅れ寒くなって虫が活動出来なくなった頃に発芽したものが数本育っている、11月23日現在で鉛筆位の太さだろうか。
このように我が家の大根は、虫にエサを提供しているとしかいえない。
11月23日1本だけ直径2cm程に育っていた。12月末には数本収穫可能となる事を祈る。
【評価】努力を要す

12月19日 一番成長している大根を撮影
暖冬のおかげでビールの缶に近い太さに成長(1本のみ)直径5cm程度か?
娘夫婦が帰ってくる年末に収穫か?
【主なノー作業】
8月中旬;鍬打ち、畝作り(錆鉄人)
9月初め;種まき(錆鉄人)
9月下旬;再度種まき

真ん中に数本(しか生えていない)緑色が見えるのが大根である。普通の農家では収穫して大根を干している所がほとんどであるが、天女ノーエンの大根は一番太いものが指で作った輪の中に入る程度であり、小さなものは鉛筆ほどもない。

12月26日初収穫(といっても他に大根と呼べる大きさのものは育っていない。)
たまねぎ
たまねぎもここ数年天女ノーエンで栽培している。昨年までは苗床の栄養が不足したためか苗の生長が悪く、秋遅く移植する時もシャープペンの芯程しかなく、移植した所も肥料不足で大半はビー球のようなたまねぎであった。
その反省で苗床に肥料をやり、雨に叩かれないようにビニールで屋根を作ってやるという愛情を注いだ結果(錆鉄人のアイデア)、今までになく本数が多くしかも太く成長した。11月23日に錆鉄人は鶏糞を埋めて移植したが成果は現われるであろうか。それまでに天女が移植した本数の法が多いが、畝3列に合計100本以上植えられている。収穫が楽しみである。

【評価】良
【主なノー作業】
9月初め ;苗床作り、種まき(錆鉄人)
11月中旬;移植(天女)
5月    ;収穫

天女が移植したたまねぎ
畝に2列に並べているが、何故千鳥に植えないのでしょうか?ヨークカンガエヨウ。
ニンニク
ニンニクは土の中で育ち、葉にも匂いがあるのではないかと思われるが、虫にやられない。鶏糞と一緒にニンイクのひとかけらを入れ土を掛けておけば、後はほとんど手間無しなので天女ノーエンの栽培に適している。しかし、これも肥料不足と思われるが、出来るのはピンポン玉程度が多く、余りにも小さいのでニンイクを摺る事が出来ず、刻んだものをバーベキューのタレに入れている。

【評価】良
【主なノー作業】
9月上旬;鍬打ち、畝作り(錆鉄人)
9月下旬;植付(天女・錆鉄人) 
さつまいも
さつまいもは青木昆陽が日照りの凶作に備えて栽培を勧めたという事を社会科で習った記憶があるが全くその通りで、根もないただの茎を植えつけると数日は「ぐた〜」として枯れたかと思っても、そのうちに根を生やして成長するという植えっぱなしの天女ノーエンに適した作物である。
その葉は何故か虫にも食べられないが、天女はこのいもの軸(葉の葉柄)の料理が得意であり、その意味でもさつまいもは天女ノーエンに欠かせない。
今年は屋敷の畑3ヶ所に植え、1ヶ所はスジばかりの小さな芋しか取れなかったが、他の2箇所は豊作であった。カボチャ程の大きな芋がいくつも採れ、今までで最高の出来であった。(実を言うと今までそれ程でもなかっただけ)

【評価】良
1ヶ所が全く駄目だった理由が分からない。でもここは台所から最も近くて立派な葉が育っていたので軸の収穫には大活躍した。さつまいもは連作すると良いという話なので来年も同じ所に植える予定である。
【主なノー作業】
5月上旬 ;鍬打ち、畝作り(錆鉄人)
5月中旬 ;植付(錆鉄人) 
10月中旬;収穫
ささげ
これは天女ノーエンのヒット作である。何故か虫に食べられないで育つ。数本育っているだけで毎日のように収穫が出来、連日茹でてマヨネーズで食べ続けた。

