大展望とお花畑に天女も満足 薬師岳

08年7月5日

薬師岳(2,926m)

以前に薬師岳へ登った時、
薬師岳は長大な山だというイメージで
ムチャクチャ頑張って太郎平小屋まで行った。
折立から1時間半を切ったと記憶しているが、
30分間違って2時間を切ったという事だったのか判然としなかった。

今回、天女と一緒に登ったが、
天女のラクラクモードで2時間半を切っていた。
あの時、太郎平小屋に着いた時は
かかとにマメが出来ていた程
ハーハーゼーゼー登っていた記憶がある。
天女と一緒の歩きでは
そんなに頑張らなくても簡単に2時間は達成できそうな感じがしたので
あの時はやはり1時間半だったのだろうと思った。





地 点 折 立 三角点 太郎小屋 薬師小屋 薬師岳 太郎小屋 折 立 合計
時刻 6:43 7:45 9:05〜9:25 10:44 11:20〜
12:06
13:35〜13:48 15:50 9:07
コースタイム(休憩除く) 1:02 1:20 1:19 0:35 1:20 1:55 7:31
標準CT

どうやって行くの
一番コースタイムの短いルートは、車で有峰林道経由で折立まで行き、太郎平小屋経由で薬師岳に登るコースであります。(他のコースは良く分かりません)
という事で、福井からは富山ICまで行って立山に向かい、有峰口駅の所で右折して、亀谷温泉に行き、朝の6時のゲートの開通を待つ事になります。


ちなみに有峰林道は県営の林道で、「お役所仕事」なので朝の6時から午後8時までしか自動車の走行を許しません。従って、折立に行こうとすると、午後7時20分頃までにはゲートに入らないと通行を許可してくれません。
朝の6時というのも、その前に全線の通行が可能かどうかを走行調査してからゲートをオープンする為というのなら理解出来ますが、そういう理由ではない事はゲートの人と車の動きから分かりました。やはり単にお役所仕事だからという理由でした。

有峰林道ゲート

到着したのは、11時過ぎで、右側の駐車場に車を停めて車中泊しました。ビールを1本のんで寝たのですが、2時間ほどで目が覚めてしまい、その後はほとんど眠れませんでした。もう1本飲めば良かったと後悔する錆鉄人でした。
薄明るくなって車を移動、3番目になりましたが、天女は相変わらず気持ちよく寝ていました。


5時頃?から係りの人でしょうか、
次々と4台の車が右側から入って行きました。
コースの落石の確認とかするのかと思いきや
中でただ談笑しているだけの様子
6時までゲートを開けない理由と同様に
「超非効率」なお役所仕事そのものだと思いました。
亀谷温泉

駐車場の横のトイレです。
夜間は電気が点きません。


暇なので少し歩いて戻ってみました。
つぶれた温泉ホテルがありました。
播竜隆上人の像



駐車場の案内標識に
播隆上人の像があったので
歩いて戻ったのでした。
折立

ゲートは6時少し前にオープン
1,800円を払ってスタート、
30分足らずで折立に到着しました。
本格夏山シーズン前なので
さすがに車が少なかったです。
(向こうは有峰湖方面)


トイレ(右手はキャンプ場)

ゲートの所でガイドの人とお話しをしていた
大阪の団体さんのバス(京都ナンバー)も遅れて到着
ガイドの人は教養があって礼儀正しい凄い人でした。
登山口

駐車場の先が登山口です。
道路はここで左に曲がっていて
工事車両のみが通過出来るようでした。


5年前に来た時は
(折立から黒部五郎・鷲羽・水晶・雲の平1泊2日幕営)
雪で屋根が折れ曲がっていて使用禁止だったのですが
当然、修理されていました。
6:43 太郎平に向け出発しました
十三重之塔

38年の豪雪時に
命を落とした愛知大学の13名の慰霊碑

若い命を惜しむ天女でした


38豪雪は錆鉄人が分校の小学校3年生
近所の人にお願いして
屋根雪下ろしをしている屋根に上りましたが
身長の2倍位の積雪だった事を覚えています。
昔の家(今も住んでいますが)は丈夫ですね!

一輪草






葉っぱを撮ろうと思った訳ではないのですが・・・
三角点 7:45

1時間02分で三角点に到着

遠くに見えるのが薬師岳
稜線の鞍部が太郎平小屋のある所
まだ、はるかに遠い感じです。


太郎平まで4.2kmガンバレ!
折立方面木の根多しスリップ注意
と書いてあります
剣岳

剣と立山だと思ったのですが
違っていたらごめんなさい


登山道は石が敷き詰められていて
結構歩きにくいのです
丸太の横は植生回復の場所なのに
歩いている人がいたので注意しました。





チングルマ



登山道

石畳の登山道はやや歩きにくいです
横の植物保護帯を歩いていた人がいたので注意しました


振り返ると有峰湖です
太郎平小屋遠望

三角点を過ぎて前方が見えた頃は
太郎平小屋は何処だっけ?
という感じでしたが


ようやく目の前に迫ってきました。
短い雪渓を渡ります
太郎平小屋

薬師の鐘を鳴らす天女



太郎小屋の全景

屋根に振った雨をタンクに入れるパイプがあります
最初の水は汚れているはずですが
全部入ってしまうのだろうな・・・
何か方法はないのかな
と考える自称技術者の錆鉄人でありました
展望

水晶岳・鷲羽岳・雲の平


黒部五郎岳
太郎平からの展望


思い出が蘇ります!
天女も「断片的に」覚えていたようで良かったです
錆鉄人が一生懸命に作っているHPのおかげでしょうか
水場とトイレ

白いタンクの所から水が流れ出していました
前回と同じでした


バイオトイレは有料です
とてもきれいでした。
小屋

小屋の中
オープンしたばかりで整理中という感じです



薬師如来の絵
天女は熱心に眺めていました
ズームアップ

鷲羽岳


黒部五郎岳
山頂は遥かに遠く

頂上はあの頂きの少し向こうです!


もう一度、展望を瞼に収めて出発!

以下は第二部

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