北海道 天女と一緒に一度だけ北海道に行ったことがある。 94年のサロマ湖100kmウルトラマラソンであった。 娘達も学校を休ませて一緒に出かけた。 その時はまだ天女の職場が3人で運営されていたから出来た事であったが、 95年の年末にヨーロッパ家族旅行をした後は 2人体制となった為に3連休以上の休みは望めなくなった。 登山や親孝行旅行に行くために 遠慮して金・土の休みをもらうにも皮肉を言われ おとなしい天女は辛い想いをし続けたのであったが、 3月31日をもって仕事を辞めたので 遂に長年の夢が叶う事になったのであった。 夢の!天女と一緒の北海道登山旅行! (8月3日改定) |
どうやって行くの | ||
06年に錆鉄人が行った時のように、新潟出港の便で苫小牧東港に上陸する便で行こうと考えました。 第一の理由は、敦賀発の便より北海道上陸が数時間早く、帰りも数時間早くなるという事です。 第二の理由は、敦賀便は大人気で1時間以内に予約がいっぱいになるらしいのですが、新潟便はそれよりは予約が取りやすいからです。 第三の理由は、2人で行っても高速料金は変わらないから、新潟便を利用したほうが交通費が数千円安くなるからでありました。 スケジュールは以下のように考えましたが、天気予報によっては方向や順番を変えて登ろうと思っています。 |
【フェリー予約】 新日本海フェリーの予約は2か月前からですが、8月8日金曜日の便は予約が集中するかもしれないと考えた錆鉄人は、安全策を取って1日余計に休むことにして、8月7日の新潟便で行く事にしました。という事で、6月7日赤目48滝や榊原温泉の旅行で帰って来てからの夜9時過ぎでも、無事に予約が出来ました。 ところが、帰りの16日の便のほうがもっと条件が厳しい事を忘れていた錆鉄人は、16日昼休みになった所で予約をしようとすると、すでに新潟便、敦賀便ともに満席で予約不能です。 ガーン!北海道に足止めされてしまった・・・とうろたえる錆鉄人ですが、そこは天女の助け!秋田便がかろうじて△マーク(残席小)! 慌てて予約をして無事に本土に帰ってくる事が可能となった訳です。ここで秋田港から新潟までの距離を計算すると250km余り、下道走行で約6時間なので、新潟までフェリーで行った場合と比べて、2時間は早く帰宅出来る上に、フェリー料金が8,000円安くなるので、ガソリン代と中条ICから高速に乗る差額(+600円)を考えても4,000円ほど安くなるのでありました。 まさしく金無し錆鉄人への天女の助けであります。 しかしながら、せっかく秋田港に上陸するのだから、憧れの大潟富士に登頂してしまおうとする所が、タイムパフォーマンスとコストパフォーマンスを重視する錆鉄人らしい所でありました。 |
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大潟富士 | ||
大潟富士は知る人ぞ知る、知らない人も知って下さい!という登山者憧れの名山であります。 高さは何と「3,776」mm と富士山と同じ数字! でも単位はミリメートルですから、たったの3m余り。 しかも、干拓で出来た海抜より低い水面からの高さなので、実際は海抜0mにも達しない山頂なのでありました。残念ながら三角点はありませんが、話のタネに登ってきたいと思います。 |
【錆鉄人の低山登山】 天保山(日本一低い三角点のある山) |
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天気予報 | ||
8月2日ウェザーニュースの週刊予報で9日の予報が出ました。 (午後2時の予報) 幌尻岳・トムラウシに近い富良野の予報では4日〜9日まで6日が晴れ後曇りなのを除き連日晴れ時々曇りです。従って、幌尻岳の渡渉も問題なさそうです。天気図を見ても、太平洋高気圧が張り出している状況なので、しばらく晴天が続くのではないかと考えられます。(実際は大陸からの移動性高気圧なのですが、太平洋高気圧と一体化して強固に居座る事を希望しています。) 8月3日ウェザーニュースの週刊予報で10日の予報が出ました。 富良野の予報はやはり晴れ時々曇り!天気図を見ると11日も同様な天気と思われます。(おそらく12日の羅臼岳まで晴天は続くと思われます!) 8月4日の天気予報も予想通り晴れ時々曇り。この日は道東なので網走の予報を見ると、何と曇り時々晴れ?アレッ?Yahoo天気予報を見ると、こちらでは晴れ時々曇りでした。都合の良い方を正しいと信じる錆鉄人でありました。 8月5日のYahooの天気予報でも、予想通り12日の網走も晴れ時々曇り!(しかしウェザーニュースは、曇り時々晴れ・・・) |
