白山 白山にはこれまで30回近く登っていると思われますが 北縦走路と中宮路各1回以外は 砂防新道8割で残りは観光新道というコースです。 今回登ったチブリ尾根コースはブナ林が素晴らしいと聞いていて 地図を見ると様々なコースがあり、 これまでとは違ったルートも登ってみようかと思っていた所 前週の薬師岳で体力不足と登山脚の衰えを痛感した為 ちょっとロングコースを歩いて足慣らしをしようと考えたのでした。 はたして天女のお陰でしょうか! 別山からの素晴らしい御来光 別山〜南竜のお花畑 釈迦新道のお花畑・・・ と大満足のルートでした。 (寝不足と体力不足で疲労困憊になりましたが・・・) |
地 点 | 市ノ瀬 | ちぶり尾根避難小屋 | 別山 | 南竜 | 展望歩道〜 室堂 | 御前峰 | 池巡り〜大汝ヶ峰 | 北竜ヶ馬場 | 釈迦岳 前峰 |
林道口 | 市ノ瀬 | 合計 |
時刻 | 1:30 | 3:22 | 4:25 | 6:15 | 7:37 | 8:08 | 9:08 | 9:56 | 11:22 | 12:22 | 13:00 | 12:30 |
休憩 | − | 0:20 | 0:21 | 0:08 | 0:21+0:05 | 0:02 | − | 0:05 | − | − | 1:22 | |
コースタイム | 1:52 | 1:03 | 1:30 | 1:01 | 0:23 | 0:34 | 0:46 | 1:26 | 0:55 | 0:38 | 11:08 | |
標準CT | 3:35 | 1:40 | 2:30 | 2:00 | 0:40 | 1:05 | 1:00 | 2:20 | 2:10 | 1:30 | 19:00 |
今回のルート | ||
【主な地点とコースタイム】 市ノ瀬−(チブリ尾根)3:35−チブリ尾根避難小屋−1:40−別山−2:30−南竜−(展望新道)2:00−室堂−0:40−御前峰−(池巡りコース)1:05−大汝峰−1:00−北竜ヶ馬場−(釈迦新道)2:20−釈迦岳前峰−2:10−釈迦新道登山口−1:30−市ノ瀬(合計コースタイム 19:30) |
トレーニングを兼ねてロング周回コースで登ろうと考えましたが、普通に朝登り始めたのでは戻りがちょっと心配になる上に、暑い時間帯での登山ばかりとなります。 どうせなら、別山の頂上で御来光が見られるように登ろうと考えました。そうすれば昼過ぎには下山して、温泉に入って帰っても3時過ぎ、夕方は畑の世話でもしようかと考えていました。 |
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登山口 | ||
錆鉄人は恥ずかしながら、別山・市ノ瀬道(通称チブリ尾根コース)の登山口が市ノ瀬の何処にあるか知らなかったのでした。 という事で、市ノ瀬に深夜1時過ぎに到着すると、道路の右側である事は間違いないので低速で走行しながら探しました。 しかしながら、秋〜春先の通行止めゲートの橋の所まで走ってしまい、ユーターンしてもう一度探しながら戻りました。 すると、下の管理センターから100m位の所で右に入る林道があり、入口に標柱があって何か書いてあったので停車して確認すると、ここが入口だと分かりました。下から走っていると右の側面しか見えないし、林道ではなく登山道のイメージでいたので通り過ぎていたのでした。 という事で、管理センターの前を回って無料駐車場に車を走らせましたが、何と手前の駐車場は満杯です。その奥の第二駐車場はかろうじて数代の空きがあり、車を駐車しました。金無し錆鉄人なので、少しでもガソリン代が安くつくように天女のムーブで来たので駐車は楽々でした。 途中、勝山のコンビニで買っておにぎりを2個食べましたが、残ったパンをザックにいれました。昨日の結婚式の引き出物だった笹寿司5個がメインディッシュで、天女が買ってあったパン2個、それから日持ちが良い一口サイズのバームクーヘンを非常食兼用として5〜6個、チーカマ数本が食糧の全てでした。 家を出る時に着替えてきているので、ヘッドランプを付けて靴下を履き、登山靴を履いたら登山の準備が終了。駐車場から歩いて登山口の林道に向かいました。 |
登山口 1:30 |
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登山道入り口 | ||
尾根の花 | ||
2:38 チブリ尾根避難小屋まで2.2km地点を通過(市ノ瀬から4.5km) 別山までは4.9kmだったので、まだ結構遠いと思いながら歩いていました。ここまで錆鉄人のキャッチフレーズであるヒーヒーハーハーにもならず、というかヒーヒーハーハーで歩けず、情けないと思いながらも、体が動いてくれませんでした。 |
花の写真は尾根に上がった地点で撮影(3:10分頃) |
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避難小屋到着 | ||
3:22 避難小屋に到着 中を見てみようかと思いましたが 誰かの安眠を妨害するかもしれないと 思い止まった錆鉄人でありました |
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稜線からの朝焼け | ||
避難小屋からは一旦僅かに下ってから稜線までの登りになりますが、なかなか稜線に出ないので御来光が始まらないかと気が気でない錆鉄人でありました。が、無事に稜線に到着! |
白山にピントを合せると 露出がアップして雪渓が浮かび上がります |
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別山山頂 | ||