【評価】
優といえるのはこれだけかも?
【主なノー作業】
5月上旬;種まき(錆鉄人)
6月上旬;棚作り(錆鉄人)
7〜8月 ;収穫
ミニトマト
トマトは毎年苗を買ってきて育てているが、収穫寸前にカラスに食べられてしまう。ミニトマトも食べられているのかも知れないが、数が多いので充分収穫出来る。しかし、天女ノーエンは毎年虫を育てているので、だんだんと食欲(数)が増してきて、今年は収穫前に葉を食べられて枯れてしまった。トマトやナスに付く虫はてんとう虫で、錆鉄人は朝起きたら出勤前に100匹程捕まえてつぶし、仕事から帰ってからヘッドライトを点けてまた100匹ほど捕まえてつぶしていたが、増える勢いには勝てなかった。

【評価】全滅
12月18日天女が休みだったので、少し早いがサッシを外しての大掃除をした。(ガラス拭きだけであるが)するとサッシの上に数十匹のてんとう虫が冬眠しているのを発見!恨み重なるてんとう虫をやっつけたので、来年は少しは良くなるか?(家の周囲には腐りかけた木や薪、稲藁などが豊富にあるので、これくらいでは効果は疑問である)
【主なノー作業】
5月上旬;苗購入植付(錆鉄人)
6月上旬;死亡 
ナス
ナスの葉はてんとう虫の大好物なのだろうか。きれいに葉脈だけ残して葉っぱを食べ尽くす。従ってナスはご臨終となる。毎年これの繰り返しなので来年は栽培をやめるかもしれない。

【評価】全滅
【主なノー作業】
5月上旬;苗購入植付(錆鉄人)
      1本80円程度
6月上旬;死亡 
ニンジン
12月19日撮影。暖冬のおかげで立派に成長。ビール缶よりは細いが売っているようなサイズの物が「数本」以上ある。これも年末に娘夫婦が帰って来た時に一部収穫すると思われる。

一方遅く種まきしたほうも、やはり暖冬のお陰で成長を続け、直径1.5cm程度のものが数十本はある。後1ヶ月このまま温かければ有望であるが・・・。生育が良いものは葉の緑が濃い。


【評価】希望を持って見守る→良(暖冬さまさま)
【主なノー作業】
9月上旬;種まき(錆鉄人)
11月下旬;本来なら収穫

ニンジンの色が悪いのは同じ所で栽培を続けると赤みが増すと隣の畑のおばさんから聞いた。

12月21日、天女が間引きのついでに1本のみ収穫したが、結構立派。買えば1本30円位?でも天女ノーエンのニンジンは貴重なので、1本3,000円のニンジンを食べていると思ってリッチな気分で食する必要がある。
 
ブロッコリー
台所から一番近い畑の一角を天女が竹の杭で囲ってブロッコリーの種を蒔いたのは9月初めであった。この種は1年前にホームセンターで買ってきた苗が、冬を越して今年の春しばらく収穫出来た後も放って置いたので、花を咲かせ種を付けたものであった。(従って原価は0円である)1ヶ月経っても1つも芽が出ず、後で錆鉄人が横に蒔いた玉ネギは順調に生育していたが、忘れた頃に雑草に混じって1本だけ芽が出て、その後ここまで育った。錆鉄人はプランターに植え替えて冬は室内で育てる事を提案したが、何事も自然が一番の天女はそのままがいいと言い、愛でているが肥料不足を感じる。
そのうちに愛妻家の錆鉄人が出来心で屋根を作るかも知れない。

【主なノー作業】
9月上旬;種まき(天女)
      全滅かと思ったら1本だけ芽が出た。

12月23日 愛妻家の錆鉄人は点数稼ぎを画策して、雪に備えて屋根を作りました。

2月6日 何物かに食べられてしまいました!
もう一度リベンジの予定です。
カンラン

6月2日 そろそろ玉になりはじめても良いと思うのですが・・・

【主なノー作業】
4月上旬;種まき(錆鉄人)
錆鉄人が種を蒔いて滅多に芽が出ないのですが、これは大成功。
5月初め;植え替え
天女が接近して植えすぎたので、成長してゴチャゴチャしています。
5月後半〜
朝晩錆鉄人はアオムシを見つけては踏み潰しています。虫が付かなくなると天女が言うので牛乳をスプレーしてみました。全部にスプレーしたので効果の程は不明です。

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