リベンジ成功 ダイヤモンド富士

08年12月27日

竜ヶ岳(m)


今やお正月の風物詩となっている竜ヶ岳のダイヤモンド富士
関西からはバスツアーもあるという事で
広い頂上広場には収容出来ず
稜線にまで人があふれるという事であります。
混雑が嫌いな錆鉄人は御免蒙りますが・・・

という事で、
06年の12月16日に竜ヶ岳に登った訳ですが
生憎のガスでダイヤモンド富士は見られませんでした。

「お正月は(福井は)寒いから帰らない、こちらに来て」
とメグが言うので、こちらから行く事にしました。
2人の子育てで疲れ果てている娘を
すこしでも解放してやろうという事でしたが、
勿論、天使達と遊ぶのも目的です。
そのついでに
竜ヶ岳のダイヤモンド富士のリベンジを計画したのでありました。






どうやって行くの
26日(金)は御用納め、式が3時から始まり3時半頃には帰れそうなので、すぐに帰って出発する計画で、ステップワゴンは前日のうちにフルフラットにして布団・毛布を敷いて寝袋、毛布、掛け布団を載せ、さらに娘夫婦宅に持って行く米、野菜からペットボトルに汲んだ名水十数本まで積み込み済みなのでありました。
早い時間に出発出来るので、高速代をセーブする為に下道を走り、高山・安房峠トンネル経由で本栖湖キャンプ場に行く事にしていましたが、25日の天気は雪で、特に途中の岐阜県にはかなりの積雪があったみたいで、安全策をとって高速で行こうかと悩みましたが、初志貫徹、怖いもの見たさもあって、16時20分頃、大野へと走り出しました。
大野までは路面も出ていてほぼ普通に走れましたが、郊外から山の中に入ると路面は圧雪状態、道路は曲がりくねっていて前にはトラックが2台走っているので抜く事も困難、安全第一にトラックの後を着いて行くことにしました。(錆鉄人はステップワゴンなのですが、曲がりくねった道路の走行は大好きで、ついついぶっ飛ばしてしまうので・・・)トラックはやや遅い感じでしたが、そこはプロのドライバーなので安定した走りでした。

油坂峠道路から白鳥西IC間は無料開放(旧道は通行止め)になっていますが、トラック2台は白鳥西ICで下道におりて行きました。錆鉄人の後ろに繋がった数台もここで下道に、でも、錆鉄人は通勤半額を使って高速利用。
ひるがの高原SA前後は積雪20〜30cmという感じでしたが、路面は乾いていて普通に走行出来ました。
という事で、順調に高山ICまで来ましたが、国道41号線が1kmほど渋滞、ノロノロ走ってやっと右折地点を曲がって渋滞解消。でもそこからは路面が圧雪状態だったので40〜50kmで走行。飛騨大鍾乳洞を越えた辺りからは雪も降り出しましたが、対抗車が走って来るので安心して進みました。
時刻は19時半頃、道路の温度表示は−9℃を示していましたが、スリップして上れないという事もなく、平湯トンネルに到着。トンネルの先は急な下りなので慎重に走って安房峠トンネルに到着。
釜トンネル入り口から先も道路は圧雪状態が続き慎重な走りが続きました。
走りながら白骨温泉への道路を見ると雪は圧雪状態、HPでは通行止めと書いてあったのですが通行出来るようなので、帰りも天気が安定しているなら白骨温泉に入って帰ろ事を考えていました。
奈川渡ダムの手前辺りから(ここまでトンネルがほとんどですが・・・)路面の雪もなくなり、慎重に走っていたら後続車に追い付かれてきたので、ここからはペースを上げてブッチギリ。
その後は20号線に出て、道の駅はくしゅうに23時頃到着。車中泊の車は数台しかありませんでした。
本栖湖キャンプ場
寝袋はウルトラライトダウンハガーの3#、天女は2#。寒さは全く感じませんでしたが、4時半PROTREKのアラームで起きると、車の窓ガラスは霜で真白!
地球環境の為に絶対に暖気運転はしない錆鉄人ですが、前が見えないのでは走りだせません。しばらく暖気運転してデフォッガーが利き出してから走り始めました。
こんな時間でも甲府市内はそれなりの車が走っていて、ちょっと意外でしたが走行は順調。6時頃に本栖湖キャンプ場に到着。

