兼六園氷見を回って 白川郷ライトアップ
ダイジェスト版

09年2月10日〜11日

白川郷


出張の時駅で手にしたJRの旅のしおりに
白川郷のライトアップの写真が紹介されていました。

審美眼の乏しい錆鉄人ですが
その景色に魅了されてしまったのでありました。

となると、行動するしかありません。
が、白川郷は福井からは白山の裏側で結構遠いのです。
登山なら車を置いてピストンばかりでなので、
今回はぐるり周回をしようと計画しました。




どうやって行くの
金無し暇なし錆鉄人なので、出来るだけお金と有給はは使わないいつもながらの体を酷使し睡眠時間を削っての旅行です?
【10日】
10日は定時17時半に会社を出て大急ぎで帰宅。車の中を車中泊仕様に模様替えし、出発しました。天女の準備宜しく、新記録の帰宅後15分で走りだしました。これなら鹿児島港までの徹夜走行も15分余裕が出来そうです。
兼六園のライトアップは21時までなので、鯖江ICから高速に乗り、天女おにぎりを食べながら、金沢西ICまで走り(今日ばかりは燃費を無視して100km+で走行)兼六園へ。高速を下りた時は渋滞情報がありましたが、ほぼ解消していたので、20時前には到着。

金沢城、兼六園のライトアップを観光し、氷見の道の駅まで下道を走行、少し手前のコンビニでビールを買って車中泊。

【11日】
5時半にアラームを鳴らして雨晴(あめはらし)海岸まで行き、富山湾越しの立山連峰から昇る御来光を撮影。
「景色よりもダンゴ」の天女の為に、10時まで時間を潰す必要があるので(実は天女は「寒ブリに拘らないわよ」と言っていたのですが・・・)氷見近辺にいる必要があるので、まずは国指定の大イチョウを見に上日寺へ。
つぎに富山湾越しの景色が良いという阿尾城跡へ。駐車場からは急な坂道を登ります。天女はいつもこぼしますが、錆鉄人と一緒の観光はいつも苦しい登りがつきものなのです。
もう予定していた所はないので道の駅に戻りましたが、まだ9時だというのに観光バスやマイカーで駐車場はほぼ満杯。交通整理のおじさんまでいて、道の駅の中は観光客で一杯でした。鮮魚や海産物その他様々なもののお店が並んでいて活気にあふれていて、天女はおみやげを買いました。
以下は本文を参照願います。
金沢城ライトアップ
数年前(「利家とまつ」で百万石展かなにかがあった時)に駐車した市役所横の駐車場は公園になってしまっていたので、お城側道路の60分コイン駐車に駐車。駐車料金は500円と想定していたのに200円です。
1時間しかないので石川門まで走り、まずは金沢城を撮影。(かつて100kmマラソンまで走った天女のの脚力が衰えてきています!)

内堀には水がたたえられていて、数年前とはさらに復元が進んでいるようでした。係りの人にお願いして、ロープの向こう(警備の人がいる所)に行かせてもらって、堀に映る逆さのお城を撮影しましたが、焦っていたのかぶれてしまいました。


  →金沢城ライトアップ


石川門
兼六園ライトアップ
つぎに兼六園へ移動。
石川門のそばの入口は封鎖されているような感じで、お土産屋さん街の前を通って中に入りました。雪はなくてもさすが!

駐車時間を気にしながら回りましたが、兼六園は無料解放で、駐車料金も200円で済んだので経済観念の発達している天女は大満足でした。
たくさんの人が監視員?として立っていて、声をかけて下さったのが、さらに好感度を増しました。

おにぎりを食べながら高速を走ったので何も食べる必要もなく、使ったお金は駐車料金の200円のみという錆鉄人好みのコストパフォーマンスの高い観光でした。


  →兼六園ライトアップ


天女にライトアップが必要でした!
雨晴海岸からの立山連峰
有名な構図の雨晴(あめはらし)海岸からの立山連峰。
天気予報では夜半から昼頃まで晴れだったので、きれいな御来光が見られると思ったのですが・・・

