環境を考える・・・次の世代のために
『自然は祖先から譲り受けたものではなく、子孫からの借り物である』。アメリカ・ナバホインディアンの言葉です。

地球温暖化大気汚染土壌汚染地下水汚染オゾン層破壊・・・環境を真剣に考えたとき、行動せざるを得ないことに気がつく。けれどもあまりにも深刻な現状と個人の限界にめまいを覚えるのは自分だけだろうか。識者は百年以内に人類は滅びると考えているらしい。自分もかなり以前から、このままでは人類は滅びると考えていた。それは原子力の死の灰ではなく、致死性がなくても一人一人が排出せざるを得ない汚染物質の蓄積によるだろうと考えている。
私たちは、次の世代のためにきれいな地球を手渡す義務があると思います。
  ○ペットボトル太陽熱温水器の製作方法
    05.02.27 ペットボトル太陽熱温水器の解体をしました
  ○今立省エネ共和国ホームページ
    今立町のサーバーにある情報に、市民共同発電所の会の情報などが追加されています。
  ○家庭で出来る省エネ
  ○環境と真剣に取り組んでいる人たちの話

今時貴重な薪で焚くお風呂
我が家のお風呂は結婚前に場所を移転してリフォームしたもので
使用年数は25年を越えていた。

今立町環境基本条例


今立町環境基本条例制定懇話会に公募委員として参加し、
素案作成のメンバーとなり論議を重ね提言書となりました。
上記のナバホインディアンの言葉を前文に取り入れています。
   公募委員の応募原稿

   提言書案

その後、町や議会での検討の結果、
一部修正が加わりましたがほぼ提言書案通りに成立しました。
       今立町環境基本条例


平成14年7月環境基本計画策定の公募委員の募集があり応募しました。
   公募委員の応募原稿


ペットボトル太陽熱温水器の解体
作ったものはいつかは使用出来なくなり処理する必要がある。
ペットボトル太陽熱温水器もしかりである。
我が家の環境(朝8時に日光が当たり始めて午後3時には当たらなくなる。)では
もともと温水器はその効果を発揮出来ないことは分かっていたが
新エネ委員会の公募委員として参加していて
ペットボトル太陽熱温水器を提案した張本人だったので、自分がするしかないと思って作った。
そして、それは思わぬ脚光を浴びる事になり、朝日新聞やPHOTという雑誌に載ったりした。
政策にかかった費用は試行錯誤を含めて約5万円位で征s買う時間は延べ数十時間、
新聞に出て問い合わせがあったので資料を作り送付したりもした。
実際に使用したのは、延べ数十日にしかならなかった。
朝仕事に出る前に水を入れるのが面倒であったこともあるが、
我が家の環境が太陽熱利用には不向きだったことが大きく、
父がいた時は、夕方水をお風呂に入れてくれたのでまだ利用出来たが、翌年夏急死したので利用しなくなった。
それでも、小屋に保存していたが、邪魔にもなる上に、
そのうちに燃えないゴミの収集も有料になるかもしれないので処分することにした。
ペットボトルではあるが、表面を黒く塗装しているのでペットボトルの日に出すことは無理なので
4つに輪切りしたものをさらに4つに切って小さくして燃えないゴミの日に出すことにした。
ペットボトル13本のユニットが5つと、予備のペットボトルが50本ほどもあり、
解体して細かくする処理だけでも数日もかかった。
そういう事なので我が家の場合、ペットボトル太陽熱温水器のエネルギー収支は大赤字と終わった。
膨大な時間は趣味の時間だからしかたがないにしても
ペットボトルを再利用した場合よりもエネルギー収支が悪かったのではないかと思われる。
そういう面で、様々な新エネルギーの取り組みがされているが
本当にエネルギー収支が合うのか、検証が必要であると思う。
特に小規模の風力発電の場合は問題が多いのではないだろうか。


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