08年3月16日



幕末の志士に多大な影響を与えた吉田松陰を生んだ萩
錆鉄人はずっと行ってみたいと思っていたのでありました。

そんなこともあって
10年以上前、すでに本格的なマラソンは止めていたのですが
5月3日午後6時から48時間以内で
山口市の瑠璃光寺を出発して山口県内を走って萩に行き
最後に萩往環を通って瑠璃光寺の戻るという
山口・萩往環250kmマラニックに出場した事がありました。

マラソン練習をしていない身には山に上る道路がほとんど走れず
それでも下りを頑張って100kmを11時間で通過したまでは良かったのですが
下りの頑張り過ぎで膝を痛めてしまい
それからの7時間でたったの25kmしか進めず
一緒に足をひきずって歩いていた人に誘惑されて
トップでリタイヤした苦い思い出の地でもありました。
ちなみにその彼は、翌年、
はるかに厳しいスパルタスロンを10回目の挑戦で初完走した!
とランナーズの記事に出ていました。

という事で、錆鉄人はあの時走れなかったゴールへの萩往環を
車で逆走して萩に入ったのでありました。




萩往環

山口から萩までの間は、萩往環とよばれる山越えの険しい道があり、道路もほぼそれに沿って走っています。峠に国境の碑の標識があったので、駐車場に車を停めて、階段を登りました。羽衣石城の階段登り以来、階段が嫌いになった天女は、わずか20段ほどの階段でしたが、行かないとつれない返事。


国境の碑

階段の先を右に曲がると、山道が現れ、
その向こうに傾きかけた石碑が立っていました。




夏木原

峠を下っていると、夏木原という所があって、ここも吉田松陰のゆかりの地です。


うどんのどんどん

という事で、ようやく萩市内へ。まずは「るるぶ」に出ていたうどん屋さん「どんどん」に行く事にしていました。コンビニなんかじゃなく(天女はコンビニ弁当は防腐処理がしてあるという事で毛嫌いしています。パンとおにぎりは食べますが・・・)何でもいいから地元のお店で食べたいという天女でしたが、まだ時間も早いのでほとんどの店は閉まっているのでで、単にここしか見当たらなかったという事ですが・・・。


早朝に起きてからここまで何も食べずに来たので、天女の高性能ナビは電源が落ちているかと思いましたが、緊急電源が起動して非常モードが働いていたのかもしれません。見事にカンバンを発見。
肉うどんとおにぎりで400円だったでしょうか?モーニングうどんのほうがお得だったのですが、メニューを見逃していたのでありました。それでも、コストパフォーマンス十分なお店でした。

最中


食後はるるぶで調べておいた無料駐車場に車を停め、エネルギーが満タンになって元気の出た天女と市内散策に出発しました。
西のはずれに萩城址があるので、そちら向かって歩きます。通りの両側には、なんとなく歴史を感じさせるお店がありました。

おいしそうな粒あんの最中を見つけた天女は、150円は安いと思って2個買いましたが、50円の張り紙の品はなく、最中は下の130円の張り紙でした。確かに紛らわしい張り紙でしたが、いかにも天女らしいエピソードに錆鉄人はニッコリ。とてもおいしくて(錆鉄人はつぶあんの饅頭が大好物です)十分130円以上の価値がある最中でした。



雛の展示

「ご自由にお入り下さい」とあるので無料です。


確かに歴史を感じさせる雛でした




武家屋敷

何だったか忘れたので武家屋敷!



萩城址




北門屋敷




高杉晋作宅

維新の群像が
入れ替わり立ち替わりです


木戸孝允旧宅

木戸孝允はすごい美男子だったとか



いよいよ松陰神社へ

やっと駐車場に戻って、
車で東の松陰神社へ向かいました



断腸血涙の絶唱



松陰幽閉宅

小さな家でした


松陰の教えを受けた偉人達
幽閉宅



講義室
幽閉の部屋



幽囚室は狭い
でも神棚は後で設置されたらしいです
松陰神社




工事中




工事中




工事中



風穴

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