白神山地 暗門 金無し暇無し休憩無しがキャッチフレーズの錆鉄人は 観光といっても手を抜きません。 暗門までの道路が25日に解禁になると知った錆鉄人は 弘前城の桜見物に続いて 暗門まで足を伸ばす事にためらいはありませんでした。 暗門からの帰り、 カーナビを自宅に戻る設定をしたら 距離は1,050kmと出ました。 |
どうやって行くの | ||
ここまで、小岩井農場の一本桜、盛岡市内でじゃじゃ麺を食べ、石割桜を見物。午後は遠野観光をして、夕方には戻って花巻温泉日帰り入浴。高速に乗って岩手山SAで車中泊。 2日目は早朝に弘前城の桜見物をして、ここ世界遺産の白神山地の中心施設がある暗門にやってきたのでありました。 |
何と!マザーツリーを見ようと思ってやってきたのに・・・ 無情にも通行止めです。錆鉄人の事前チェックが甘かったというよりも、HPの情報の出し方に問題があったのではないかと思われます。 (写真は帰りに撮影しました) 観光客よりも、山菜採りのおじさん、おばさんが多かったように思います。 |
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暗門の滝へ |
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道路から南のほうに舗装道路が続いています。 |
道路からの取り付きには何も表示がなく ここまで来たら 暗門の滝へは通行止めの表示がありました。 その先の遊歩道を見てもぬかるんでいるだけ、 別にどうって事ないので無視して進みました。 (自己責任という事で・・・) |
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板のない橋 | ||
ところが、少し進むと橋を渡らなければならないのですが、橋の踏み板が外されていて、幅の狭いI型鋼の上を歩いて渡る必要がありました。しかも、型鋼の中央には踏み板を揃えるためか、棒鋼が溶接されているので、ちょっと歩きにくくなっています。 下は雪解けの水がゴウゴウと流れていて、9:10天女は撤退宣言! 錆鉄人は歩いて10分か15分で滝に着くだろうと思って、「じゃあ待っていて」と言って天女を置いて渡って行きました。(今考えると、クマが出てこないとも限らない場所だったのですが・・・) 左岸に渡って少し進むと・・・ 落石で補導は埋まり、その先は雪渓が遮っているではありませんか・・・ |
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次々に出現する雪渓、スノーブリッジ | ||
何処を通ればいいのでしょうか? 上は藪が続いて無理でした。 何とか途中の石を足場に向こう側に飛び移り 雪渓を上りました。 雪渓が柔らかかったから登れましたが 凍っていたら引き返すしかありませんでした。 いくつもの雪渓・スノーブリッジを 乗り越えて進みました。 |
雪渓の雪が柔らかければ それはそれで崩落が心配です・・・ |
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何処まで続くの! | ||
渓谷がすぐく狭くなっています。 という事は水深は凄く深いに違いありません。 |
高さ10m以上のスノーブリッジの上から 観光客には絶対撮れない写真です! スノーブリッジには不気味な割れ目も・・・ (危険はないと思いましたが) 第一の滝はこれかな?と思いましたが、 余りにも落差が小さいな・・・ 本物は少し先にありました。 |
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暗門の滝(一の滝) | ||
ストックも持たず、普通の運動靴の錆鉄人の前には、次々と難敵が現れ、頼みのロシナンテもいません。(って、ドン・キホーテですか!) 何度か引き返そうかと思いましたが、そんなに遠くではないと思っていたので、あと少しあと少しと思って垂直の雪渓に素手でしがみつき、運動靴でステップを付けて登り、慎重にスノーブリッジの上を通過する・・・を繰り返して進みました。 そして、遂に暗門の滝の一の滝に到着したのでありました。 途中で足跡を一つ認めたので、残念ながら錆鉄人が最初という訳ではないようでしたが・・・ (どうやら役所に依頼されて状態のチェックに来た人だったみたいで、案内所に写真が掲示されていました。) しばし雄大な第一の滝に見とれ、豪快な水音に聞き惚れていましたが、到着したのが9:32、天女が心配しているに違いありません。 |
さすがにこの先は諦めました |
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必死で戻る | ||
愛妻家の錆鉄人は天女が心配しているだろうと思って、スノーブリッジの上を除き、必死で走って戻りました。 ところが天女は案外ケロリとして待っていました。不死身の錆鉄人に対する厚い信頼でしょうか。 |
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温泉 | ||
戻って暗門温泉に入りました。 先客はいたようですが 下足置場には靴が一足もありませんでした。 という事は「貸し切り」状態です。 |
左のすだれの向こうは女性用露天風呂 このすだれに戸があって、 向こうからは開けられるとの事だったので 天女を呼んで混浴を楽しみました! (内緒です!) |
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世界遺産の証 | ||
ソフトクリームを買いました |
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案内所 | ||
戻る途中の風景 |
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ビジターセンター | ||
帰り道、ビジターセンターに寄りました。写真にある橋のような通路を通るのですが、建物の入口に真っすぐに行かず、遠回りしてしか行けないようになっています。こういう無駄は大嫌いな錆鉄人でした。 中はあまり興味をひくようなものはありませんでした。お昼頃だったので食事をしようと思ったのですが、食堂も有りませんでした。 |
何処で食事をしたか忘れてしまいましたが・・・ (多分、岩手山SAだと思います) |
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帰途 | ||
という事で、帰途についた訳ですが、弘前付近では渋滞に巻き込まれ、高速手前のあった道の駅のような所でお土産屋さんをぶらついたり・・・して、のんびりと帰りました。ETCの深夜割引を利用する為に、午前0時過ぎに高速を降りれば良いのですから。 |