登山は諦めて 温泉三昧だ!

08年8月10日

然別菅野温泉



北海道に詳しい知人が
北海道の秘湯と言ったら
然別菅野温泉と二股らぢうむ温泉だと教えてくれました

ということで
トムラウシのあとは菅野温泉に入ろうと決めていたのでした

ところが車中泊にダラスを割られ
これじゃ無人の登山口の駐車場への駐車は無理だから
温泉と観光だけにしようと言ったのでした。




どうやって行くの
十勝清水から新得、鹿追と走り、R274を然別湖に向かって北上し、然別湖の6〜7km手前で左に入って行きます。(標識有)
山の中の一軒屋という事なので、狭い砂利道を想像していましたが、あにはからんや、舗装道路が続いていて、部分的に狭い所がありましたが、登山口の駐車場への道路と比べれば天国と地獄です。

【前日】
車上荒らしの現場検証を終えた後、目の前のコンビニで食糧を購入して、然別菅野温泉の方向へ向けて出発しました。カーナビは盗まれたので、持ってきたるるぶの「ドライブ北海道」の地図を見ながらの走行でした。
時速50キロを超すと窓に張ったゴミ袋がバタバタと大きな音を立てるので50キロ位で走っていると、後ろに車の列が出来、そごく申し訳ない気分でした。(直線部分ですぐに追い越して行きますが・・・)そのうちに60キロでもゴミ袋がはがれない事が分かったので、音は我慢して60キロ位で走って、十勝清水の道の駅で車中泊しました。

然別峡野営場

菅野温泉の2km程手前に標識があって、左折して非舗装の道路を2km程走るとキャンプ場に到着です。


クマ注意の標識があるキャンプ場

クマを恐れない勇敢な家族がキャンプをしていました。
それもかなりの数でした・・・
鹿の湯(無料露天風呂)

キャンプ場の一番奥にライダー御用達と言われる「鹿の湯」があるので、ここに来たのでありました。当然、キャンプする人達も温泉目当てに違いありません。
元来た道路を戻って菅野温泉に行きましたが、キャンプ場駐車場の所から右に舗装された道路があり、そこからだったら僅か200mほどだったのでした。(錆鉄人が持っていた「ドライブ北海道」というガイドブックは2年前のものですが、その道路は書いてなかったのでした)


いい温泉でした!
朝の涼しい時間帯なのでアブもいません
(夕方は最悪と思われます)

脱衣場もなく板があるだけなので
さすがに天女は入浴出来ません

菅野温泉

ゴミ袋の窓なので
上の駐車場に停めさせてもらいました


外観のあまりのボロさに不安げな天女

その予感は的中しました!
玄関

「日本秘湯を守る宿」
日帰り入浴は10時からなので
30分ほど待たなくてはいけませんでした


実はほとんど何も食べずに来た2人
温泉よりダンゴの天女が
何か食べられますかと聞くと、
そばを作ってくれました。
車上荒らしにやられたと言ったからではないと思いますが
安かったです。
一番乗り!


中浴場

秘湯というより
まるで「幽霊屋敷!」


天井は・・・
大浴場

ここにだけシャンプーがありました


この岩から原泉が流れ込んでいます
奥の岩風呂

湯気でレンズが曇ってしまいました
一人分位の小さな浴槽ですが
これも泉質が違うようです


「温泉の成分が濃いから2時間位してから次の温泉に入ると良い」とご主人に教えられましたが、各温泉10分位の「カラスの行水」でした。
露天風呂


温泉はやはり露天風呂だよ!
という事で、はるばる本館玄関まで戻って
反対側まで行きましたが
ご覧の通り

お湯を入れている所なのでしょうか・・・
暖かくないし
これでは入浴は出来ません。
しかたがないので足湯をしました。


何日か後、
何処かで菅野温泉に入った事を話したら
「あそこは経営者が変わってから・・・」
と言っていました。
弁天の湯(貸切可能)
もう一度、玄関を通って階段を下りて
お化け屋敷に進みます。

左側の弁天の湯は「貸切可能」と書いてあり
運良く誰も入っていません。

という事で中から鍵をかけて
天女と「貸切風呂」を満喫!

途中で誰かが入口のノブをガチャガチャ
でも、諦めて違う所に行きました。


2か所から温泉が流れ込んでいました
女性専用温泉

誰もいないからと言って天女が撮影


いい感じの色です
玄関先

湯上り天女


玄関は一番奥
大浴場・中浴場等は左の建物
然別湖へ

菅野温泉の後は然別湖へ行って昼食



天女は地元の肉のかつ丼定食

菅野温泉で10時前におそばを食べましたが
あれは10時のおやつでしたから・・・
これがオショロコマ定食

オショロコマって
食べる前からおいしそうな呼び名です


天女を真似して「いっただっきま〜す!」
展望レストラン

原生林に包まれた然別湖の眺めも良好です


ライダーさんがとても多かったです
湖畔の散歩



湖岸に下りると足湯がありました
秋桜子の石碑

中年のおばさんが
「アキ・サクラコ」ってどんな人かしら?

正しい読み方を教えてあげようかと思いましたが
恥をかかす気がしたのでやめました。
気配りの人錆鉄人でありました。


然別湖に天女降臨!

山に登らないと時間が余ります。
という事で、
もう登山はやめて観光中心と言ったばかりでしたが
急に雌阿寒岳に登る事にしました。
この先は道路が狭いので走行注意です。

雌阿寒岳に続く

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