初の冬山3,000m峰 御嶽山

07.03.21
スノーシューの威光か、ツボ足でも登れそうでした。
(でも、安全の為にアイゼン位は必携ですよ!)

御嶽山(3,067m)

御嶽山に初めて登ったのは2001年8月でした。
当時、大学受験生だった二女と3人で
田の原からご来光登山をしましたが、
希望通りの感動的なご来光でした。

ビデオを持って登り、ご来光までの空の変化をスピードアップ編集して
ホームページにアップしてすごく良い出来だったのですが、
ISP側のサーバ切替で削除されてしまいました。

元々今の会社を始めた時に立ち上げたサーバなので
社員特権で膨大な容量を無料使用していたので
文句ばかりは言えませんが、消えたコンテンツは膨大であり、
バックアップもないものが多くて残念です。
(地域ISPの情報発信として休日に走り回って作った「丹南ウォーク」が大部分だったので
社員特権と言うよりは
業務貢献の為に心血を注いでいたものでしたが
丹南ウォーク関連のコンテンツが1000ページ分程消えてしまいました。)

と言う訳ではありませんが
百名山全山日帰りを達成してしまった錆鉄人は
とりあえず天女を冬山にも引っ張り出す作戦を発動し
手頃な御嶽山の登ることにしたのでありました。
(3月でも3,000m峰はまだ冬山でいいと思うのですが・・・)

どうやって行くの?
金無し錆鉄人なので、高山から山越えで行きたいのはヤマヤマですが、この時期あの山間の隘路が開通しているとは思えません。通行出来ても雪崩とか怖すぎます。安房トンネル経由で北からというルートもありますが、恐らく6時間前後かかると思われるので、寝る時間がありません。
という事は2001年と同じく、中央道中津川ICで下りて一路御岳スキー場に向かうしかありません。ICを下りてからおんたけスキー場まで86km(だったと思います)の標識が出ている位ですから、その遠さは半端ではありません。もっと手軽に行けるスキー場がたくさんありますから、御岳スキー場の採算は(標高が高い分、雪質が最高かもしれませんが)苦しいに違いないと思っています。

さて、御嶽山はこの時期は当然積雪が多く、夏は登山口の田の原まで登れる道路も、スキー場駐車場(標高1,685m程度)までしか開通していません。
しかしながら、スキー場のゴンドラに乗ればたやすく標高2,200mの田の原まで行けるので、3,000m峰の御嶽山ではありますが、天気さえ良ければ大勢の登山者が見込め、トレースにも心配いらない所がミソでありました。
問題はそのゴンドラの運転開始が8時半という事です。(HPを見ると土日は8:00営業開始となっていますが・・・)

この時期の登山記録を見ると、大半はゴンドラ利用の日帰り、残りは前日に田の原までゴンドラで行って幕営、翌日早朝から登頂しているようです。
錆鉄人は、田の原での幕営も可能な高級羽毛シュラフであるモンベルの「ウルトラライトスーパーストレットダウンハガー#2」を今期購入したので、試してみたい気分もありました。しかし、蓼科山でアクエリアスさえ凍る極寒体験をしたので、急に怖気付いてシュラフ+毛布・布団の車中泊を選択したのでありました。(おんたけスキー場の天気予報を見ると、3月でも最低気温は-10℃前後になります。)
但し、駐車場でゴンドラの運転開始を待っているほど錆鉄人は気が長くありません。6時には十分明るいと思われるので、駐車場からスキー場の斜面を田の原まで歩き、ゴンドラ代1,300円を浮かす大作戦を考え出したのでありました。(しかし往復なら2,000円なので、下山時に乗ると考えると苦労しても700円しかセーブ出来ないのでした。)
この時間ならスキー場斜面は凍結していると思われますが、アイゼンを着けて歩けば楽勝だろうと思います。標高差500mほぼ直線的に登れると考え距離は約3kmでしょうか。多めに考えても1時間半のアルバイトであります。
という事で、駐車場6時出発、田の原7時半、頂上10時、田の原戻り12時、この時間はスキーヤーが多くゲレンデ歩きは危険と思われるのでゴンドラにて駐車場に戻る計画です。
スキーゲレンデマップ
おんたけスキー場の写真を見ると、ゴンドラリフトの下は刈り払われていますが、雪が踏み固められているわけではないので登るのは不可能と思われます。パノラマコースは、森を伐り開いたコースで当然圧雪されているとは思われますが、距離が長くなるので、ここを登るのは得策ではありません。
という事で、駐車場から第4ペアリフト沿いにゲレンデを斜めに登り、第5クワッドリフト沿いに急斜面を登り、パラダイスコース基点付近の登山口を目指す事になります。
右図のリフトの絵とリフトの延長が比例していないので概略ですが、(700m+1200m+800m)と想定して全長2,700m、標高差は500mですから、1時間ちょっと田の原に到着するはずです。早朝のゲレンデはアイスバーン状態と思われますから、アイゼン装着で登る予定です。
前述のように田の原での幕営も考えないではなかったのですが、この場合、登山にはテントを残し行く事になりますが、金無し錆鉄人は一般スキーヤーも立ち入るゲレンデの片隅に(錆鉄人にとって)高価なテントを放置したまま登山する気になれません。
勿論、片付けて担いで登れば良い訳ですが、パッキング等で1時間程掛かってしまうのではないかという事と、テントやシュラフ、マットなどの余分な装備を担いで登るのもカッコ悪いと思ったわけです。勿論、車中泊なら天女が帰宅後に出発して、一緒に登れるという点が一番です。