別山の登りでヘッドランプを消灯、もう十分明るかったのですが、しばらく点けたままで登っていました。4時20分頃だったと思いますので、単3電池1本で3時間(出発前の準備も含め)も明るく照らしてくれたGTR−473Rはヘッドランプの名機だと思います。 4時25分 別山に到着。一応4時半頃が御来光だろうと思って目標にしていましたが、辛うじて3時間を切っていました。 稜線に出た出津山を眺めた時は結構遠いと思ったのですが、すんなり到着しました。 |
かなり明るくなってきました 有名なYASUHIROさんのホームページを後日覗いてみたら、7月9日に小雨の中3時間切りに挑戦して3時間20分だった(3時市ノ瀬出発6時20分別山到着)と分かり、錆鉄人のほうが早い!と胸が高鳴りました。(YASUHIROさんは49歳、医者でハードワーク+ハード山行・スキーの超人ですから) 先にその記録を見ていたら、御来光目指して1時に市ノ瀬を出発していたに違いありませんが・・・。今は衰えてしまって出来ませんが、かつての錆鉄人のヒーヒーハーハーモードは超人を超える「変人レベル」だったようです。 |
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御来光を待ちながら | ||
汗だくの薄いTシャツだけでは寒くて、長袖シャツを取り出して着込み、風を避けて神社の石囲いを背にして座って撮影しました。天女は手袋を容易していてくれたのですが、錆鉄人は冬以外は手袋をした事がないので持ってこなかったのでしたが、指先がかじかみました。 |
白水湖 |
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その2 | ||
残念ながら地表には雲があって 御来光はなさそうでした |
立ちあがってかじかんだ手で10倍ズーム 槍穂を捉えた時の感激を思い出します |
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その3 | ||
この写真が撮れただけで 今回の白山登山は大満足 |
白山が薄い朝焼けに染まりました |
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御来光 | ||
やはり地平線の雲が邪魔をしているようで、どうやら御来光の時間は過ぎたように思いました。4時38分頃だろうと思いますが、別山を出発し南竜キャンプ場にむけ出発しました。 しかしながら、東空は金色に輝き、雲の間から今にも太陽の光が射し込みそうでした。 という事で、別山からほんの少し戻った所で、立ち止まって御来光の撮影を再開。指先がかじかんできましたが、冬以外は手袋はいらない主義の錆鉄人ですから、勿論持ってきていません。汗でびしょ濡れのTシャツの上に長袖シャツを着ただけですから、少し寒さも感じましたが、太陽が出れば暖かくなるのは分かっていたのでそのままでいました。 |
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御来光その2 | ||
4:50 御来光の撮影を終えて再び歩き出しました。 ほぼ25分間留まっていた事になります (数分は歩いていましたが・・・) |
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稜線の登山道 | ||
雪渓のトラバース (振り返った所) |
白山は御来光の頃から笠を被ったままでした 槍穂も雲に沈んでしまいました |
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花と展望 | ||
ニッコウキスゲなどが咲き乱れる斜面 |
鞍部に南竜が見えてきましたが 何て遠いのでしょうか・・・ |
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稜線の散歩道 | ||
後ろ |
前 御前峰は雲の中 |
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お花畑 | ||
花や展望を楽しみながらテクテク歩いていました |
コバイケイソウ 咲くのかしら? |
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花 | ||
色が違う花だと思って撮影しましたが 花びらの形も枚数も違います |
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花々 | ||
ハクサンコザクラ まばらにしか咲いていませんでした |
ニッコウキスゲの群落 |
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花々 | ||
光のマジック |
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天池 | ||
別山から2.5km |
天池は雪に埋もれていました |
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工事中 | ||
稜線で一番の群落 |
マクロだけはリコーR6に敵いません |
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南竜へ | ||
最後の下りで出会ったパーティ 錆鉄人のHPをご存知でした |
6:11 南竜に到着 左にエコーラインが見えています 長くなったので、これより先は第2部へ |