この時期は、天候の急激な変化はないと思われますので、出発時の7日夕方に天気予報を確認すれば、ほぼ予定が立てられると思っています。 8月5日夜の天気予報の状況では、羅臼岳までは予定通りに登山が出来ると思われます。 |
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8月7日(木) | ||
高速道路の事故などで到着に時間がかかると、乗船出来なくならないとも限りませんので、会社を1時間早退しようと思っています。 フェリー乗り場には1時間以上前に到着する必要がありますが、我が家から新潟港までは約400km順調なら約4時間半と考えています。 帰宅後、すぐ(17時半頃)に天女と一緒に新潟に向けて出発し、新潟で給油・コンビニ弁当を買いこみ、フェリー乗り場には22時頃に到着、新潟港出港23時50分のフェリーに乗ります。 |
2006年のお盆に行った時は1人だったので、車をフェリー甲板に駐車して客室に行った時は、どこも満室に近い状態でしたが、今回は天女が一緒です。天女は歩いて乗船出来る(運転手以外は歩いて乗船する)ので、壁際の場所を確保出来るのではないかと考えています。 (という事は別々に行動するという事なので、天女が迷子にならないかと、とても心配な錆鉄人であります。) |
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8月8日(金) | ||
夕方17時20分、苫小牧東港に到着します。 まずはトラックなどが優先的に下船するので、フェーリーから出るのは30分後の17時50分頃と想定されます。天気が良ければ幌尻岳登山口へ走りますが、苫小牧東港から数キロ地点のコンビニを逃したら、コンビニがなかったはずなので、ここで食糧を確保する必要があります。 この日は幌尻岳の登山口で車中泊。(約70km2時間走行) (以下は錆鉄人が考えた一番無駄のない百名山攻略法です。) |
お天気次第で、 (1)幌尻岳 (2)利尻岳 (3)羊蹄山 (4)羅臼岳 の何処かに行こうと考えています。 しかし、利尻に行くなら礼文島にも行きたいのですが、8月では花の時期が終わっているようなので、利尻は来年の7月に行く計画を立てたいと思っています。 |
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8月9日(土) | ||
早朝3時半に駐車場を出発して幌尻岳(赤字は百名山)を日帰りし14:30下山予定、トムラウシ温泉(青字は観光・温泉)まで走り(約150km、3時間半走行)入浴後、トムラウシの短縮登山口で車中泊 【幌尻川の雨量観測】 幌尻岳は渡渉の水量が問題なので、国土交通省が発表している「テレメータ雨量 幌尻(ほろしり)」で1週間前から雨量をチェック。8月3日はかなりの雨量を観測(1日で54mm)しましたが、4日午前2時の1mmを最後に雨量は検出されていません。(5日21時現在) http://www.river.go.jp/nrpc0304gDisp.do?mode= &officeCode=20817&obsrvtnPointCode=18&timeAxis=60 (URLは改行していますが続けて下さい) |
北海道の朝は早いので、基本的に早朝出発します。 トムラウシ温泉 |
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8月10日(日) | ||
この日も早朝3時半に出発してトムラウシを日帰り(11時半下山予定)し、北海道の秘湯の中でも1,2を争う(錆鉄人的にはですが・・・)然別菅野温泉に入浴! その後オンネトーまで走り(約160km、3時間半走行)夕暮れの神秘的なオンネトーを満喫、雌阿寒温泉「景福」に入浴後、すぐ横の登山者用駐車場で車中泊。 |
然別菅野温泉 オンネトー 雌阿寒温泉 |