田の原から先の登山
3月の天気の良い日となれば登山者はかなり多く、トレースはしっかりしていると想定出来ますが、出来ればさらに安全を期して日曜日に登山を行いたいと考えましたが、天女の休みが合いません。

【標準コースタイム】
田の原−2:00−9合目−0:40−王滝山頂−0:20−剣ヶ峰(御嶽山頂上)−0:35−9合目−1:10−田の原・・・(ゲレンデ歩きは危険なのでゴンドラにて)・・・駐車場・・・温泉(ざぶん)入浴

ただし、道路の渋滞も予想されるので(錆鉄人は何よりも待たされることが嫌いですから)、下山後すぐに車を出す可能性もあります。

天女の休みの3月17日(土)に登る事を考えましたが、天気予報は「曇り時々晴れ」、しかし、ウェザーニューズの週間天気図を見ると20日は朝鮮半島付近に移動性高気圧があるので、21日は日本の上空に高気圧が広がり御嶽山も晴れるだろうと予測し、登山日を21日に変更、17日は横浜に行く事に決定したのでした。
14日昼に天気予報を見ると、予想通り21日のおんたけスキー場の天気予報は晴れ時々曇り降水確率20%となったのでありました。最低気温は−8℃です!
しかし、天気予報は二転三転、17日横浜から帰ってきた後も布団は敷きっぱなしでいたのですが、18日夜の天気予報で21日は曇りの予報なので登山を断念、布団を片付け区長さんと20日に打合せをお願いしました。
ところが19日昼の予報では晴れ時々曇りに好転!帰宅後、天女に「天気予報が良くなったのでやっぱり登るよ」と言って区長さんにも打合せを21日夜に変更をお願いしたのでした。
装備
登山時期としては蓼科山よりほぼ1ヶ月遅いのですが、標高は約500m高く、その日の気象にもよりますが、最低気温に関しては蓼科山登山の時とそれほど差がないのではないかと思われます。(ちなみに14日におけるピラタススキー場の21日の予報は-8℃ですが、ピラタスの2月24日の予報は-7℃だったと記憶しています。)
晴れの予報なので、南斜面を登る田の原コースは日中は直射日光で暑い位かもしれないと考えています。

【装備】
1.スノーシュー
2.10本爪アイゼン
3.Wストック(ピッケルは不要)
4.服装(蓼科に準ずる)
下はタイツ+ズボン、上はブレスサーモ長袖シャツ+ボタンシャツ+(登山開始時のみ)カッパ
蓼科では指先の感覚が無くなったので、手袋は2枚準備します。
天気予報