でも、紅く染まった雲をバックに剣岳のシルエットもなかなか良かったです。
ここは弁慶岩観光駐車場があり、20台近く駐車出来ますが、近所の人が駐車しているのか、撮影者以上の車の数だっとように思われました。
他に500mほど海岸沿いを氷見市側に行った所に、雨晴海岸海水浴場の駐車場があり(錆鉄人も最初はここに駐車)、こちらから撮影していた人も10人以上いたのではないかと思われました。


  →雨晴海岸からの御来光


少し遅れて雲の上から御来光
中には海の中に入って撮影する人も!
上日寺
上日寺は祇園精舎ならぬ銀杏精舎と呼ばれているとか・・・、巨木好きの錆鉄人なので国指定の天然記念物になっている大イチョウを見に行きました。
樹高36m根回り12m、秋に採れる銀杏は1,000リットルにも及ぶと書かれていました。

その他、境内は湧水や竜神池、たくさんの石仏など見どころがたくさんあり、天女は大満足でした。

このあと、富山湾に浮かぶ北アルプスの眺めが素晴らしいという阿尾城跡へ行きましたが、雲で山は見えませんでした。
という事で、道の駅に戻りました。


氷見海浜植物園
目的の食堂は海寶だったのですが、錆鉄人は「カイホウ」という言葉だけを記憶していました。車中泊した道の駅に「海宝」という食堂があり、これだとばかり思っていましたが、そこは10時から開店との事で、まだ1時間近く時間がありました。道の駅にパンフレットがあって、「入場無料」の植物園が9時開場との事、入場無料なので天女も異議なし、車を走らせました。

少し走ると「海寶はこちら」という案内板があり、「あ!行こうと思っていた食堂はここだ」と分かり、もうやっているかもしれないと思い案内に従って行きましたが、ここも10時からでした。
という事で、ふたたび植物園に行こうとしたのですが、カーナビに植物園が載っていなかったので、博物館がそうかと思って行ってしまいました。その後もうろうろしてやっと見つけました。

常に勉強熱心な天女は、見たこともない植物を熱心に見物するのでありました。


ブーゲンビリアの花
氷見「きときと」寒ブリ
実は、天女は白川郷のライトアップよりも、氷見への寒ブリ旅行のチラシ激しく反応!
「行きたい!」

勿論愛妻家の錆鉄人は計画に入れましたが、チラシに載っている旅館の料理は5,000円はするだろうな・・・と言いながら何処にしようかと眺めていると、「そんなに高い所はいかなくていい」と天女のお言葉。
「安くておいしい」を探すのが錆鉄人のポリシーなので、早速検索して、魚市場の中の「海寶」を発見。氷見漁港にその日に揚がった魚を食べさせてくれるという庶民的なお店です。朝食はここに決定!
という事でしたが、カーナビで食堂を検索しても出てこなくて、道の駅の車中泊して、トイレに行ったら案内板にレストラン「海宝」があり、「なあんだ、道の駅の中に移動したんだ!」と思っていたのでありました。

ところが、道の駅がオープンして中に入ると、メニューも錆鉄人が事前に得ていた知識と違っています。が、それも、道の駅のお客さんに合わせて、リニューアルしたのだろうと考える素直な錆鉄人でした。

時間潰しで植物園に行ったお陰で、本当の「かいほう」海寶さんで食事する事が出来ました。
中船定食1,800円と台船かぶす汁定食1,100円、それに単品で(天然)鰤刺身(2,000円)を注文しました。(以下は別途アップ予定)


単品の鰤の刺身 2,000円!
山形牛並みの高級食材なんですね!
瑞泉寺
白川郷に行く途中、夜までには時間があるので時間潰しに立ち寄る事にしていました。井波彫刻の発祥の建築との事です。


平村温泉ゆーらく
ダムの上にあって眺めが良さそうな温泉なので、ここに入ろうと決めていました。山の中なので混んでいないだろうという所もミソ。

ところが、駐車場はほぼ満杯!50台は軽く越えていました。
うわー!洗い場のない位かも・・・と思って入ってみましたが、温泉には5〜6人しかいません。
おかしいな〜、と思っていましたが、あとでその原因が分かりました。