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8月11日(月) | ||
夜明け前2時半に登山開始して雌阿寒岳の頂上でご来光、本当は阿寒富士にも登ってオンネトーに下り、道路を歩いて雌阿寒温泉に戻りたいのですが、後のスケジュールを考えてピストン。 早朝のオンネトーの写真を撮影後、斜里岳登山口まで走り(約105km、2時間半走行)、8時半頃から斜里岳を日帰り(下山1:00予定)。その後は羅臼に走り(約165km、3時間走行)オシンコシンの滝などを観光しながら、羅臼岳岳登山口のホテル地の涯に行き日帰り入浴し車中泊、無料露天風呂にも入浴予定。 |
知床五湖 羅臼観光(オシンコシンの滝など) 岩尾別温泉 |
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8月12日(火) | ||
早朝3時半に出発し羅臼岳を日帰り(下山10:00予定)。すぐに層雲峡まで走り観光(約215km、4時間走行)。さらに天人峡温泉(35km)へ行き羽衣の滝を観光し「天人閣」で日帰り入浴。 その後大雪山登山口へ行き、「湧駒荘」(秘湯を守る)に日帰り入浴、旭岳ロープウェー乗場手前の無料駐車場にて車中泊(約20km) |
層雲峡 羽衣の滝 天人峡温泉 天人閣 旭岳温泉湧駒荘 |
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8月13日(水) | ||
6:00出発の朝一番のロープウェーで旭岳に登り、下山(9:30予定)後は十勝岳登山口に走り(約60km)十勝岳を制覇(下山15:30予定)。 吹上露天の湯を観光し、吹上温泉白銀荘に入浴。 その後は富良野を観光。(但し、15日羊蹄山に登るなら観光せずに登山口まで約230kmを走ります。) |
吹上露天の湯 吹上温泉 富良野観光 |
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8月14日(木) | ||
予備日。札幌・小樽観光など 順調に消化出来ていたら、羊蹄山にも登ってしまいたいのですが、天女は観光のほうが良いと言っています・・・。 しかしながら、もう一度北海道に来て利尻岳と羊蹄山に登ることを考えると、この2山は非常に離れていて、コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも非常に悪くなるので、予備日の3日間で天気が良くて余裕があれば、天女も登山に同意してくれると思います。 羊蹄山に登った場合は二股らぢうむ温泉に入りたいと思っています。 |
未定 札幌・小樽観光 二股らぢうむ温泉 |
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8月15日(金) | ||
予備日。 天女効果で、予定の7山はまず間違いなく登山出来ると思っています。 |
未定 天下の名湯 登別温泉には入りたい |
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8月16日(土) | ||
予備日。 予備日が3日もあるのですから・・・ 羊蹄山に登ろうよ!(天女様) 夕方19:30、苫小牧東港からフェリーで帰途の旅へ。(羊蹄山からは約125km) |
錆鉄人1人なら、この日数があれば北海道の百名山9つを一気に登れてしまいます(11日トムラウシの後に雌阿寒岳に登ってしまい、12日は斜里岳と羅臼岳に登って稚内へ走り・・・)が、錆鉄人は既に登っているので、そんな禁欲的な登山をする必要がありません。 天女と一緒に温泉に入ったり(北海道の温泉は混浴が多い)観光をしたりしながら、余裕で北海道の山登りをしたいと思っています。(と言いつつも、結構ヒーヒーハーハーのスケジュールではありますので、普通の人は実行不可能かと思われます。) |
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8月17日(日) | ||
午後7時45分秋田港に到着。 北上して(約35km)大潟富士(3,776mm)に登頂。 その後ははるばると南下して自宅到着は21時頃。(約750km走行) |