最低気温の予報は-13℃!初体験の車中泊最低気温なので、朝起きたらドアが凍り付いて開かなかったらどうしようと考えていました。


ところで22日朝Yahooの山岳事故を見ると、21日に岩手県の60代夫婦が「栗駒山(1,627m)の頂上に着いたが、吹雪で道が分からないので頂上に留まる・・・」と連絡した後、夜になっても戻らない・・・と掲載されていました。
その後(22日午前)ヘリで救出されたようですが、何故60代の夫婦がそんな吹雪の日に登る必要があったのか?まさに無謀としか言えないと思います。(一応、東北・北海道は西高東低の冬型気圧配置です。)
車内温度-4.6℃!
自宅出発は18:50分、武生ICで高速に乗り、100km弱の関ヶ原で乗り継ぎ(ETCカード交換)し、さらに中津川IC手前の恵那ICで降りてETC通勤半額をバッチリ利用。(両区間2,650円が1,350円しめて2,600円を浮かしました。)恵那ICからおんたけスキー場までは約100km、しかし、途中の案内標識は何故か10km短く表示されていました。(余りにも遠いので、引き返されないようにゴマカシているのではないか?と思いました。)
しかし、19号線はトラックが高アベレージで走っているので、予定より早く分岐点の元橋に到着。ここからも「おんたけスキー場」まではまだまだ遠く、かなり走ってから山を上る道路になり、そのうちに車載の外気温計が-5℃を表示(路面は-8℃のはず)、雪解け水が凍っている事を予想して、慎重に低速でコーナリングしましたが、ヘッドライトで見る限りはほとんど乾いていたように見えました。
という事で、ちょうど11時頃におんたけスキー場駐車場に到着。ビールを2本飲んで速攻で就寝。フルフラットにしたシートの上に毛布・敷布団・敷毛布・高級羽毛シュラフ・掛毛布・布団という重装備のせいか、寒いという事はありませんでした。
朝5時にアラームを鳴らせましたが、置いていたPROTREKで温度を見たら、何と-4.6℃!(車内の温度です)しかし、南極越冬隊より寒い生活に慣れている錆鉄人と天女は、これっくらいの寒さには怯みません。(でも室温がマイナスだったのは1〜2日しかなかったと思いますが・・・。そんな時でも、天女は「地球の為に(家計の為にではありません)」ストーブを点けませんから筋金入りです。)


記念に撮影しました
早朝の御嶽山
予定通りの快晴!自販機で暖かいコーヒーを買ってきて朝食を食べました。

右側のリフト沿いに進み、左上の三角の山頂(三笠山)横のゴンドラ駅まで、標高差500mのゲレンデ歩きです。
ゲレンデを登る
予定より少し遅れて出発。はやる錆鉄人はいつものペースでゲレンデを登りますが、天女がてんで着いてきません。そこで待っていると何度も立ち止まって休みを入れながら登ってきます。そしていきなり「お父さんはターミーネーターみたいにズンズン登って行ってしまって!私はもう車に戻るからお父さん一人で登って!」と宣告。途方に暮れた錆鉄人は「そんな事言わないで。僕は一人では遊べないんだから!」と百名山完登を目指して一人で山登りを繰り返していた事はすっかり棚に上げて、天女にお願いを繰り返します。
「(4月の)大山は登るけど、もう登山はしませんからね!」と言いながらも、錆鉄人の懐柔策が利いたのか、登り始めました。「ゆっくりでいいからね!」と何度も繰り返し天女を先に歩かせる錆鉄人でしたが、気が付くと天女が後ろを歩いている・・・の繰り返し。
途中、スノーモービルが登ってきたので、怒られるのかと思いましたが会釈して走り過ぎました。その後で3台のスノーモービルが2人乗りして登っていきました。民宿か何処かのお客さんサービスでしょうか。


全体的には荒島岳登山口のカドハラスキー場より
傾斜が緩やかなように感じました。
ゴンドラ駅

ゴンドラ駅は三笠山の山頂なので、そこから田之倉までは下りとの情報だったので、ゴンダラ駅まで登らずに三笠山の肩を回る事が出来ないかと思いましたが、ゲレンデはゴンドラ駅のすぐ横に続いていて、迂回コースはありませんでした。


振り返ると
結構登ってきたものです。
ゴンドラ駅横から田の原へ
ゴンドラ駅横からは、パノラマコ-スが三笠山を巻いて下っていて、その先に田の原の建物が見えていました。右の写真でも分かるように、結構高度を損して田の原まで下ります。(勿論愛妻家の錆鉄人は天女が登ってきたら「お母さんごめんね。」と謝るのでありました。)
土地勘があれば、この肩の部分を迂回する事が出来るのかもしれませんが・・・

