【新穂高−槍ヶ岳−双六小屋−笠ヶ岳−新穂高】
槍から双六に行ったなら、ついでに笠も登ってしまおうという気分になります。
双六小屋から鏡平経由で新穂高に戻った場合が距離35km コースタイム18時間50分に対し
鏡平に下らず稜線を進み、笠ヶ岳に登ってから笠新道戻って新穂高に下山するとなると
距離41.5km コースタイム25時間40分
鏡平からの下山と比べて距離で6.5km、時間で6時間50分の延長となります。

弓折岳鞍部と笠ヶ岳の標高差は370m程ですが、
稜線でいくつもの小さなピークを超えるので、
累計では500m以上の標高差を稼ぐ必要があると思われます。
ところで笠新道は急登で有名で、コースタイムは往復とも長めの設定となっていると思われるので、
双六小屋から下山した場合と比べ、
錆鉄人的には行動時間の延長は3時間位で済みそうに思われます。
従って、
総行動時間は14時間程度に収まりそうで、
午前1時出発で途中での休憩を1時間に抑えれば、午後4時には新穂高に戻る計算となります。

林道歩きが1時間近くある事を考えると、
笠新道入口到着を最悪午後7時として、3時間もの余裕があり、
余程のことがなければ十分日帰り可能という計算が出来ます。

しかしながらこのコースの場合、
槍ヶ岳で御来光の時間帯となり、錆鉄人的には混雑を避けて逆コースで回り、
槍ヶ岳山荘でビールを飲んで下山にしたいところです。

クリア谷コース
地図を眺めると(眺めなくても知っているが・・・)
笠新道は笠ヶ岳から1時間近くも引き返すことになるのが厭な気分であり、
リア谷コースから登ってグルーンと一回りするほうがコースとしては自然である。
このコースだと、
距離 41km コースタイムは26時間25分(深山荘口からスタート)

しかしながら、クリア谷コースは増水時に通行できない事もあって通行者が少ないらしく
地図の上でも点線になっているように、登山道は荒れていて藪漕ぎになるようで、
錆鉄人の嫌いな
「登山靴びしょ濡れ事件」が発生してしまいそうである。
行くならこのコースで行きたい所ですが・・・
早朝にこのコースを登った人の記述では、
スパッツ位では駄目でカッパズボンを履かなくてはいけないとの事。
それでも錆鉄人の安物トレッキングシューズでは雨漏りは必至なので
カッパズボンを履いた所でびしょ濡れ事件は避けられません。
ウーム・・・
ゲルフジでも履いて登り、雷鳥岩でトレッキングシューズに履き替えるか
替え靴下を持って行って雷鳥岩で履きかえる必要があると思われます。

という事で、錆鉄人的には実行してみたいコースではありますが・・・
毎週のように登山をしていて「登山脚」があるなら可能と思われますが
現状の錆鉄人には夢でしかありません。
6月7月で登山脚の獲得を目指したい所であります。


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