薬師岳(2,926m) 以前に薬師岳へ登った時、 薬師岳は長大な山だというイメージで ムチャクチャ頑張って太郎平小屋まで行った。 折立から1時間半を切ったと記憶しているが、 30分間違って2時間を切ったという事だったのか判然としなかった。 今回、天女と一緒に登ったが、 天女のラクラクモードで2時間半を切っていた。 あの時、太郎平小屋に着いた時は かかとにマメが出来ていた程 ハーハーゼーゼー登っていた記憶がある。 天女と一緒の歩きでは そんなに頑張らなくても簡単に2時間は達成できそうな感じがしたので あの時はやはり1時間半だったのだろうと思った。 |
地 点 | 折 立 | 三角点 | 太郎小屋 | 薬師小屋 | 薬師岳 | 太郎小屋 | 折 立 | 合計 |
時刻 | 6:43 | 7:45 | 9:05〜9:25 | 10:44 | 11:20〜 12:06 |
13:35〜13:48 | 15:50 | 9:07 |
コースタイム(休憩除く) | 1:02 | 1:20 | 1:19 | 0:35 | 1:20 | 1:55 | 7:31 | |
標準CT |
どうやって行くの | ||
一番コースタイムの短いルートは、車で有峰林道経由で折立まで行き、太郎平小屋経由で薬師岳に登るコースであります。(他のコースは良く分かりません) という事で、福井からは富山ICまで行って立山に向かい、有峰口駅の所で右折して、亀谷温泉に行き、朝の6時のゲートの開通を待つ事になります。 |
ちなみに有峰林道は県営の林道で、「お役所仕事」なので朝の6時から午後8時までしか自動車の走行を許しません。従って、折立に行こうとすると、午後7時20分頃までにはゲートに入らないと通行を許可してくれません。 朝の6時というのも、その前に全線の通行が可能かどうかを走行調査してからゲートをオープンする為というのなら理解出来ますが、そういう理由ではない事はゲートの人と車の動きから分かりました。やはり単にお役所仕事だからという理由でした。 |
|
有峰林道ゲート | ||
到着したのは、11時過ぎで、右側の駐車場に車を停めて車中泊しました。ビールを1本のんで寝たのですが、2時間ほどで目が覚めてしまい、その後はほとんど眠れませんでした。もう1本飲めば良かったと後悔する錆鉄人でした。 薄明るくなって車を移動、3番目になりましたが、天女は相変わらず気持ちよく寝ていました。 |
5時頃?から係りの人でしょうか、 次々と4台の車が右側から入って行きました。 コースの落石の確認とかするのかと思いきや 中でただ談笑しているだけの様子 6時までゲートを開けない理由と同様に 「超非効率」なお役所仕事そのものだと思いました。 |
|
亀谷温泉 | ||
駐車場の横のトイレです。 夜間は電気が点きません。 |
暇なので少し歩いて戻ってみました。 つぶれた温泉ホテルがありました。 |
|
播竜隆上人の像 | ||
駐車場の案内標識に 播隆上人の像があったので 歩いて戻ったのでした。 |
||
折立 | ||
ゲートは6時少し前にオープン 1,800円を払ってスタート、 30分足らずで折立に到着しました。 本格夏山シーズン前なので さすがに車が少なかったです。 (向こうは有峰湖方面) |
トイレ(右手はキャンプ場) ゲートの所でガイドの人とお話しをしていた 大阪の団体さんのバス(京都ナンバー)も遅れて到着 ガイドの人は教養があって礼儀正しい凄い人でした。 |
|
登山口 | ||
駐車場の先が登山口です。 道路はここで左に曲がっていて 工事車両のみが通過出来るようでした。 |
5年前に来た時は (折立から黒部五郎・鷲羽・水晶・雲の平1泊2日幕営) 雪で屋根が折れ曲がっていて使用禁止だったのですが 当然、修理されていました。 6:43 太郎平に向け出発しました |
|
十三重之塔 | ||
38年の豪雪時に 命を落とした愛知大学の13名の慰霊碑 若い命を惜しむ天女でした |
38豪雪は錆鉄人が分校の小学校3年生 近所の人にお願いして 屋根雪下ろしをしている屋根に上りましたが 身長の2倍位の積雪だった事を覚えています。 昔の家(今も住んでいますが)は丈夫ですね! |
|
花 | ||
一輪草 |
||
花 | ||
葉っぱを撮ろうと思った訳ではないのですが・・・ |
||
三角点 7:45 | ||
1時間02分で三角点に到着 遠くに見えるのが薬師岳 稜線の鞍部が太郎平小屋のある所 まだ、はるかに遠い感じです。 |
太郎平まで4.2kmガンバレ! 折立方面木の根多しスリップ注意 と書いてあります |
|
剣岳 | ||
剣と立山だと思ったのですが 違っていたらごめんなさい |
登山道は石が敷き詰められていて 結構歩きにくいのです 丸太の横は植生回復の場所なのに 歩いている人がいたので注意しました。 |
|
花 | ||
花 | ||
チングルマ |
||
登山道 | ||
石畳の登山道はやや歩きにくいです 横の植物保護帯を歩いていた人がいたので注意しました |
振り返ると有峰湖です |
|
太郎平小屋遠望 | ||
三角点を過ぎて前方が見えた頃は 太郎平小屋は何処だっけ? という感じでしたが |
ようやく目の前に迫ってきました。 短い雪渓を渡ります |
|
太郎平小屋 | ||
薬師の鐘を鳴らす天女 |
太郎小屋の全景 屋根に振った雨をタンクに入れるパイプがあります 最初の水は汚れているはずですが 全部入ってしまうのだろうな・・・ 何か方法はないのかな と考える自称技術者の錆鉄人でありました |
|
展望 | ||
水晶岳・鷲羽岳・雲の平 |
黒部五郎岳 |
|
太郎平からの展望 | ||
思い出が蘇ります! 天女も「断片的に」覚えていたようで良かったです 錆鉄人が一生懸命に作っているHPのおかげでしょうか |
||
水場とトイレ | ||
白いタンクの所から水が流れ出していました 前回と同じでした |
バイオトイレは有料です とてもきれいでした。 |
|
小屋 | ||
小屋の中 オープンしたばかりで整理中という感じです |
薬師如来の絵 天女は熱心に眺めていました |
|
ズームアップ | ||
鷲羽岳 |
黒部五郎岳 |
|
山頂は遥かに遠く | ||
頂上はあの頂きの少し向こうです! |
もう一度、展望を瞼に収めて出発! 以下は第二部へ |