田の原
という事で、やっと田の原に到着。
鳥居の右側にはトイレがありますが、この時期は閉鎖されているのは調査済みです。


ここまできたら諦めがついたのか
しょげている錆鉄人を気遣ってか
ご機嫌が回復気味の天女でありました。
田の原より頂上
剣ヶ峰の頂上の建物も見えました。
田の原大黒天
登山道の説明は御嶽神社登山絵図を参照して名前を入れています。
社務所
社務所の下は野営するのに都合が良さそうに見えました。寄らずに通過しました。
大江大権現
この先は女人禁制であったと解説されています。
天女は「みんな女から生まれてきたのに尾七は汚らわしいとは!」ご立腹。天女の国では男尊女卑などあろうはずがありません。
ここで涙を呑んで引き返した昔の女人を偲んで目礼する天女でありました。
ここからは登りもこころなし急になって、木立の中を進みます。林を抜けると、登山道は右に迂回して尾根筋を進みますが、一直線に王滝頂上が見えているので、雪原を直登して時間をセーブすることにしました。

直登


直登はかなりの急斜面で、
天女は怖がって下を見れません。
これで天女も技術がアップしたかも?
直登
ひたすら直登するしかありませんが、この辺りは表面が凍っていました。といってもカチカチではなく、簡単にアイゼンが刺さるので不安はないと思うのですが・・・
9合目


ようやく王滝頂上が近くになってきました
9合目より見下ろす


いつの間にか天女があんなに後にいました。休み休み登る天女を置いてけぼりに登ってしまった錆鉄人でありました。
天女の左側の正規の登山道をCOCOA-PAPAさんが登ってきています。この辺りは登山道もかなり急斜面なので、COCOA-PAPAさんも時々一息入れながら登っていました。
武尊大神

ここで天女が登ってくるのを待って、石に腰掛けてパンとおにぎりを食べました。COCOA-PAPAさんも来られたのでしばらく話しをしました。家を出発する時にテルモスに入れてきたお茶はまだ温かかったです。
写真には写っていませんが、燭台の中に木槌があり、下山の時左端に少しだけ写っている鐘を鳴らしました。



さらに少し登った所に登山マップがありました。
地図の上でも王滝頂上は間近です。

COCOA-PAPAさんは
スノーシューでスイスシ登って行きました。
王滝頂上


賽銭箱は雪で一杯でしたが
ストックの先で掻き分けて100円を押し込み
長々とお願いをしました。
剣ヶ峰(御嶽山最高峰)を望む
剣ヶ峰がくっきりと浮かび上がっていて、すぐにも頂上に登れそうでした。COCOA-PAPAさんが、神社の陰でアイゼンに履き替えている間に我々は出発しました。
ここの下りのところが急斜面になっていますが、アイゼンを履いていれば問題はありません。

まごころの塔
くるくると巻いたような塔が何故「まごころの塔」なのか考えても分かりません。ここからはちょっとしたコブのようにしか見えない剣ヶ峰ですが、近くまで行くと結構急なな登りが残っている事に気付きます。
大御神火祭場
上の写真にも写っていますが、大御神火祭場です。
並んでいる仏様?は、見慣れている仏像とは違ってかなり写実的で、目が異様に光っていて登山者の本心を見抜こうとしているかのようで、かつても信仰登山者は身をすくめたのではないかと思います。
この先は登山道が露出しているので、アイゼンをいためないように雪のある所を選んで歩いて行きました。


氷雪をまとった仏様達
剣ヶ峰への登り
やがて、剣ヶ峰への直登です。
ここでも気が付くと天女が後ろを歩いていました。錆鉄人がはやっていたというよりは、天女が遅すぎたという事なのですが・・・。取り付きの所にCOCOA-PAPAさんが来ていました。

頂上!
という事で、COCOA-PAPAさんを待って3人で今日の初登頂を達成しました。
一度やや強い風が吹いて三脚が倒れないかと気になりましたが、高気圧に覆われて等高線もゆるやかだったので、基本的には予想通り風は弱かったです。
従って、蓼科のときより寒く感じませんでした。錆鉄人は写真を撮るためにずっと軍手のような薄い安物の手袋(しかも、人差し指の所に穴が開いている)で通しましたが、指先も凍えませんでした。


COCOA-PAPAさんのミニ三脚を借りて撮影
(あまり風もなかったという事です)
頂上!!

