蔵王山(1,841m) 蔵王といえばお釜が有名で 百名山に興味がない人だと 「あんなところに高い山はなかったぞ!」という事になる。 確かにお釜の展望台から辺りを見渡しても 1km程前方に僅かに高い盛り上がりがあるだけである。 良く見ると、その上に避難小屋らしきものが見える。 その左側にお堂のようなものも見える。 地図によるとあれが蔵王の頂上のようである。 という事でお釜を見物して頂上を目指した。 |
どうやって行くの? 磐梯山サービスエリアの午前0時半過ぎに到着し、すぐにビールを飲んで1時頃には車中泊した。だが、車内が暑くなって1時間余りで目覚めてしまい、ズボンを脱いだがまだ暑くて寝られなかった。 虫が心配だったが、結局我慢出来なくなって運転席と助手席とスライドドアの窓ガラスを少し下げ、さらに2列目、3列目の窓ガラスを開いたが、左側後の窓ガラスは開かない構造になっている事に初めて気付いた。初代のステップワゴン1号車は開いのであったが・・・ 風が通るのが分かって、すぐに社内の温度が下がったので、ようやく寝られた。 |
という事で3時間足らずの睡眠時間で4:30頃目が覚めて、4:45磐梯山SAを出発しました。白石ICで東北道を降り、コンビニで朝食を購入して、蔵王ハイラインを目指しましたが、非常に曲がりくねった道路が続きスピードは上がりません。デモ、早朝で対向車もなくアウトインアウトで出来るだけ揺れを少なくして天女が酔わないように配慮する愛妻家の錆鉄人でした。 | |
レストハウス駐車場 | ||
予想通り、有料道路の料金所に人はいなく、通過は自由でありました。有料の区間は短くすぐにレストハウスの駐車場に到着しました。車中泊している車もあるのではという予想に反して車は1台もありませんでした。 一応、百名山に配慮して登山靴をはいていると、バイクの音がしてレストハウスの前に停まり、すぐにお釜見物に行ったようでした。 7:00ちょうどに出発、まずはお釜の展望台へと進みました。 |
駐車場を上がった所がレストハウスで その横の階段を登ると お釜はすぐそこに見えます |
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お釜と頂上 | ||
レストハウスの階段を登った所からの景色。 お釜の左手「馬の背」を通ってなだらかに登れば蔵王の頂上「熊野岳」で、この写真では見えませんが、左には頂上にあると思われる社の屋根が見え、実後のほうには避難小屋が見えました。 |
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蔵王お釜 | ||
蔵王というとこの写真がなければ行ったことにならない「お釜」 錆鉄人は濃い緑色の湖面を見て感動すると思っていたのでしたが、天女は「草津白根のお釜のほうが印象的だったわ。」というのでちょっとガッカリでした。 駐車場から余りに簡単に見られる事が減点要因かも知れません。麓から数時間かかってフーフーになって登ってこのお釜を見たら、その感動はもっと大きいに違いありません。 |
7:12 静かなお釜見物を満喫 |
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登山道 | ||
バイクの青年はそのまま熊野岳には登らないようで、登山道を二人占めで歩きました。ほとんど登りらしい登りもありませんが、写真のように避難小屋まで柱が立っています。遊歩道のような所なので、一般観光客がガスにまかれて遭難するのを防ぐためだろうと思います。 |
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熊野岳頂上 | ||
頂上一帯はこのような感じです。 |
熊野岳頂上7:30 |
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熊野神社 | ||
例によって少ないお賽銭でたくさんのお願いをしました。 |
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コマクサ | ||
頂上から避難小屋に向かう右手はコマクサがたくさん生えていました。でも、花の時期は過ぎてしまって枯れている株ばかりでした。 しかし、天女効果でしょうか。まだきれいに咲いている株を見つけたのでありました。 |
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避難小屋とお釜 | ||
なぜ避難小屋が必要なのか分からないのですが、道路が整備されていない時には必要だったのかもしれません。 |
向こうの小高い丘が刈田岳 |
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刈田岳 | ||
登山道を戻って、レストハウスの下らずに、そのまま進んで刈田岳に登り(といっても階段を100段程上るだけです)刈田嶺神社にも御参りしてきました。 この頃になると少し観光客が来ていました。時間は8時を回っていましたので、彼らは「有料」で登ってきたのかもしれません。 |
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中尊寺へ | ||
車に戻って有料道路を下っていくと、やはり係員が立っていました。見覚えのない車だったのか、けげんな顔をして見ていましたが、お金は取られませんでした。(というか、下りの道路をそのまま通過しました。 次は中尊寺ですが、カーナビは元来た道ではなく、山形道のほうへ案内しましたが、たしかにそちらのほうが近くて急なカーブなく良かったです。 |
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