ヘッドライトの先に駐車場を出発する夫婦の姿が浮かびました。
駐車場には入口付近に数台、錆鉄人の駐車した並びに6〜7台、合計10台余りでした。すぐに準備をして 6:15 駐車場を出発しました。
ヘッドランプを点けてキャンプ場の中の曲がりくねった道を歩きますが、要所要所に「竜ヶ岳登山口」の標識があるので迷う事はありません。
キャンプ場を抜けて林道に突き当たり、右に進むとしばらくで竜ヶ岳登山口に到着です。


竜ヶ岳登山口
ここからはよく整備された登山道です。やや急な登山道ですが、錆鉄人は早く着きたいのでせっせと歩きますが、天女は一向にペースが上がりません。
天女を待ちながら長く伸びた霜柱を踏みつけて遊んでいました。
富士山は何処だろうと思いながら歩いていますが、なかなか姿を現しません。
と、突然、
あっ、あれが富士山だよ!
まだ前山と同じような高さなので注意していないと気付かないかもしれません。


下山時撮影
途中のピーク
6:42 山頂に到着。
でもここは竜ヶ岳ではありません。ベンチが置いてあって前方に富士山が眺められます。
という事で、富士山をパチリ!
もう朝焼けの空は終わりかけています。太陽はすでに左のコブの地点位まで昇ってきているような感じに見えます。という事で、撮影場所に急ぎます。

ここからは一旦下って、少し登った所が、今回の撮影場所の石仏の地点です。



石仏地点
到着は7時ちょうど。
ここには東屋があって(東屋の撮影を忘れましたが・・・)先客が3名。
1名は中判カメラを大型三脚に据えて東屋の前にスタンバイ。他の2名は東屋の上で三客を立てていました。
錆鉄人は東屋の床の振動を避けて(単なるこじつけですが・・・)東屋の前に陣取る事にして、すぐに三脚をセットし、ビデオを装着。



富士山

圧倒的な存在感の富士山
ただ見惚れています


10倍にズームすると
歩いている人も見えそうな感じです
待つ!

雲は右から流れてきます
御来光の瞬間に雲が来ないかとハラハラしていましたが
御来光は遅く雲はすっかりなくなりました。


頂上の雪煙りが白く光り出しました。
いよいよその瞬間が近づいてきました。
いよいよ・・・




遂に!




来ました!

7時53分
遂にその時が来ました!



ヤッター!

テクニックが分からないので
ズームを変えピント位置をながら
何枚も撮影しました


これが一番ダイヤモンドのようかも?
竜ヶ岳

東屋からの石仏と竜ヶ岳
山頂までそれほどありません。
もう少し行った所から
右に湖畔へ下りルートがあります


石仏は3体、檻に入れられています
盗む人間が入るべきですが・・・
南アルプス

残念ながら頂上と違って
南アルプスが一望という事はありません



本栖湖と南アルプス

瞬く間に雲が湧いてきました
下山中に何組かの登山者に逢いました。
どうせならダイヤモンド富士に間に合うように
来れば良いのに・・・と不思議に思いました


途中のピークからの竜ヶ岳
駐車場に戻る

登る時には気付きませんでしたが
キャンプ場を横切った所まで
車で来れる林道があったようです


8:33 駐車場に戻りました
車は20台ほどに増えていました
道の駅なるさわ




富士山博物館

9:00ちょうど開館
富士山博物館「無料」の表示に入ってみました


天女が恐竜に襲われています
中は珍しい石や富士山のビデオなどもあって
お勧めです
横浜へ




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