西吾妻山(m) 西吾妻山は白布温泉から ロープウェーとリフトを使って手軽に登れる百名山ですが、 ロープウェーの運行は8時からです。 しかも、紅葉真っ盛りのこの時期は凄い混雑が予想されます。 車中泊の錆鉄人と天女は早起きなので 若女平ルートで西吾妻山に登り、 リフトの下を歩いて白布温泉に戻る事にしました。 下山途中には新高湯温泉があるので 日帰り入浴(ここではお試し入浴と呼ぶ)して 車に戻る算段でした。 |
どうやって行くの | ||
西吾妻山へは最も一般的な白布温泉から登る事にしていましたが、白布温泉での車中泊を検索してみると、クマが出ると脅されたという話があり、しかも夜間使用可能なトイレがあるかどうかも分かりません。 それで米沢市内または途中での車中泊で再検討、すると米沢市立病院の裏の河川敷駐車場で車中泊出来そうな事が分かりました。市内なのでコンビニで買い物するのも便利で、車の通りもほとんどないと思われる夜間なら天女の運転も可能だろうと考え、そこに決めました。 |
駐車場は市立病院の後ろの土手(道路になっていますが)を降りた所で200台位は駐車可能と思われました。しかも、トイレがあり夜間も照明が付いていました。(男子用はSWを付けて、使用後は消灯しました。)静かで良い車中泊場所でした。しかし、夏は若者のたまり場になってうるさいという説もありますので、参考にしてください。 なお、駐車場には一部照明がありますが全般に暗く、トイレに行く時は照明器具があったほうが良いと思われます。 |
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ロープウェー駐車場 |
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という事で、4時間に起床、トイレを済ませて河川敷駐車場を出発。白布温泉までの道路は狭い所があるのではないかと危惧していましたが、観光バスも通る道路なので問題無しでした。 白布温泉のロープウェー乗場は温泉街を越えた最奥部から左に上がって行きます。駐車している車は10台ほど、みんな登山者かと思われますが、車中泊で窓ガラスが白くなった車はありませんでした。 5:34 駐車場を出発。ここは開けた場所なのでヘッドランプは不要でしたが、山の中では必要かもしれないと思って持って行く用心深い錆鉄人でありました。 |
猿が車道をウロウロ (歩きながらシャッターを押したのでブレブレ) 登ると思われる左側の山のほうから しきりに鳴き声も聞こえています。 (ちょっと怖いなァ・・・) |
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登山口 5:45 | ||
登山口はロープウェー乗場から県道に戻り、白布峠のほうに100mほど進んだ所にあり、ちゃんと若女平登山口の表示があります。 写真のアスファルト道路の途中で左に分岐があって、その先に建物があったのですが、そこには表示がなく、どちらに行けば良いか分かりませんでした。錆鉄人はすぐ横の尾根を登るものと思っていたのでしたが、直感でまっすぐ進みました。(正解!) |
やがて林道になりましたが、 整備されていないので小川状態です。 |
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林道からの登山口入口 5:51 | ||
若女平登山口と標識があり安心しました |
予想していたのとは一つ向こうの尾根でした |
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不統一な標識の乱立 | ||
突然12/50が現れました |
少なくとも4種類の標識が乱立していました |
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天狗岩 6:24 | ||
岩はこれしかなかったので これが天狗岩かな?と思いました。 若女平ルートなので これを契機に天女岩にしては如何? |
ロープウェーの駅が見えます |
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秋を惜しむ花たち | ||
登山道 | ||
このような涸れ沢の部分が多かったです |
中にはこのようなぬかるみも! |
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巨木 | ||
「金小屋」「27/50」の標識 |
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龍崎 | ||
竜崎と書かれていましたが・・・ |
水場のような・・・ |
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山上の平原 | ||
やっと開けた所に出ました。 薄い氷が張っていました。 |
霜の首飾りをした葉 |
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地塘 | ||
木道 | ||
霜の降りた木道に足跡がありました。 我々よりも先行者がいたのかと思いましたが 小屋泊まりの人の足跡のようでした。 |
右に進んで西吾妻小屋の前を通って 西吾妻山に向かいました |
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西大巓 | ||
数年前、白布峠から往復した時は この西大巓経由で一旦100mほど下って 登ってきたので懐かしい感じでした |
頂上へは森の中へ入って行きます |
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西吾妻山山頂 8:52 | ||
天女の百名山も遂に90山 百名山完登が見えてきました! |
何も見えない頂上にいても仕方がありませんので・・・ |
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天狗岩へ | ||
