1日で百名山3つ登頂にチャレンジ(1) 
四阿山



四阿山(2,354m)

最初は福井から近い順で草津白根山から順に南に下がろうと思っていた。
長野自動車道から草津白根山登山口までは遠く
草津白根山と四阿山は地図の上では極めて接近しているが
道路はかなり遠回りをしていて、草津・鳥居峠経由でダボス牧場に入るほうが近い。
一方、四阿山と浅間山(黒斑山)登山口の車坂峠はかなり近い。
草津温泉にも入りたいと思って計算しなおすと
四阿山→浅間山→草津白根山で登ったほうが
移動距離が少なく時間もセーブ出来そうだった。
さらに赤城山登山口まで行こうと思うと
最後に浅間山を登った場合は高速を使いたくなるが
草津から沼田は下道でも案外近く、高速代もセーブできる。




どうやって行くの
福井から行く場合、上越から長野道に入り、須坂長野インターで下りて、約23kmで菅平高原ダボス牧場の四阿山登山口に到着します。途中の標識も分かり易く、まず間違うことはないと思います。

フルフラットにして布団も敷いてしまってから、ふとタイヤ交換をしたあと工具をちゃんと仕舞ったか気になって工具の収納部を見ると見当たらない。出しっぱなしにしておいたものを妻が片付けて何処か分からなくなった実例が多々あるので、妻を呼んで捜したが見当たらない。
もう一度、水曜日にカナヅチで叩いて内出血して腫れ上がっている手で探してみたら、所定の収納部とシートとの間に見つかった。メデタシメデタシ。
装備や食料を積み込んでやっと出発。3km程走った所で妻がデジカメを持ってきたかと聞くので、運転しながら入れたはずのカバンの中を手探りするが、充電器はあったが、奥には手が届かないし、痛い左手で探るのは益々痛みがつのるので妻に調べてもらう。ないというので忘れてきたと思って家に戻るがない。おかしいなと車に戻って今度は右手でカバンの中を探ると何とそこにあったではないか。
結局15分ほど時間をロスして19:50再出発した。
駐車場
途中、高速のサービスエリアで1時間余り寝ました。国道からは一直線に登って、ダボス牧場の駐車場に到着しました。午前1時半頃だったかと思います。駐車場はいくつもありましたが、その最上部に駐車して車中泊しました。
朝目が覚めて朝食を食べたり登山の準備をしていると、車が来て外国人がさっさと準備をして歩いて行きました。
かなり遅れてトイレに入ってから、5時46分に出発しました。
 
駐車場から横に牧場の中に入った所
見えているのはトイレで、その向こうが駐車場

登山口
駐車場からほぼ真横に歩いていると、登山口があります。登山道は良く整備されていてますが、油断をしていると牛のフンを踏むこともあるので注意が必要です。(登山道は柵で分離されていたが、所々にフンがあった。)
少し歩いたら小雨が降ってきたので上だけ雨具を着ました。

登山口(9:24 戻ってきた所)
この日は中学生の団体がたくさん来ていて
登山道でも100人以上に逢った。
渡渉
10分程歩くと渡渉ポイントがあります。手前に橋の痕跡がありますが、とても渡れそうになく、向こうの飛び石沿いに渡渉します。妻も怖がらずに渡りました。

このあとは、笹原の中の登山道が続きます。笹は雨に濡れていて登山道を覆う位にはえているので、あっという間にズボンはびしょ濡れになりました。また、妻の軽登山靴は防水が悪いのですぐに靴下が濡れ、さらに靴の中に水が溜まった状態になってしまいました。
途中で何回か靴下を脱いで絞りました。そのうちに自分の靴にも水が溜まってきましたが構わず歩きました。

戻ってタオルを洗っている所
手前が登山口の方向
中四阿?
標識には書いてなかったので中四阿という確信は持てません。この付近は木も笹もはえていなくて、天気が良ければ眺めが良い場所だろうと思いますが、視界は20〜30m程のガスでした。
外国人を追い越したのは、この少し付近でした。

7:17
根子岳分岐
相変わらずのガスの中、根子分岐に到着。

7:30
柱の折れた社
根子岳分岐からは10分程度の登りで柱の折れた社に到着。何も表示がないので、ここが頂上ではないのだろうと思いさらに進むと、すぐに頂上です。ガスがなければ頂上も見えるのではないかと思われます。

左前の柱が折れ傾いている社
四阿山の頂上
という事で、頂上には7:44到着。妻は石に腰掛けて靴下を脱いで絞ります。バシャバシャと水音を立てて雫というか水が落ちました。
ここでパンを1個食べました。

ここより少し先に行った所、この頂上標柱のある場所より少し高いようにも感じましたが、標識とかはありませんでした。

下山
視界もなくいてもしかたがないので、結局頂上には10分程いただけで下山を開始しました。
根子岳との分岐の付近で途中で追い越した外国人と出会ったので挨拶しました。日本語が話せることがわかったので、「これからどこへ行くのですか」と聞いたら「四阿山」と答えられたので、そうではなく「登った後は?」と聞いたら「下ります」と答えられました。何か禅問答のような気がしました。
我々はこれから浅間山に登る予定ですと言ったら、「一昨日頂上まで登って面白かった」と言いました。登山禁止ではないですかと言ったら、「標識とかはあるけれど研究者とかは登っているし、有名な言葉の自己責任ですよ」と言うのでびっくりしました。
下山は、ガスがなくて視界が良ければ気持ちが良いだろうなと話しながら下りました。
渡渉地点を過ぎた所で、中学生か高校生と思われる集団と遭遇。遠足であろうか、30人位の一行に2〜3人位の大人が付いていた。少し下りるとまた集団がいて、先頭の先生が「道をあけて」と声を掛けてくれたので、狭い所でしたがスムーズにすれ違いが出来ました。素直に言うことを聞いている所をみると中学生かなと思いました。登山口に着くまでに4〜5パーティに逢いました。
駐車場までの舗装道路を歩いていると観光客と思われる一行がほうぼうを散策していました。ここにも中学生の一団がいました。
駐車場には9:30に到着。着いたら牧場特製のアイスクリームを食べようと話していましたが、駐車場横の売店は閉まっていました。

ここから、浅間山に向かいます。

福井から1泊2日で5百名山に登る!
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