総走行距離は観光も含め3,000kmを想定。ガソリン代は250リッター×180円=45,000円想定 8月に入ってまた値上がりしたので5円高で考えると+1,250円です。(普通の人の3か月分の走行距離でたったの1,250円です) ガソリン代が高いから、車を使わないという人が多くなったというニュースを聞きますが、車は持っているだけで年間30万円〜40万円の維持費がかかるのに対し、普通の人の場合年間一万km以下しか走らないのですから、その場合のガソリン代は年間185,000円(リッター10kmとして)と維持費の半分にしかなりません。増えたと言っても、年間で6万円位のものでしかないのです。 その程度の出費増が限界なら、もともと車を持たなければ良いのです。 しかしながら、錆鉄人の済んでいる田舎や地方都市では車は移動手段として絶対に必要な手段なのです。いわば、公共交通と同じなのですが、何十年も前の「車はぜいたく品」という建前の過剰な税金はおかしいと思わざるをえません。日本という国は本当に変われない、別の言い方をすれば既得権益にしがみついている国ですね。 たくさんのガソリン税を支払っている錆鉄人は堂々と抗議したいのでありますが・・・。せめて高速道路を無料化して、国土を活性化してはいかがでしょうか。 |
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予算 | ||
フェリー料金はお盆期間は通常と比べほぼ3割増しとなります。7月の海の日の前なら通常料金なのですが、その場合は5日も有給を取る必要があるので、高くて混雑する期間ですが、お盆を利用していくしかありません。 予算は交通費(フェリー・高速・ガソリン代)で約11万円と思っていましたが、お盆期間は帰りの割引がない事を忘れていました。従って交通費約12万円(内ガソリン代250リッター×180円=45,000円と想定)、その他は不明ですが、温泉は日帰り入浴10ヶ所位を想定、平均600円として12,000円、ただし入浴だけで泊まるつもりはありません、全て車中泊の予定です。 その分は北海道のおいしいものを食べても、総額20万円で収まる予定です。 |
この予定を消化したら、北海道の百名山の残りは利尻岳(もしかしたら羊蹄山との2山)だけとなり、来年海の日の前後で4〜5日(内2日はフェリー乗船、又は飛行機利用)の計画で実行出来ます。 【交通費の計算】124,250円(見込) 自宅−新潟港 高速7,850円+6,500円(400kmガソリン代) 新潟−苫小牧東 28,500円 苫小牧東−秋田 29,000円 秋田−自宅 高速8,800円(中条)+10,600円(650kmガソリン代) 北海道内走行+大潟富士行き 33,000円(約2,000km走行見込) |
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重大問題発生! | ||
忘れていました! ここまでスケジュールを考えていたら、4年に1度のオリンピックの年なのでクラス会を開催しなければならない事を思い出しました。万年幹事として、中学校3年と高校1年生のクラス会を合計で10回以上開催している錆鉄人なのでありました。 ウーム!大問題であります。特に中学校のクラス会は「今年はクラス会の年やで頼むぜ」などと言われていましたから・・・ クラスのみんなとの再会も楽しみですが、天女と北海道へどうしても行きたい錆鉄人です。(これからもお盆には孫たちが帰って来るはずなので、今年は北海道に行ける10年に1回、いや20年に1回の大チャンスだと思われるからです。) |
クラス会の案内なんかの事務は錆鉄人が行って、当日はほかの人にお願いして、北海道に行きたいと思ったのですが、頼んでみると「忙しくて無理だ」との事。第一に「あんた(錆鉄人)がいないと始まらないよ」と泣かせるセリフ。そして来年の正月にすればいいじゃんと助け舟を出してくれたので、そうさせてもらう事にしました。 でも、お盆だと思って案内を待っている人も多いと思うので、7月8日にお詫びと正月開催の案内を出しました。(北海道に登山に行くからというのは内緒ですが・・・) でも、11月にもう一度案内を出さないと、出欠の返事が集まらないかもしれません。 |