天狗岩 | ||
蓼科山の山頂のような岩のゴロゴロした広場です | 頂上から結構歩いて来たように見えます |
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朝日神社 | ||
まず第一に神社にお参りすのが習慣です 後ろは飯豊山ですがアップで撮るのを忘れました。 |
昨日登った旭岳 (と思います・・・) |
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月山と鳥海山 | ||
神社の少し向こうに登山者がいたので そちらに行って話をしました。 これが月山だろうと思っていましたが その通り、右奥に鳥海山も見えています! |
3人は東京の山岳会の人達との事でした。 昨日は吾妻山も凄い強風で 一緒に登った他のパーティはほとんどが 縦走を諦めて下山したとの事でした。 紅茶を御馳走になりました。 |
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記念撮影 | ||
昨日とうって代わっていい天気です。 昨日とうって代わって快調な天女でした。 |
3人組とはひと足お先に出発しました |
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天狗岩 | ||
向こうからたくさんの登山者が 押し寄せてきていました |
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木道 | ||
残念ながら草紅葉というより枯草色 |
すれ違い困難な木道 後になるともっと大混雑だったに違いありません |
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登山道 | ||
このような結構険しい岩の積み重なりを下ります |
水場 吾妻神社の所で紅茶を御馳走になる時 お湯を沸かしながら「最後の水だ」と言っていたので 天女が遠慮していたら、 この先に水場があるから大丈夫と言われました。 この水場の事ですね。 |
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人形岩へ | ||
下山にはカモシカ展望台へ進んだほうが近いのですが、錆鉄人は人形岩に興味があったので、少しですが遠回りして行きました。一旦、これくらい登ります。 |
人形岩 10:31 どれが人形岩なの? |
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ぐるっと1周しましたが・・・ | ||
天女の疑問に応えるべく 愛妻家の錆鉄人はぐるっと1周しました。 |
が・・・ 錆鉄人は発想力が貧困な事が分かりました。 |
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リフト乗り場へ | ||
米沢盆地の遠望 |
右へ行くとかもしか展望台 左へ行くと人形岩です |
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リフト乗り場到着 10:57 | ||
この乗場の右下にトイレがありました。 女性用は混雑していたので時間がかかりました。 |
たまには錆鉄人も写りたい? この後ろから下に向かう踏み跡があったので それが下山道かと思いましたが、 一応周囲を探索すると・・・ |
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リフトと競争 11:07 | ||
トイレの右側に林道があって そこから下に登山道がありました。 |
天女がトイレに行っている間に 紅茶を御馳走になった3人組がリフトで下って行きました。 リフトとの競争は天女も好むところ! 負けじと走り下りました。 (右上が黒いのはデジカメを落として 羽根が戻らなくなったからです) |
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2つ目のリフト | ||
リフト中継所 |
リフトは遅いので簡単に追い越せます |
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3つ目のリフト | ||
天女の軽快な足取り まさしく羽衣を着て飛ぶように下ります。 |
これが3つ目のリフト乗り場 ここまで楽勝です! |
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天元台へ | ||
3つ目のリフトの下山口もリフトの下かと思い そちらを探しましたが違うようなので 左のスキーゲレンデを下りました。 かなりの傾斜です。 |
11:29 ロープウェー乗場に到着 天真爛漫な天女は大勝利に大喜び! (でも翌日は膝が痛いと言いていました・・・) リフト3本で1,050円、ロープウェーは650円 合計1,700円×2人で3,400円もセーブ出来ました! |
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下山道を間違える! | ||
下って来たゲレンデを振り返りました。 この辺りはちょうど紅葉が盛りでした。 |
ちゃんと地図を見れば良かったのですが・・・ この滑降コースを下山道と間違えて 降りてしまいました。 |
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紅葉 | ||
真ん中が若女平のお寝だと思います |
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失敗 | ||
途中で新高湯温泉に入る予定だったのに ロープウェー乗場の下に着いてしまいました。 しかも駐車した位置まで登る必要があります。 |
さすが紅葉シーズンです。 もう駐車場は上も下も満杯でした。 という事で、新高湯温泉へは車で上って行きました。 →新高湯温泉 |