靄っていて遠くの山が見えないのが残念でしたが、この景色に十分満足。
御嶽神社頂上奥社本宮
実は一番高いのはこの場所です。
噴気孔

正面の噴気孔
上の稜線の左に王滝頂上があります。

反対斜面の噴気孔
エベレスト登山隊と言ってもよいような
天女のいでたちです。
王滝山頂への戻り

登りではあんなにヘロヘロの天女でしたが、下り足は衰えていません。
再び王滝頂上にて
王滝山頂まで戻るとスキーを担いだ人が数人いました。何故かスキーヤーでもないのに、ここで引き返す人がいて???と思った2人でした。
8合目?石室
6年前に来た時もあった名文句!「山と」から上しか雪で見えなかったので、雪をどかす親切な錆鉄人でありました。

大権現三立像

格子にカメラを当てて撮影しました。

大権現三立像


大権現三立像と祠

それぞれ結構な大きさなので相当重い筈
どうやって運び上げたのでしょう。
まさか強力伝を上回る豪傑がいたとしたら・・・
田の原に戻る
という事で、天女の下り足は冴えに冴え、あっという間に田の原に到着。さすがのCOCOA-PAPAさんも追いついてきませんでした。(天女はトイレに行きたかったので急いでいたのでした。)
ゴンドラに乗って
下りは大得意の2人でしたが、ゲレンデを歩くには身の危険を感じ、最初からゴンドラに乗るつもりでいました。
ゴンドラ駅の1階には休憩所があって、その奥にトイレがありました。横で休憩していた名古屋の中年男性はこの冬だけで40回も夫婦でおんたけスキー場に来ているとか。「出勤している」と言っていました。
という事で、ゴンドラに乗り込んだら、何と前のゴンドラにCOCOA-PAPAさんが乗っています。出発直後なのでほんの1m前にゴンドラがあるので、自分のゴンドラのガラスを叩きましたが気付かなかったみたいです。駅から乗り出した瞬間は結構高度差があって怖い感じがしました。
このゴンドラ沿いに一直線に登ると距離が短くて良いかもしれないと思っていましたが、下はアップダウンや通過困難な崖などもあって、ゲレンデを登っていて良かったと思いました。
料金は下りた所で払ってくれとの事で乗り込んだので、COCOA-PAPAさんに挨拶する暇もなく、事務所に案内されて2人で2,600円を払いました。往復なら1人2,000円なのでかなり割高な気分です。しかも、ゲレンデの登りで天女はくたびれ果てたのでしたから。

出発点に戻る
という事で、ゴンドラ駅を降りましたが、駐車した場所は何処だったっけ?と思って辺りを見回し、右のほうに歩いて行けば良いと見当を着けて進みました。途中にレストランや休憩所がありましたが、あまり時間的な余裕がなかったので車に直行しました。
「ざぶん」に入浴しようと思っていましたが、7時から区長さんと打合せをお願いしていたので、2時には出発しようと思っていました。従ってすぐに車を出しました。


少し雲が湧き出しました。
帰る
帰りもETC通勤半額を適用させるために、恵那ICまで走りましたが、かなり渋滞していてイライラしました。でも4時前には高速に乗れたので、虎渓山PAで食事をして関ヶ原IC通過が5時過ぎになるように調整。650円の味噌カツ定食はおいしく、すごくお得な気分でした。
関ヶ原ICで一旦下車して乗り継ぎしましたが、同じ考えの車が何台もいて信号待ちの列が出来ていました。
という事で、往復で高速代を5,200円セーブし、結構飛ばして帰りましたが、区長さんはお通夜が出来たという事で8時頃から打合せをしましたが。9時を過ぎたら疲れが出たのか集中力がなくなってきたのが分かりました。やはり歳でしょうか。


帰る道すがら、錆鉄人は天女に「これからも一緒に登ってね。僕は一人では遊べないんだから。」とお願いを続けたのでした。勿論、優しい天女ですから、これからも一緒に登山をしてくれるのは間違いありません。

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