戸隠山から 高妻山

08年9月13日

高妻山(2,353m)



さて、
錆鉄人は首尾よく天女を騙して戸隠山に引っ張りこみ
悲鳴をあげる天女を優しく励ましながら
幾多の鎖場と蟻の戸渡り・剣の刃渡りの難所を越え
さらに右側を一歩踏み外せば墜落という表山の登山道も無事に通過し
一不動に到着したのでありました。

八方睨から高妻山までは
ローマ字の「J」の時を裏返ししたような感じですが
一不動まで来てやっと直線部分が終わった感じ
まだまだ遠回りしながら頂上を目指します。





一不動から二釈迦へ

     一不動前から二釈迦を望む

一不動から高妻山まではローマ字の「U」字型に登山ルートが湾曲している上に、アップダウンの連続です。




二釈迦 9:35
三文殊、四普賢

三文殊 9:42



順調に四普賢 9:54
五地蔵

山登りなので登りは当然ですが、あいだに下りがあると「凄く損をした気分になる」のは錆鉄人だけではないでしょう。
まっすぐに頂上を目指さずに遠回りして、さらにアップダウンが続き、最後は相当な急登があるので、百名山の中でも難関の山と評価している人が多いようです。しかしながら、錆鉄人と一緒にほとんどの百名山を日帰り登山している天女なので、この程度の山ではへこたれません。


この直後、五地蔵を撮影しようとすると
デジカメが昇天!
レンズが出たまま動かなくなりました。
お地蔵様はいつも拝んでいるのに・・・
グスン!
高妻山

手を使わなくては登れないような険しい登りが数百メートル続きます。錆鉄人の記憶では滑りやすいザレ場が多かったと思っていたのですが、険しいけれどしっかりした足場がある岩場の登りが多かったです。


        11時28分頃登頂 天真爛漫な天女の笑顔

何故なら錆鉄人の腕時計(バリゴ)は、朝起きたら何故かリセットされていて(2回目)高度計の機能しか果たしていなかったからです。それでも歩きながら適当に時間をセットしていて、戸隠の途中で7時のチャイムが鳴ったので20分位の狂いだと分かっていました。
山頂の横でコルセットを足に巻いていた人が時間を聞くので、11時半頃だと思いますと答えたら、別の人が時計を見て、ちょうど11時半ですと答えました。
十阿弥陀

頂上から十阿弥陀を望む


十阿弥陀に戻る
表山
高妻山直下の険しい下りですが、天女は危なげなく下ります。

天女の下りはなかなかだと思いますが、登りは相当に衰えてきたように思います。昔はヒーヒーハーハーで登り続けたものですが、今はヒーヒーになる事はありません。錆鉄人が甘くなったのかもしれません。
(本当は錆鉄人も衰えて、天女にヒーヒーハーハー登られると付いて行けないかもしれません?)




表山だと思っているのですが・・・
弥勒新道分岐

六弥勒がある広場は中央の藪の向こうで、左の抉れた登山道が高妻山方面への登山道です。
最初から新道を下るつもりでありましたが、雨に濡れた岩場のトラバースより、新道のほが安心かなと思いました。


いざ下山 12:46

笹を切り開いた新道はフカフカ
マットの上を歩いているようです。
牧場へ

何でそうなるの?(欣ちゃん)
ピョン・ピョンで終わりなんですが・・・


川を渡って牧場に出てきた所
左に赤いテープがありますが標識はありません
駐車場に戻る

真っすぐ柵に入ると一不動への登山道、右へ1km程進むと新道の取り付き
でも標識もないので通り過ぎるかも?(新道からここに来る途中にも柵があります)
さて、ここで新道の評価ですが、錆鉄人的には直角三角形の長辺のように、六弥勒から牧場へと斜めに下山するルートだろうと勝手に想像していましたが、距離はほとんど変わらないのではないでしょうか。新道にも途中若干の登りもあり、急斜面の所でもステップもなく、膝が弱った人は下り難く、1枚岩のトラバースが苦にならないなら従来の登山道のほうが良いかもしれません。
従来の登山道には氷清水という水場もあり、積極的に新道を勧める理由はないと思いました。


14:20 駐車場

六弥勒から1時間34分でした。

奥と左側の車は出発後に来た車です
手打ちそば「岳」

名高い「戸隠そば」で
天女を釣った訳ではありませんが・・・
名にし負わば、いざ食してみん戸隠そば


中に入ると・・・

この向こうでそばをこねていました。
「絶品そば」の期待が高まります。
えんめい茶

期待に笑みがこぼれる天女
漬物がサービスで付きました


入口のお土産を売っている所にありました。

おかわり自由なので錆鉄人は3杯も飲みました。
ガメツイからではなく
登山後だったので喉が渇いていたからですよ!
お間違え無きように!
お品書き

店内もテラスも客はなく貸切です



工事中

天女は今日から始めたという「きのこそば」
1,000円
錆鉄人は「てんこ盛りざるそば」
1,250円
お品書きにはありませんが
店内に張り出してあったので注文しました。



キャンプ場は大賑わい

すぐにそば湯も出てきました。本格的!

しかしながら、味は
福井のそばの方が遥かに上でした。


向こうのキャンプ場はテントがぎっしり
何かの大会でもあるのでしょうか?
美ヶ原へ
てんこ盛りざるそばを食べてお中は満腹になりましたが、錆鉄人の登山意欲はまだ満腹ではありません。いざ美ヶ原に出陣じゃ!
暗くなる前に、車に戻りたいので、ここは信濃町ICまで戻って高速に乗って南下し、美ヶ原を目指しました。それでも、そのまま帰る場合の高速料金と比べたら格安で、百名山をもうひとつピークハント出来る上に費用も安くなるという錆鉄人流のテクニックです。



→美ヶ原へ

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