露天風呂で一緒になった人と話をすると、高岡から下道で50分位とか。温泉にはいるだけの為に往復100km近いドライブをするのですから・・・・錆鉄人は多目的な旅行ですから、コストパフォーマンスは高いと自慢出来そうです。
ここは長めが最高!泉質は大野沢温泉がお勧めとの事でした。富山ICから神岡に行く途中にあるので(富山ICからそんなに遠くはないのですが)錆鉄人的には通り難いルートです。


露天風呂からの眺め 最高!
五箇和紙の里
仕事を辞めたとはいえ、和紙に対する興味と情熱の衰えない天女の為に、愛妻家の錆鉄人は五箇和紙の見学を計画しました。(これも単なる時間潰しでありますが・・・)
天女は一度行った事があると思うと言っていましたが、「五箇和紙」の名前だけは記憶していても、どういう所だったかは記憶していません。人間と違って天女のリフレッシュモードは強烈ですから、常に新鮮な感動が生まれるのでありました。


ほぐし絵の為の画帳を購入
白川郷
今回の最大の目玉!
張り切って最後の目的地に向かいました。
渋滞の嫌いな錆鉄人は、交通規制があるので駐車場が満杯になる前に行って、夕暮れまで時間を潰す作戦を実行したのでありました。

ところが・・・
渋滞がないのは良かったのですが、交通規制もなく、合掌集落の中心部へ車が入って行けてしまうのです。
脳天気な錆鉄人は「まだ時間が早いから規制しないんだ!ラッキー」とばかり駐車場の空きスペースに駐車しました。
さすがに世界遺産!越前和紙の里通りと違って、次から次へと人が湧いてきます。


出来るだけ雪のある所を撮影
白川郷
さて、白川郷には3時15分頃に到着。
錆鉄人は暗くなるまでお昼寝をするつもりでしたが、海寶で食事を終えたのが11時少し前、もう何も食べられないと言っていた天女でしたがお腹が空いてきたらしく、「その前に何か食べましょうよ」と言うので、ちょっと歩いてみました。
ところが、さすがに世界遺産の白川郷。お土産だけでなく、「食べ物まで世界遺産価格」である事を見てとった天女は、「飛騨牛コロッケが1個250円もするなんて!」と憤慨するのでありました。「きっと飛騨牛が少し混じっているだけに違わないのに・・・、スーパーなら5個も買えるわ!」「五平餅だって餅を搗いたんじゃなくて、焚いたご飯を棒に付けて焼いただけだろうから・・・」
それが観光地価格というものだから・・・と思う錆鉄人でありましたが、天女の食い気は完全に消滅してしまったのでありました。(何と理性的な天女でありましょうか!)
違う土産物屋さんに行って、「今日、ライトアップはあるんですか?」と聞くと「今日はないよ」との返事!
ガーン!
何と!休日なのでライトアップするものだとばかり思っていたのでしたが、しかたなく諦めた錆鉄人は「サッカーの試合を応援せよ!」という神の声だと考えました。
白川郷には2人とも何回か来ているので、少し観光して出発しました。夕方になっても次々に川向こうの駐車場から観光客が押し寄せてきていました。


値段も世界遺産!
観光地のそばやうどんってこんな値段かも・・・
帰路
外を歩きまわって身体が冷えた天女は、「何処かで(世界遺産価格じゃない)何か暖かいものを食べようよ」と言っていたのですが、錆鉄人のサッカー観戦のために我慢してくれて、19時半過ぎに帰宅。(車の暖房で暖まったからとも言えますが・・・、善意に解釈して感謝する愛妻家の錆鉄人でありました)

錆鉄人の熱烈な応援の甲斐あって、強豪のオーストラリアに0−0の引き分けとなり、ワールドカップ出場に半歩前進。(甲斐なく?かも・・・)
天女はいそいそとラーメンを作り(ご飯を焚いていないので)、さらに五平餅の敵とばかり餅を焼いて醤油を付けてノリを巻いてくれました。(「つけ焼き」と言いますが、錆鉄人の好物です。)

という事で、とりあえずこのダイジェスト版をアップしました。詳細なレポートはそれぞれの項からリンクします。(近日作成予定)



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